密林の賢王 第二十二話 もう一つの真実

「お前たちが〝はぐれオーク〟と呼んでいる連中、そいつらが〝穴〟によって出現していることは周知の事実だ。

 だがなぜ、王国に〝穴〟が開いたのだろう? 俺が呪術師のもとで教わったのはこうだ。

 ――お前たちが召喚術を使って幻獣を呼び出すごとにこの世界にひずみが蓄積する。

 それが限界を迎えた時に〝穴〟が開いてでたらめに異世界とつなぎ、幻獣をこの世界に放り出す。それによって蓄積されたエネルギーが消費され暴発を防いでいる。

 〝穴〟が出現するのは百年から二百年間隔で、それが消滅するまでは百年近く続く――。

 その認識で間違いないか?」


 ユニはオークであるダウワースが、王国の秘事についてそこまで知っていることに衝撃を受けた。それは魔導院が長年の研究で出した結論と寸分違わない。

 南方諸国の呪術師にまで、その情報が筒抜けになっているのは由々しき事態であった。

 一方のダウワースは、彼女の内心の動揺に気づいていないのか、淡々と話し続ける。


「ユニよ、お前たち召喚士は年に何人誕生するのだ?」

「そうですね、私の年で八人……多い年でも十人程度でしょうか」

「では〝穴〟が吐き出す〝はぐれ〟は年に何人くらいだ?」


 ユニは頭の中で概算する。

「年にすると百から百二十の〝はぐれ〟が討伐されているわ。大森林を彷徨さまよううちに餓死する者もいるから、実際にはその二割増しくらいだと思います」

 ダウワースはうなずいた。


「今回の件で北から渡ってきたゴブリンは一万を軽く超えている。〝穴〟が吐き出す幻獣はそれだけではないのだろう?」

「ええ、これほどゴブリンが多かったというのは驚きです――何といっても辺境に出現することは稀ですから……。それにごくたまに、もっと霊格の高い幻獣が出現するのも事実です」


 王は鼻を鳴らした。

「おかしいではないか。たかだか年に十人程度の召喚士が幻獣を呼び出す反動にしては、〝穴〟が送り込んでくる幻獣の数が多すぎないか?」

 ユニは答えに窮したわけではないが、少し口ごもった。彼女が知る理由は、オークであるダウワースの誇りを傷つけるものだったからだ。


「それは……霊格の違いではないかと考えられています。つまりその、オークやゴブリンのように霊格の低い者と一対一では釣り合わないという……」


 彼は案の定、一瞬顔を歪めたが、すぐにその説明を笑い飛ばした。

「ふん、オークとゴブリンを一緒くたにするとはな……。

 まぁいい。確かにお前たちが呼び出す幻獣と比較するならそうかもしれん。国家召喚士が呼び出すレベルの幻獣では、一万人のオークとだって釣り合いがとれんだろう。

 だがな、お前たちが呼び出す幻獣は二十年もすれば帰還するのだろう? 長い目で見れば収支が合っている。歪みが蓄積する余地なんかないはずだ。

 つまり、実際に蓄積している歪みとは、お前たち召喚士が帰還する幻獣とともに転生する――すなわち人間が異世界へ一方的に移動していることよって発生していることになる。

 ……違うか?」


 彼の言うことは正しい。〝穴〟が正そうとするアンバランスは、転生していく召喚士によって生じるものだ。だからこそ〝穴〟はその逆――異世界からこの世界へと怪物を呼び出して均衡を取り戻している。魔導院の研究者たちは、そのように考えていたのだ。


「何も言わないということは、そのとおりなのだな。

 ……なあ、お前たち人間の霊格は……そんなに高いのか?」

 ダウワースはぐいと身を乗り出してユニの顔を覗き込んだ。その表情はこれまで見たことのないような険しいものだった。


「さっきも言ったように、俺たちの故郷ではオークと人間は同族、あるいは近縁種だと考えられていた。

 確かにこの世界の人間は、俺たちより遥かに進化し発展している。だからといって、人間の霊格までが上がったとは、俺にはとても思えない。

 俺たちがこの世界に飛ばされた三百年前から、お前たち人間は絶えず戦争をして同族同士で殺し合いを続けているではないか。

 霊格が高いとされるエルフやドラゴンが同族殺しをするなんて、俺は聞いたことがないぞ?

 なあ、本当に人間は――そんなに偉くなったのか?」


 ユニは表情を強張らせ、おし黙ったままでいた。

 王は「ふっ」と表情を緩め、笑みを浮かべた。


「いや、すまん。お前を追い詰める気はないのだ。

 いいか、俺は二つの可能性を考えている。

 まず、王国に現れる〝はぐれ〟は本物のオークではないということだ。これは奴らに実際に会ったオークである俺が、自信を持って断言できる。

 お前たち召喚士は幻獣界に転生する際に、魂はそのままでも肉体は消滅して幻獣に再構築されると聞いている。

 同じように、異世界から下劣な存在がこの世界に呼び出される時に、何らかの理由でオークの身体を与えられたとしたら――辻褄は合うはずだ」


 ユニは黙ったまま考え込む。オーク王の推測にそう無理があるとは思えなかった。

 ダウワースはそんな彼女を確認するようにちらりと視線を送り、話を続けた。

「もう一つの可能性は――お前には受け入れがたいかもしれないな……」


 彼は居住まいを正した。

「お前たちは召喚士だけが幻獣界に転生していると思っているようだが、実はそれ以外にも人間の魂、あるいは人間そのものが大量に異世界に送り込まれているのだとしたらどうだ?

