第二話 目利きの時間


「使用人の生徒はこちらのフロアにて待機してください」


 女性スタッフの指示するフロアへ入ることに。

 この扉の奥に、せつたくし合う使用人たちが集まっているみたいだ。


 深呼吸して扉を開けると、中で待機していた生徒達から注目を浴びて一斉ににらまれる。

 気の弱い生徒はこの段階で委縮してしまうはずだ。

 どうやら、戦いはもう既に始まっているみたいだ。


 使用人の数はざっと四十人ぐらいかな。

 男女比は七対三といったところだろう。


 一言も話さずに険しい顔で立って待機している使用人たち。

 この張り詰めた空気は、体感したことのないものとなっている。


 やはりこの上流学園である星人学園に選ばれた生徒たちなだけあって、見るからに優等生な人たちが多い。

 中には金髪の不良みたいな男子生徒も紛れているが、そういうイレギュラーな生徒は浮いてしまっている。


「どうぞ」


 フロアスタッフから二つの資料を渡される。

 片方は主人のデータが書かれている資料であり、もう一つは使用人のデータが書かれている資料。


 使用人のデータを見ると、顔写真が載っており、プロフィールには実績が書かれている。

 スポーツの選手名鑑のような資料でちょっと面白いかも。


 多くの生徒が、使用人育成の塾や育成学校を経ているみたいだ。

 中等部は二年前に新設されたばかりなので、中等部上がりの使用人の生徒はまだいないみたいだな。


 他にも柔道の県大会で一位だとか、コンクールで金賞等の実績の情報が書かれているけど、俺は真っ白。

 使用人を目指していたわけでもないし、表彰台に立ったことなんてない。

 まぁ、これからの学園生活でこの空白を埋めていけばいいんだ。


「ちーっす! ちっちちーす!」


 この張り詰めた空気をぶち壊すように、場違いの陽気な女生徒がフロアに入ってくる。


 小柄な身長の女性であり、とても優秀そうな人には見えないな。

 黒い制服を着ているので、彼女も使用人のはずだ。


 だが、使用人たちは彼女を追い出すように睨む。

 彼女も俺と同様にけんせいを受けている。


「あれ、場所間違えた?」


 女生徒はフロアの入り口で入ったり出たりを繰り返している。

 わたわたと歩いているところを見ると小動物みたいで可愛かわいいかも。


「ここが使用人の待機フロアだぞ」


 女生徒は困っているようなので、声をかけてあげた。

 使用人とも仲良くしておいた方がいいだろう。情報の共有が可能になるしね。


「そうやんそうやん、やっぱりここが待機場やんね。あまりにみんながピリついてるからフロア間違えたんかと思ったで」


 資料を見ると、関西弁で話す女生徒はしばさきまいと書かれている。

