前回、美少女と言ったがそれは俺のからしての話で他のやつからしたら普通の女の子かもしれない。ただ、俺があの時好みのタイプだっただけかもしれない。まあ、このままだと俺がこの女に対して顔が好みだったから、だけの理由で好きになったような語弊があるので訂正させてもらう。可愛い、ある意味あざとい、ぶりっこ気質、そんな感じの性格というのが彼女の印象だ。これのどこが良い女なのかと疑問があるだろう。彼女には、当時は俺にとって魅力的なところがあった。理由は、ある意味唯一俺がまともに話せた女子の1人だったから魅力的に感じたのかもしれない。いや、この言い方は少しおかしい。俺は中学の時女子とは普通に話してた。全くと言ってほど女子と会話したり感情したりすることがなかったのは高校の時だった。という感じで別にあの時は唯一という関わりの少なさだったわけじゃない。だが、こいつにはある程度気を許していて彼女の前だと俺が自由に行動できていたことは確かだ。彼女はいつも弄ると予想通りの反応をしてくれて嬉しかったし、可愛かった。こんな俺が女の子を弄っても問題ないと思うような気を許せる人物だった。俺は基本女子は弄られるタイプの相手には9割は優しく接していた。なんか、ここは弄ってあげないとかわいそうという場面以外は他の人から弄られて大変だと思い気遣ってなるべく優しく対応をした。これで、俺は彼女いない歴＝年齢なのだから、モテない理由はそう言った優しさではないところにあるのかもしれない。もしかしたら、いい加減なところが皆の評価を下げていたかもしれない。話が逸れたが、つまり、俺が唯一自身の半端な偽善な優しさを捨てて素で接することができた人物だった。と言っても、大体はこいつに対しても優しく接していたつもりだ。ただ、擁護したことは一度もない。もしかしたら、こういうところがダメな部分だったのかもしれない。そして、途中でこいつとか言って失礼だったかな？一応は彼女はこの物語のキーパーソンなのだからなるべく雑に扱わないようにしないと。