白狼の娘 第八話 うわさ

「これは……当分起きないわね」

 ヨーコとロキは、木陰に横たえられたエーファの顔を覗き込んで溜め息をついた。

 彼女は酒臭い息を周囲に振りまきながら、気持ちよさそうに眠っている。


『どうする気だ?』

 呆れかえったロキの声に、彼女は案外明るい声で答えた。

「もうこうなったら、今日はここで野宿をしましょう。

 街道から丸見えなのはちょっと恥ずかしいけど、仕方ないわ。

 それにしてもこの……」


 ヨーコは改めて寝ている女の姿をしげしげと眺めた。彼女は今年二十九歳になっているはずで、娘というほどの年齢ではない。

 泥にまみれた衣服は派手な色柄で、胸元が大きく開いていているワンピースだ。スカート丈は膝をわずかに隠すくらいで、白いふくらはぎが丸見えになっている。

 半分剥げかけているが顔には化粧がなされており、まったく似合っていない赤い口紅が特に目立っていた。


 辺境でこんな恰好をしている女性など、まず見ることがない。ひいき目に見て親郷の色街、それも場末の酌婦がいいところだろう。

 だがそれならば、この娘のずっしりと重い荷物の説明がつかない。生活に必要なもの全てを持ち歩ている感じがするから、特定の村に定住していないことになる。

 世慣れたヨーコは簡単に結論を出した。エーファは流しの売春婦をしているに違いない。


 〝世界で最も古い女の職業〟――そう言われる売春婦は、どこの国のどんな場所にも存在した。

 人が多く集まる場所では当たり前だが、こんな貧しい辺境であっても。需要がある限りその商売は成り立つのだ。


 エーファが引き取られた叔母の家はおろか、嫁ぎ先でも虐待を受けていただろうことは、サイジ村で聞いた話から容易に想像できた。

 幸運にもその亭主と姑が死んでくれたことで、彼女は逃げ出すことができたのだ。


 では、逃げた女が見ず知らずの土地でどうやって生きていくか――選択肢はあまり多くない。

 売春婦という職業は、若い娘(彼女が逃げ出したのは、まだ十七歳の時である)にとって、最も手軽で確実な稼ぎ方だった。


 軽いいびきをかいて眠りこけているエーファは、一向に起きる気配がなかった。

 一度だけむくりと起き上がって草むらで小用を済ませたが、意識が朦朧としているのか、ヨーコが声をかけても全く反応しなかった。


      *       *


 結局、エーファがまともに目を覚ましたは翌日の早朝だった。

 九月だからまだ夜明けは早い。五時前だったが、明るい気配に誘われたように彼女は大きく伸びをして起き上がった。

 ふらふらと二、三歩あるくといきなりスカートをまくり上げてしゃがみ込み、周囲を気にするそぶりも見せずに長々と放尿する。

 エーファはその辺の葉っぱを何枚か千切って股をぬぐうと、戻ってきてその場にへたり込んだ。


「う~~~、頭痛い……!」

 こめかみを拳でぐりぐりしながら呻く彼女に、ヨーコは笑いながら小さな包みと水筒を差し出した。

「安い酒をがぶ飲みしたんでしょう? 自業自得よ。これを飲みなさい。少しは楽になるわよ」


「……ありがと」

 エーファは小さな声で礼を言うと、水筒をひったくって馬のようにがぶ飲みし続けた。

 ようやく水筒から口を離すと、「ぶふう~!」と大きな息をつき、「あああああ~、甘露だわ! なんてお水が美味しいのかしら!」と叫ぶ。


「酒飲みはみんなそう言うのね。私は飲まないから分からないけど、何だか羨ましいわ。さぁ、薬も飲んでしまいなさい」

 ヨーコの言葉に彼女は何も疑わず、渡された粉薬を素直に口に入れ、再び水を流し込んだ。

 もしヨーコだったら、他人から渡された薬など簡単には飲まなかっただろう。


「あー、ホントだ。口の中がさっぱりするわね」

「その薬、おしっこがよく出るから、我慢せずに用を足しなさいね。その分、水はたくさん飲むのよ」

「うん。お姉さん、ありがとね。……ん?」


 振り向いたエーファの目が大きく見開かれた。

 その視線はヨーコの背後にでんと寝そべっている巨大な白狼に向けられている。

 二日酔いでくらくらする頭では、その現実離れした大きさが認識できなかったらしく、今の今まで風景の一部と思い込んでいたのだ。


「白いオオカミ……。あれ……? あれ? あれれれれ!