 俺と同様に使用人経験は無いが、実績にはハーバード大学卒業、一流経営コンサルタント、R-1グランプリ二回戦進出とあり、明らかに経歴を詐称している。


 何で高校生なのに大学を卒業したことになってんだ……

 こんなふざけた生徒は他にいない。イレギュラーな人みたいだな。


 掲載されている顔写真も何故か鉄バットを持ってオラついている。

 これは関わってはいけないヤバい生徒だった。


 データはあくまで自己申告制なので、経歴詐称も可能だ。

 でも、その虚偽が判明した場合に主人からの信頼がガタ落ちするので、誰も詐称には手を出さないはずなんだけど……


「それよりも、急に話しかけてきたりしていきなりナンパかいな」


「いや、困ってたみたいだから」


「うわー何やその口説き文句、おまいさん一流の使用人じゃなくて一流のナンパ師でも目指しとんのか?」


 何なんだこの人は……果てしなくうざいぞ。

 顔は可愛いけど、やたらおしやべりだしマイペース過ぎる。


 こんなヤバい人に目を付けられてしまうとは最悪だな。

 まさか良いことをして悪いことが起きるとは、因果応報の理論が崩れているぞ。


「でもウチに声かけるとかあんた見る目あるやん。連絡先ぐらいなら交換してもいいで」


「電話番号は119です。電話してくれたら、かかってきた番号登録するんで」


「電話番号短っ! しかもそれ消防車呼ぶ時の番号やん! 電話したらウチ消火されてまうやん! 水かけられて、ふええ~とか可愛い声出してまうやん!」


 わめく柴崎を見て、舌打ちをしている使用人の方々。


「うるせーな殺すぞって目でみんな睨んでるよ」


「いやいや、あの女の子、俺の元カノに似てるな……的な目やん」


「どういう目だよっ!」


 あかんあかん、こいつと話してるとつられてツッコミを入れてまうやん。

 俺の心の声も関西弁になっちゃってるやん。


「やけに騒がしい生徒がいると思ったら君たちですか……無実績であり未知数な使用人というのは」


 急に高身長のイケメンから話しかけられた。

 見るからに優秀そうな使用人だな。


「ど、ども」


「荷物をまとめて帰った方が良いですよ。ここは君たちのような中途半端な生徒が関わっていいゾーンではないです。傷ついて痛んでゴミになるだけですからね」


 どうやら、この使用人はうるさい俺達に警告と挑発を同時に与えてきているようだ。


 資料を見ると、この男はかきたにけんという生徒だ。最初のページの先頭に載っており、実力テスト全国三位、フェンシング国際大会優勝など枠に収まり切らないほど実績がある。


「それで僕のクオリティーがわかっていただけましたか? データは前評判のランキング順になっています。僕はトップで君はワーストです。完璧なる天才、パーフェクトジーニアスと呼ばれる僕の忠告は聞いた方がいいですよ」


