第5話(1)ヤンデレとデートとか怖そう(小並感)

さて・・・どうしたものか。

今俺がいるのは遊園地だ。照美と、俺と謙の3人で来てるんだが・・・


(なんで俺は遊園地で1人誘拐されてるんだ!?)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時は遡り、先週の金曜の昼休みになる。


「ねぇ、赤羽君?」

「ん?どうした照美?」

「こ、今度デートに行かない?」

「えっ、いやその日は筋トレが・・・」

「成士、言ってやれよ。」


そう言ってポンと肩を叩くのは謙。っていうかお前ちゃっかり一緒に行きたいだけだろ・・・。


「わかった、わかった。行けばいいんだろ、行けば・・・」

「決定だね!!」

「何時に駅集合にする?」

「俺とのデートなんだよな!?」


おい、お前ら二人で色々決めるなや・・・。なんてことを思いつつ、当日を迎えた。


そして、当日になって、俺はお化け屋敷に行った。すると・・・


「なに、あのイケメン!?」

「ちょっと逆ナンしに行きましょうよ!?」

「ちょっ!?私も行くわよ!」


的な感じで、お化け屋敷に入った瞬間、人目を逃れて犯行ができるようになり、いつの間にかどこかに俺は連れ去られていた。


「ここは・・・どこだ?」


「久しぶりね、可哀想な成士君?」


そこに居たのは、俺の元カノであり、説明するのも面倒くさいようなクズ女だった。

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