 ……ひょっとして、ヨーコ……さん?」


 ヨーコは思わず吹き出した。

「やっと気づいてくれたのね。

 久しぶりね、エーファ」


「え? えええええええーっ! 何でヨーコさんがこんなところにいるの?」

「その言葉、そっくりそのままお返しするわ。

 いろいろ聞きたいことはあるけど、とりあえずあなたの顔とその格好、どうにかしないとね。服は泥だらけだし、化粧が崩れて酷いありさまよ。ここ、街道から丸見えなんだから。

 この先に小さい川があったから、ちょっとそこに行って顔を洗いましょう。

 さ、ロキに乗って」


「えっ! あたしがオオカミに乗るの?」

「何言ってるの。前に一度乗せてあげたでしょう」

 ヨーコは強引にエーファを引っ張っていき、寝そべっているロキの背に跨らせた。

 そして自分は彼女の荷物を取りに戻り、肩に「よいしょ」と背負って戻ってきた。


「あなた、よくこんな重い荷物持って歩いていたものね。

 あんなに酔っていたのに、どこかに置き忘れてこなかったのが不思議だわ。

 ロキ、お願い」


 ヨーコが荷物を担いだままエーファの後ろに跨ると、ロキがゆっくり立ち上がって歩き始める。

 女二人と荷物を乗せても、巨大なオオカミは何の負担も感じていないようだった。

「おおお~、やっぱり高いわね! それに結構揺れるわ」

「前に手をついてロキの毛を掴むといいわ。膝は締めてね」


 ヨーコは念のため、空いている左手をエーファの胴に回して支えてあげる。

 意外にしっかりした腹筋と、それを覆っているぽよんとした肉の感触が伝わってくる。

 過酷な暮らしと自堕落な生き方が同時に感じられるような身体であった。


      *       *


 ロキは近くを流れる川沿いの林の中に入っていき、ちょっとした草地を見つけてくれた。

 オオカミの背から降りると、エーファは自分の荷物を受け取った。よほど持ち慣れているのか、かなりの重量があるのに軽々と扱っている。

 そして中からごつい石鹸の塊りと手拭いを取り出すと、何の躊躇ためらいも見せずに服を脱いで全裸となった。

 ヨーコが女だということもあるのだろうが、もう自分の裸体に羞恥心を感じなくなっているようだった。

 彼女は脱いだ服や下着を持ったまま川に入り、顔と身体の後は髪の毛を洗い、さらには服の洗濯を始めた。


 その間にヨーコは少し遅めの朝食を摂っていた。と言っても干し肉とパンという簡単なものだ。

 ばしゃばしゃと水音のする方に「エーファ、何か食べる?」と声をかけたが、「いらなーい」という声が返ってきた。まだ二日酔いが続いているらしい。


 小一時間もかかって、ようやくエーファが川から上がってきた。身体を絞った布で拭くと、夏の風がすぐに乾かしてくれる。

 彼女は荷物に手を突っ込み、中から着替えを引っ張り出した。


 お尻をこちらに向け、両足を大きく開き上半身だけかがんで荷物を探っているので、よく張った尻はもちろん、黒い陰毛に覆われた部分まで丸見えになって、ヨーコは目のやり場に困ってしまった。


 エーファは生成きなりの質素なワンピースに着替え、洗った衣服を木の枝に干し始めた。彼女が身につけたのは農家の娘がよく着ている涼し気な夏服で、ふくらはぎも隠れる常識的な丈だった。

 化粧を落としたエーファは田舎の若い主婦といった雰囲気で、さっきまでのけばけばしい印象は一掃されていた。


 干しものが終わると、彼女は草地に厚手の防水布を敷き、胡坐あぐらをかいて座り込み、まだ乾かない長い黒髪に櫛を入れ、入念にかしていった。

 頭や身体を洗ったせいで、だいぶ二日酔いもよくなってきたようだった。


 その間に、ヨーコは自分がここにいる事情を説明した。

 ――用事があって十七年ぶりに辺境に来たこと。アシュリンとエーファに会うためにサイジ村に行ったが、二人ともいなかったこと。肝煎からアシュリンの死とエーファが隣村に引き取られたと聞いたこと。

 そして、エーファが金で買われて嫁入りし、その嫁ぎ先で起きた食中毒事件をきっかけに行方不明になったと知ったこと。

 自分は赤城市に向かうつもりで南街道への分岐に向かっていたこと――等々である。


 エーファはカヤ油の小瓶を荷物から取り出し、それを両手に塗り広げて髪に擦り込んでいる。

「ふ~ん。じゃあ大体のことは知っているのね。

 あたしが嫁いだところに関しては、ヨーコさんの想像どおりよ。亭主はあたしを殴って興奮する変態だったけど、ばばあはもっと酷かったわ。

 だからあの二人が死んでくれたのは、あたしにとって一生に一度のチャンスだったのよ。

 伯母さんの家に戻るなんて夢にも思わなかった――奴隷以下の扱いだったからね」


「肝煎さんから詳しくは聞かなかったけど、毒キノコを食べたのよね? どうしてあなたは無事だったの?」

 エーファは嘲笑あざわらった。

「あたしがあの二人と同じものを食べていたと思うの? とんでもない!