 髪をき分けながら語る柿谷。

 どうやら彼は新入生の中でも学力、身体能力共にトップのようだ。

 他の生徒とは異なり、自信にあふれている。


「俺だってエクセレントマーベラスって呼ばれてるけど」


 誰からも呼ばれたことはなかったが、パーフェクトジーニアスへ対抗してしまった。

 家に帰ったら凛菜にでも呼ばせて事実にしておこう。


「ウチも新しい口内炎を生み出し続けるのはこの女、笑いのニューウェーブ柴崎舞亜って呼ばれとるで」


「……ふざけた人たちですね。迷惑だけはかけないでくださいよ」


 俺と柴崎の抵抗はむなしく散り、柿谷はゴミを見るような目で俺達から距離を置いた。


「そろそろ始まるみたいやな」


 主人の生徒がぞろぞろと同じフロアに入ってくる。

 使用人の生徒とは異なり、何人かの生徒は和気あいあいとしている。

 先ほど見かけた大金持ちの三神という生徒もいれば、金髪のグラサン女さんも拳銃ガールの姿も確認できる。


 これから行われるのは、目利きの時間という行事だ。

 使用人が自己PRやパフォーマンスを披露し、主人たちが雇う使用人を選定する。


 新入生の場合は仮契約期間というものが存在する。

 使用人の能力が不確定であり、主人にも使用人を見極める目が育っていないため、四月の間は仮契約という形で使用人を選ぶことになっている。


 来月頭に本契約が行われ、そこで仮で契約した使用人を変更するか継続するかを選択できるという形だ。


「一年四組の担任である松坂です。これから目利きの時間を行います。前半は使用人による一人一分のアピールタイム。後半は十分のフリータイムという流れとなっています」


 スーツを着た大人の女性が主人の生徒達に向けて説明を始める。

 彼女はスタッフではなく教員のようだな。


「アピールタイムの順番は事前にこちらで決めてある。名前を呼ばれた者は前に出て自由にアピールしてくれ。一番目はすぎもとゆう、壇上に上がれ」


 松坂先生は俺たち使用人に向けて話した。

 どうやら主人の生徒には丁寧語で話すが、俺たち使用人にはへりくだることはなく先生らしく話すみたいだ。


 トップバッターでなくて助かった。

 他の人のパフォーマンスを見て参考にしよう。


「楽器の演奏が得意です。ヴァイオリンではコンクールでも優勝しました」


 そう宣言してヴァイオリンを弾き始める杉本君。

 実績や学歴は資料のデータに書かれていることもあり、資料では伝わらない楽器演奏の技術を披露しているようだ。


 お金持ちは芸術をたしなみがちであるため、音楽センスがあることは大きなプラスになる。


 演奏が終わると主人たちから拍手を浴びせられる。

 平凡といった評価かな。


 次々と流れるように使用人たちがパフォーマンスを披露していく。

 六か国語話せますと言葉だけで自己PRをする者や、バク宙を決めて身体能力の高さを見せる者もいた。


「次はくさかべづき、壇上に上がれ」


 次は高身長な女生徒。

 容姿だけ見れば主人の生徒と遜色ないほどれいだ。


 長い髪を結んでポニーテールになっている。

 スタイルも良く、モデルみたいな人だな。


「力なら誰にも負けない自信がある。今から草壁家に伝わる奥義を披露しよう」


 力の強さを宣言した草壁。

 フロアの隅に置かれていた机を簡単に持ち上げている。


「まずは台パンだな。ゲームセンターでキレた時に発動する」


 机を殴って真っ二つに粉砕する草壁。

 早く誰かあいつを出禁にしろよ。


「次は壁ドンだな。好きな人に告白する時に発動する」


 壁を殴りひびを入れる草壁。

 あんなパワーで脅されて告白されたらイエスとしか返答できないだろ……

 恐ろしい奥義だ。


 だが、これではアピールが逆効果だ、すごいよりこわいが強い。

 しかし、先ほど絡んだ拳銃を持っていた主人だけは、草壁のパフォーマンスに目を輝かせている。

 草壁のパワフルさにかれたのだろうか……


 とりあえず、あの草壁という人には歯向かわない方がいいな。

 下手すれば死んじゃう。


 想像していたよりも、みんなのパフォーマンスは一芸に近いな。

 一芸なら俺も負けない自信はある。

 俺の番が回ってくるまでに下準備をしておくか。


「次はにしきミル、壇上に上がれ」


「かしこまりました」


 丁寧な口調で指示に答えた錦戸さん。

 まるでロボットのような話し方をしている。


 段差の前で一時停止し、ぎこちない動きで登った。

 本当にロボットみたいな動きだ。


 整った顔立ちの可愛い女性だが、何だか動きが不気味だ。

 先ほどの草壁もそうだけど、使用人にも変わった生徒は多いみたいだ。


「主人がピンチになった時はロケットパンチで相手を撃退します」


 腕を放出して飛ばした錦戸さん……

 いやガチモンのロボット!?


 何でみんな平然と見てるの!?

 使用人にロボット紛れ込んでるぞ!?


