意外?

現場に着くとVinoは心配そうに砂まみれになったMayに大丈夫デスカ?と聞いている

「Vino君ちょっと落ち着きな。Mayお嬢様ちょっとごめんよ。アゲハ、お前は足や体周りを診てやってくれ。俺は腕周り見るから。

Mayお嬢様痛い所があったら言ってくれよ。」

そう言いながら腕や首周りを診る。

「痛イ!!!」

ちょうど手首の辺りを触った時にMayが言った。

「これは…生身の人間で言う所の捻挫だな…所々部品が歪んでしまってるな。アゲハ治してやるのと全身診てやれ!!」

「了解!!とりあえず砂まみれだし先にMayちゃんにエアーシャワーしてからやるね!!」

「・・・アノ、アノ子ガ出来ルノデスカ?私ガヤッタ方ガ」

そうVinoが言うから

「おい、アゲハは確かに若いし女の子だが、並大抵のメカニックじゃ敵わない腕前をしている。だから安心しな。俺の腕もいつもアゲハが直してくれるからな。」

と言うとまたしてもVinoが

「・・・ホントニアナタガ育テタ子ナノデスカ?」

と言った。

「あぁ、俺の自慢の娘だ。」

「・・・親バカナノデスネ。」

そうVinoは笑いながら言った。

「悪いか?だが、腕はホントにいいぞ。」

「・・・ソウアナタガ言ウナラ安心デス。」

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