 あたしの餌は野菜の皮や根っこ、それにカビの生えたパンだけよ。キノコ汁は作らされただけ。あたしの口に入るわけがないわ」


「何のキノコだったのかしら?」

「ツキヨタケよ。よく間違えられる毒キノコだから、私はすぐに気づいたわ」

「まぁ……分かっていて注意しなかったの?」


 エーファは「ふう」と諦めたような溜め息をついた。

「そんなことをしたら、気絶するまで殴られたでしょうね。

 あの婆、キノコを採ってきた帰りに、村の人から『毒キノコを山ほど抱えてどうするつもりだ』って揶揄からかわれたらしいの。

 そりゃもう、かんかんに怒って帰ってきてね、いきなり木の枝で散々ぶたれたわ。あたしが何もしていなくても、あの婆は八つ当たりでそんなことをするのよ。

 だから言われるままにキノコ汁を作るしかなかったわ」


 エーファの暮らしは想像以上に酷いものらしかった。ヨーコはふと気づいたように首を傾げた。

「……それにしても、ツキヨタケは確かに毒だけど、めったに死ぬことはないはずよ?」


 エーファはうなずいた。

「ええ、あたしもそう思ったから黙って作ったの。せいぜい苦しめとは思ったけどね。

 案の定、二人とも豚みたいにがつがつ食べて、その後で全部吐いていたわ。

 死んだのは吐いたものが肺に入ったからじゃないかしら。自分のゲロで溺れ死ぬなんて、あいつらに似合いの死に方ね。

 ……きっとソドル村の人たちは、あたしが二人を毒殺したって噂してたんじゃない?」


 ヨーコは「ぽん」とエーファの膝を軽く叩いた。確かにそうだが、真実はもう明らかになっているのだ。

「そうみたいね。でも、検死官がちゃんと調べて否定したそうよ。だからあなたはお尋ね者じゃないの。

 ねえ、ソドルが無理だったら、サイジ村に戻ったらどうなの? きっと肝煎のケネルさんが力になってくれるわよ」


 エーファは寂しそうに笑い、ゆっくりと首を横に振った。

「十四、五歳ころからだったわ。あたしがあの村で何て呼ばれていたか知ってる?」

「いいえ。ケネルさんからは何も聞いてないわ」


「……〝がばがば〟よ。それがあたしのあだになったの」

 ヨーコは首を捻った。

「ごめんなさい、意味がよく分からないわ。何が〝がばがば〟なの?」

 エーファは笑って下に向けて指をさし示した。その先には胡坐あぐらをかいた彼女の股間があった。


「あたしはオークに犯されたせいで、あそこが〝がばがば〟に拡がって使い物にならなくなった――そういう意味よ」

「馬鹿なこと言わないで! だって、あなたは何もされていなかったのよ?

 それは私が確かめたし、アシュリンだけじゃなく村の人たちだって知っていたはずだわ」


「最初のうちはね。だからあたしは単に〝オークにさらわれた娘〟ってことになっていたの。

 でも、何年かするとそれが〝オークにられた娘〟になって、いつの間にか〝オークの太いモノであそこが裂けた、がばがばでゆるゆるの女〟に変わったわ」


「それは……ちょっと酷過ぎるんじゃない?」

「でしょ? 当時のあたしは男も知らない初心うぶな娘っ子だったから、何度も死のうと思ったことわ。

 だからね、母さんが生きているならまだしも、そんな村に今さら帰りたいとは思わないのよ」


 ヨーコは『これは……さすがに無理強いできないわね』と心の中でつぶやき、溜め息をついた。ここはいったん話を変えるしかない。


「ところで、ソドルを逃げ出してからはどうしていたの?