「ナイスパンチだミルたそ~」


 主人側の男子生徒の一人が拍手と歓声を送っている。

 ちょっとこれは理解に苦しむぞ。


「おい柴崎、何でロボットが紛れ込んでんだ?」


 俺の隣でうとうとしていた柴崎を揺らして抗議することに。


「そりゃ、ロボットの一体や二体紛れ込んでても不思議じゃないやろ。ペッパー君だって今じゃそこら中にいるわけやし」


 お金持ちの学園ではロボットが紛れ込むことは不思議ではないのかもしれない。

 まぁ技術が日に日に向上する現代で、使用人ロボが現れてもおかしくはないか。

 いやおかしい。


 それにしても、間近で見なければ人間と区別ができないほどの精巧さだ。

 あのロボットのクオリティーは確かなものだ。


「次は柿谷賢人、壇上に上がれ」


 自称パーフェクトジーニアスさんの出番のようだ。

 これは見物だな。


 白い机を持ち出す柿谷。

 その上には大きな氷の塊が置かれている。


 布に巻かれた棒状のものを取り出し、布をするすると外していく柿谷。

 現れたのはサーベル。

 この学園の人は銃刀法違反という法律を知らないのだろうか……


「はぁあ!」


 サーベルで氷の塊を素早く何度も斬りつける柿谷。

 時間が限られているため、その表情は必死だ。

 実績の通り、剣術が得意なようだ。


 斬られた氷は見事に星の形になる。

 派手なパフォーマンスに、主人たちから黄色い歓声が聞こえてくる。


 容姿も優れていて、実力も兼ね備えている。

 一番人気なのは間違いないな。


「これがパーフェクトなパフォーマンスですよ片平君。僕の後の順番とはアンラッキーですね、何をしても僕のパフォーマンスと比べられてしまうのだから」


 見下した表情でべらべらと語ってくる柿谷。

 友達少なそうだなこの人。


「時間に追われて焦ったパフォーマンスを見せるのは、主人からしたらマイナスなんじゃないかな? 俺なら制限時間を増やして余裕を持ってパフォーマンスを披露するけど」


「……制限時間は限られています、不可能なことは言わないでください。強気に出たかと思えばただのたわごとでしたか」


「パーフェクトでジーニアスな柿谷には不可能かもしれないけど、エクセレントでマーベラスな俺には可能かもしれない」


「な、なんだと……」


 俺の発言を聞いて顔をこわらせる柿谷。

 俺は不可能を可能にしそうな男だからね、制限時間を増やすことなど造作もないって。


「次は片平遊鷹、壇上に上がれ」


 そして、俺の番が回ってくる。

 後半に呼ばれたおかげで準備は不備なくできている。

 隣で見ていた柴崎の手を引いて連れていく。


「ふっ、何をするかは知りませんが恥をかいて終わりですよ」


 腕を組みながら俺をあざわらう柿谷。

 俺にプレッシャーを与えて動揺させる作戦だろうけど、緊張して下手なミスをしでかすほどメンタルは弱くない。


「先生、柴崎舞亜さんと一緒にパフォーマンスしていいですか?」


「……いいだろう、パフォーマンスの人数に関するルールは無いしな。二人の時間を合わせてパフォーマンスの時間は二分とする」


「なに!?」


 有言実行した俺の姿を見てきようがくしている柿谷。

 一人一分の持ち時間と先生が説明していたので、二人で出れば二分になる可能性は大きかった。作戦成功だ。


「ウチと何すんねん」


「俺がマジック披露するから、主人という名の観客を盛り上げてほしい。実績を見る限り、お笑いとか得意なんでしょ?」


「得意っていうか生きがいみたいな? ウチに任せんしゃい」


 お笑いというワードにピンときた柴崎は、親指を立ててくる。


「始めだ」


 先生からの合図で二分の時間がスタートする。

 壇上に並んで立つと、柴崎が悠長に口を開き始める。


「どもども~、これから片平君がマジックを披露してくれるみたいなんで、事前に種明かししてやろうと思います」


「今からこのハンカチを用いて、とある動物を出現させます」


「服の袖に仕込んだはとでも出すんちゃいますかね。ウチでもできる初級の手品や」


 自分の胸元に置いた手のひら。

 その上に重ねたハンカチをもう片方の手で取ると、大きなわしが現れて羽ばたいていく。


「いや、召喚術師か!?」


