(利休編・第四話・ファクトファイル)元ネタ・引用・参考文献
何が利休に起こったか
タイトルは映画「何がジェーンに起こったか」から。
本作の利休は全般的に「へうげもの」バースから分岐している。
「己の首は、水槽に浮かんでいたからだ。首は大小様々な管に繋がれていた」:石川賢「5000光年の虎 」から。
「『ピピピ…火薬は5kg、角度は35°、必要な砲身の長さは28m、口径は210mmです…』」:実在の大砲「パリ砲」を参照。
「生命、宇宙、そして万物についての究極の答えも…」:ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」から。
「42」:同上。
「その男の発散するどことなく気の抜けた、あるいは剽げた雰囲気が、それらから虚飾の臭みを抜き、飄々とした風情でまとめている」:本作の古田織部も全般的に「へうげもの」バース準拠。
「徳川、豊臣の和平を立たせ、京阪を中心に自由な「公界」を築く。かぶき者、いくさ人、道々の輩、そして我々数寄ムジナにとって徳川の世は流石に窮屈すぎますからな」:隆慶一郎史観。なお、本作の家康は影武者世良田二郎三郎元信であり、本物は関ヶ原で死亡している。
「お騒ぎあるな。何事も起こってはおらん。これは夢でござる。かかる悪夢に惑わされてはならん。今日、この日、この只今、豊徳合体、自由の公界は大盤石の重きについた。斯様なことのあり得ようはずがござらん。夢だ、夢だ、夢だ夢だ夢だ、夢でござる!夢でござる!」:映画「柳生一族の陰謀」から。
「現実の世界へようこそ、利休」:映画「マトリックス」から。
そして、利休を包むカプセルの外、研究机の上に置かれたペンが、ほんの僅か、微かに震えた。:怒りのリハビリは映画「キル・ビル」から。
「利休の後ろに空間ポータルが開いた。ヤギュニウムによる空間制御能力であった」:映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」から。スペース・ストーンの力で逃げるサノス。
「七色の極彩色に発光する飛び生首」:巨大な飛び生首のイメージは、データイースト「ミッドナイトレジスタンス」のラスボス、キングクリムゾンから。
「そして!!」:ラストのナレーションは石川賢「虚無戦史MIROKU」から。
第四話 中盤で主人公が挫折して仲間から見捨てられるやつ
「太腿から緊急用のハンドガンを取り出す」:映画「ロボコップ」から。
「待庵」:実在する茶室。
「ゲータレード」:実在する飲み物。映画26世紀青年などでは「バカの飲み物」扱い。
「この利休に抹茶ラテを作れと!」:ほりのぶゆき「江戸むらさき特急」から。
「ギアを一つ上げて行くぞっ」:島耕作コラ(作者不詳)から。
柳生・ファクト・ファイル
「十兵衛はキングコブラに噛まれたことがある。二日苦しんで、死んだ…」:「チャック・ノリス・ファクト」より。今回のタイトルもここから。
「月風連」:「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」に登場する血風連よりと、柳生十兵衛による兵法書「月之抄」から。横山光輝「闇の土鬼」に登場する血風党の孫引き。
「活人剣じゃ剣禅一如じゃいうちょっても、わしら人の血で飯食っちょるようなもんじゃないの!暦にもドス効かせんでどうすんの!?お!?」:映画「仁義なき戦い 広島死闘編」から。
「実際に王朝が興ってから何年が経過したかは曖昧となっている」:ジョージ・オーウェル「1984年」のオマージュ。
「機動武闘帝国ネオ・ナチス」:「機動武闘伝Gガンダム」から。
「十兵衛が表敬訪問した自治体住民の死亡率は150% 100%が十兵衛に斬られて死亡し、残りは真っ二つになって二回死ぬため」:ヨハネスブルクのコピペより。真っ二つになって二回死ぬはインターネット殺人事件から。
「流行性特異感冒(インフルエンザ)・E-ウイルス」:山口貴由「蛮勇引力」から。
「ピピンアットマーク」:実在したゲーム機。
「ツイン大塩ライフル」:インターネット殺人事件から。「新機動戦記ガンダムW」のツインバスターライフルからの孫引き。
「「英霊頑刀」「武利裏暗刀」「亜露頑刀」」:刀の名前がダジャレなのは「メタルギアソリッド2」から。アロガントはゆでたまご「キン肉マン」のアロガント・スパークより。
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