 お金もないのによくこんな南までたどりつけたわね。まさか最初から身体を売ってた・・・・・・・わけじゃないんでしょう?」


 エーファは一瞬虚を突かれたように固まったが、顔がみるみるうちに真っ赤になった。

「まいったな……そうか、やっぱり分かっちゃうんだ。そりゃそうよね」


 彼女は何度か首を振り、気持ちを切り替えたように顔を上げた。

「――お金はね、あったのよ。

 母さんが亡くなる前の晩だったわ。あたしに小さな革袋を渡してくれたの。

 『これは父さんがあなたのために遺してくれた大切なお金だから、本当に困った時に使いなさい。誰にも見せたり話したりしちゃだめよ』ってね。

 後で中を見たらびっくりしたわ。銀貨が十五枚も入っていたのよ。

 あたしは銀貨をコルセットの布地の間に縫いつけて、絶対に肌から離さなかった。

 意地悪な伯母も、あたしの顔さえ見れば殴っていた亭主や婆にも気づかれなかったわ。

 あのお金がなかったら、あたしは野垂れ死んでいたでしょうね」


「……そうなの。それはお父さんに・・・・・感謝しなくちゃね」

 真面目くさってそう言ったヨーコだったが、思わず頬が緩みそうになる。

 アシュリンは約束を守ってくれたのだ。ロキには『自己満足』だと叱られたが、自分がしたことは無駄ではなかったようだ。

 口元に微かな笑みを浮かべながら、なぜだかヨーコの頬を一粒の涙が零れ落ちた。 


 回想を続けるエーファは、そんなヨーコの表情には気づかなかった

「でも、結局はどうにもならなくなったわ。どんなに節約しても、お金は確実に減っていくんだもの。

 あたしは働き口を探したけれど、どこから来たかも言わないよそ者――しかも十七の小娘となると、どこも怪しんで雇ってくれなかったの……当然よね。

 行きつくところは……分かるでしょう?」


 エーファは櫛を動かす手を止めて、遠くを見るような目をした。そして何かを思い出したように「ふふっ」と笑った。

「最初はね、カイラ村の売春宿で働いてたの。もちろんサイジ村の出だなんて誰にも話さなかったし、名前だって偽名を使っていたわ。

 あたしは若かったから、結構お客さんがついて人気だったのよ。

 それがね、半年くらい経ったころだったかしら、変なうわさが流れるようになったのよ」


「噂?」

「ええ。『あの女は昔オークにられたことがあって、あそこが〝がばがば〟だそうだ』ってね。

 不思議よね。どこをどうやってそんな噂が追いついてきたのかしら。何だか亡霊みたいじゃない?

 多分、あたしにお客を取られたの仕業だとは思うけど、偶然にしては出来過ぎだもの」


 確かに不可解な話だった。だが、世慣れしたヨーコには何となく理解できた。理屈ではない、噂にはそうした不思議な力があるものなのだ。


「面白かったのはね、その噂が広まってから、かえってあたしのお客さんが増えたことよ。

 興味本位で試してみたかったんでしょうね。ことが終わると、お客さんが必ず言うのよ。

 『どうだい、俺のはオークよりよかっただろう?』とか、『案外〝きつきつ〟だったぜ。いや、俺のがオーク並みに太いってことか? がはははは』とかね。

 それでみんな上機嫌で帰っていくの。男って本当にバカだって、つくづく思ったわ」


「でもね、あたしは怖かったの。この噂がどんどん広がって、サイジ村やソドル村の人に知られたらどうしようって。

 それであたしはその売春宿を逃げ出したの。今は南部の枝郷を定期的に回って、田舎のおっちゃんたちを相手にしているわ。

 結構お得意さんがついているから、そんなに困ることもないのよ」


 ヨーコはしばらく考え込んでいた。エーファの今の活計たつきは、ある意味予測の範囲内だった。少し意外だったのは、枝郷という特に貧しい村々をどさ回りのように訪ね歩く夜鷹になっていたことだ。

 彼女を今のまま放っておくわけにはいかない――それは即座に決心できた。だが、どうしたらよいのだろう……。


 ヨーコは十分以上、目を閉じて座ったまま動かなかった。エーファはてっきり召喚士が眠ってしまったんだろうと思い、髪の手入れに専念していた。

 だから、突然ヨーコが話しかけてきたのに驚いた。


「ねえ、エーファ。あなた、来年には三十歳になるはずよね? いつまでもこの商売を続けていけると思うの?」


 エーファはあからさまに嫌な顔をした。

「お説教ならよしてちょうだい。

 その台詞セリフは散々聞かされたわ。ついさっきまであたしに乗っかって、へこへこ腰を振っていたおっちゃんたちからね。

 『将来のことを考えて真面目に働け』『こんなことをして恥ずかしいとは思わないのか』――云々うんぬんかんぬん、耳にたこができるくらい。

 ……けっ、余計なお世話よ! 銅貨十枚のはした金で娘のような歳のあたしを抱いておいて、よく言えたものだわ。

 糞喰らえよ、誰も彼もクソ喰らえよ!」


 ヨーコは辛抱強くエーファの悪態が止むのを待った。そして「落ち着いてちょうだい」と前置きして話を続けた。

「そうじゃないの。

 どうせそういう商売をするのなら、思い切って都会に出てみない?

 ちゃんとした娼館で働いて、じゃんじゃん稼ぎましょう――って言ってるのよ」


「……え?」

 目を丸くして驚くエーファの表情は、なかなかの見ものであった。

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