 小さな鳩が飛び出すと確信していた舞亜は、飛び出した大きな鷲を見てツッコミを入れてくる。

 主人たちからも驚きの声があがっているので、インパクトは残せている。


「今のは鷲のピーちゃんです」


「鷲を出すなやっ。しかもその名前は普通はインコにつけるやつやん」


 鷲はフロアの隅で大人しくしてくれているので、もう一つ手品を披露することにしよう。

 時間ももう一分残されているしね。


 俺はすかさず壇上から降りると、多少のざわつきが起きる。

 別に壇上でパフォーマンスをしなければならないというルールはない。

 なら、俺はできるだけ主人の間近でパフォーマンスをさせてもらう。


 主人たちの方へ行き、自称ハリウッドスターであるシャルティの元に向かう。


「シャルティ様、手を出してもらってよろしいでしょうか?」


「ええ」


 シャルティは手を差し出すと、俺はその手のひらの上にハンカチをかぶせる。


「な、何をする気よ」


「ちょっとしたマジックです」


 先ほど鷲を出したこともあり、主人たちからは悲鳴のような声があがっている。

 他の主人なら恐くなってめなさいとでも言ってくるだろうが、シャルティは自称ハリウッドスターの変人だ。

 ビビッて逃げるような真似まねはしないだろう。


「それではいきますよ」


「上等じゃない」


 強気の発言で返してくるシャルティだが、目は閉じてしまっている。


 俺は手に載せたハンカチを取ると、シャルティの手のひらにはひよこのぬいぐるみが現れ、ピヨピヨと鳴き始める。


「かわいい~」


 主人たちは一斉に色めき立ち、かわいいという黄色い声をあげる。

 作戦成功だ。


 こんな手品はお子様レベルだ。

 他の生徒と比べても技術力や派手さは劣っている。


 だが、主人たちは使用人とは異なり、男女比が二対八と女子の割合が圧倒的に多い。

 ならば女子受けが良いパフォーマンスが効果的となる。


 女子受けが良いといえば、それはマジックだ。

 何が起こるかわからない、ちょっとしたスリルは女子が最も好むアクションだからね。

 目隠しプレイに興奮するのと同じ理論だ。


 幸いにも俺は子供の時からプロマジシャンの母に手品を教えてもらっていた。

 その理由は、母は手品ができると女子にモテるわよと言われたからだ。

 下心は人を向上させるのかもしれない。


 持ち時間が終了し、元の位置へ戻る。

 すると、柿谷が腕を組みながら俺をにらんでいた。


「ただの間抜けではないみたいですね。制限時間を増やし、余裕を持ってマジックを二つ披露する。さらに、主人を巻き込みながらパフォーマンスをするとはな発想……実績無しで入学できた謎がちょっとは解けましたよ」


「模範通りの行動では人の心はつかめないからね」


「同感です。どうやら僕のライバルとなる存在は、とんだダークホースだったようです」


 カッコつけて強キャラ感を出してしまったが、正直に言えばマジックしかできなかっただけだ。

 何故なぜか過大評価されてしまっているので、調子に乗ってしまったぜ。


「こんなうわさを聞いたことがあります。かつて、ハンカチを駆使して世間を驚かせたハンカチ王子なる者がいたと。君はもしやその血を引く、三代目ハンカチ王子なのでは?」


「いや違います」


 そんな恥ずかしい称号はいらないし、いつの間に二代目誕生してたのって話だ。


「謙遜しなくていいですよ。まさか三代目ハンカチ王子が紛れているとは驚きです」


 柿谷に認められたようだが、あれは勝手に勘違いしているだけだな。


「いや、ちょっと待てや、ウチぜんぜんパフォーマンス披露できんかったんやけど」


 背中を小突いてくる柴崎。

 時間を増やすためとはいえ巻き込んだのは申し訳ない。

 もう既に使用人としての戦いは始まっているので、受け入れてもらうしかないけど。


「ちなみに、何をするつもりだったんだ?」


「こんな主人は嫌だーっていうフリップ芸や」


「やらなくて正解だったぞそれ」


 いったい何を考えているのかこの女は……

 でも、堅苦しい生徒だけだと気が重くなっちゃうから、一人ぐらいは柴崎みたいな変な人がいると気は楽ではあるが――

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