活字脳の将来

テレビのテロップの文字数を数えて偶数だったらラッキーで奇数だったらアンラッキーという一人遊びを小学生の頃からやめられないでいる。みんなも活字の文字数とか気になるもんだと思ってたけどそうでもないみたいで、病院の先生に「これって強迫性障害なんですか?」って聞いたら「そうかもしれないけど、日常生活に支障が出てなければ特別に治療する必要はないと思ってるよ」と言われて、確かに支障は出てないから治療しないままでいる。

発達障害の中には記憶力が悪い人と良い人の極端に分かれるらしく、私は後者で、結構色んなことを覚えているので幼馴染に会って昔の思い出話をすると向こうは全く覚えてないということがしょっちゅうある。サヴァン症候群ではないので瞬間記憶はできないし学校のテストは暗記モノよりも文章題のほうが得意だったけど……。あと聴覚過敏であまりにも大きい音を聴いたら怖くて涙が出たりする。でもその代わり音の繋ぎ目とかがよくわかるから趣味で音源編集をしていたら中高時代の文化祭とかで使う音楽の編集を頼まれたりしていた。

だからMAさんになろうかなと思っていた時期があったけど仕事内容が結構過酷らしくて諦めた。私は結局椅子に座ってじっとしながら文章書いてる時が一番本領発揮できるからwebライターとかの仕事に就くのが現実的な着地点なんだと思う。

学歴つけるためにももう一度大学に行って文学部に入りたいなーと思っていたけど次何か学校に行くとしたら自費で行きたくて、でもそのお金どこから捻出しようかなーと思っていたら精神障害年金をもらえることになった。だから通信制で大卒になって納税者になって社会に恩返しがしたいな、でもそもそも通信制で大卒になれる人少ないし自分にできるのかなみたいな不安で毎日いっぱいだけどせっかくチャンスが出来たんだからここで勇気出して一歩踏み出さないと何も変わらないよね。

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