第9話
221系
JR西日本が民営化後、初めて自社制作した車両。
強豪する、私鉄と対抗するために制作された。
新快速として使用されていたが、現在はその座を223系や225系に譲り、
主に快速として、使用されている。
雑学はいいか・・・
「トキオくん、来たよ」
「本当だ」
221系が、滑り込んでいた。
臨時と表記されている。
「4両編成なのか・・・」
「私とトキオの2人だから、これで足りる」
ドアが開く。
僕としぐれは、乗車する。
運転手はいるが、動かない。
おそらく飾り?で、本当に動かしているのは、創造主だろ
この列車が模型としたら、良くできている。
「トキオくん、地図を渡しておく」
「地図?」
「路線図だ」
しぐれから、路線図を受け取る。
あれ?
この路線図は・・・
「気がついたか?トキオくん」
「・・・うん・・・」
この町は、思ったよりも広かった。
関西のアーバンネットワークの路線図だ。
僕の住んでいるのも、関西のある地区。
その最寄駅もある。
「トキオくん、飛び立つぞ
「えっ?」
「この列車は、間もなく線路を離れて、空へと行く」
「空へ?」
まるで、銀河鉄道だな・・・
「その通りだ。トキオくん。創造主は私たちでいう、宇宙の概念に存在する」
「宇宙?」
しぐれは続けた。
「そこで、話を訊く、創造主のな・・・」
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