 召喚士はその特殊な能力でこの世界と異世界をつなぎ、道を開く。だが、その道はいつ閉じられるのだ?

 俺は召喚士自身が異世界に転生するまで、二つの世界がつなげられたままだと思っている。そしてその間に、無関係の人間の魂魄が向こうの世界に吸い上げられているのではないかという仮説を立てた」


「そんな! でも、……でもそんなこと、信じられないわ!」

 ユニは思いがけずに叫んでいた。

「王は……あなたは一体なぜ、そんなことが言えるのですか!」


 ダウワースは気の毒そうにユニを見つめていた。

 彼は落ち着いた声で諭すように話しかける。

「そうでなければ〝穴〟が撒き散らしている者たちと、数の均衡が取れないからだ。ひょっとすると、そこには幻獣界の思惑が働いているかもしれん」


「どういう……ことでしょうか?」

「霊格の高い幻獣はおしなべて長寿だが、その代償なのか繁殖力が極めて低い。それはお前も知っているな?

 彼らは新しい血と魂を欲している。そうしなければ、種としての活力を徐々に失い、やがて滅びへと向かうことになるからだ。だからこそ、幻獣は二十年もの奉仕をして召喚士たちを自分の世界に引き入れている。

 だが、たかが年に十人ほどの召喚士で、多様な種族が存在する幻獣界の需要をすべて賄えるのか?

 俺はそうではないと思っている。彼らは召喚士が開けた穴を利用して、この世界から必要な量の魂を獲得しているのではないかと疑っているのだ」


「……まさか」

 ユニの顔は紙のように白くなっていた。座っているというのに、彼女の上半身はゆらゆらと揺れ始めた。

 アスカが側によってそっと身体を支える。ユニが倒れてしまうのではないかと危惧したのだ。


「それでな、こうも考えているんだ……。

 お前たち召喚士は二十年もの歳月をかけて、幻獣との同化を果たして転生に足る魂を醸成する。

 だが、そんな準備もなく引き込まれた人間の魂は、幻獣として転生を果たせるのだろうかとな。

 もちろん、人間にも高潔な精神があるだろう。豊かな情愛も、芸術を愛する感受性も備えていることは認めよう。

 だが、同時にお前たちには獣と変わらない欲望も持っている。

 もし俺が全能の神だとして、人間の魂を霊格の高い幻獣に転生させるなら、人間のより善き部分だけを使うだろうな。

 そして不要な、というより邪魔な醜い部分は捨て去るか……あるいは低級な怪物の素材として再利用するかもしれない。

 その入れ物としては、人間にごく近い存在――オークの身体なんかはぴったりじゃないか?」


 ものが言えずにいるユニに代わって、アスカが確認する。

「するとダウワース王は、王国辺境に現れるオークは〝人間のなれの果て〟だと言われるのか?」


 ダウワースは首を横に振った。

「そこまで断言するつもりはない。

 だが、そう考えるといろいろと納得できるのではないか……と思っているんだよ。

 お前たちの言う大森林に出現したオークは、まるで本能で引き寄せられるように人間の村を目指すのだろう?

 奴らの魂が元は人間だったとしたら、無意識のうちに故郷を目指すのもあり得る話ではないか?

 幻獣界が人間の残りかすにオークの身体を与えて送り返しているのだとすれば、利用した善き魂の分だけ収支が合わなくなる計算だ。ゴブリンはその数合わせだろうな。奴らの繁殖力は異常に強いから、ごっそり持ってくるのに適しているのだろう。

 たまに出現するというそれより霊格の高い幻獣は、お前たち召喚士の代わりかもしれん……」


 ダウワースはいったん口を閉じ、深い溜め息をついた。 

「〝はぐれオーク〟が元は人間だった――それは俺の妄想かもしれない。

 だから信じてくれなくていいし、そう深刻に受け止めないでくれ」


 王は再び椀に入ったどぶろくをあおって空にした。

 ジャヤが慌てて注ぎ足したが、その目は心配そうにユニの方を見ていた。


 しばらく沈黙の時が流れた。

 そして蒼白な顔色をしたユニが、ようやくのことで口を開いた。

「ダウワース王、いや〝密林の賢王〟にお訊ねしたい。

 もし、あなたの推理が当たっているとしたら……そこには幻獣界の意志だけではなく、この世界の何者かも関与している――ということにはなりませんか?」


 賢王と呼ばれた男は小さくうなずいてそれを肯定した。

「恐らくこの世界と、幻獣界の双方に黒幕がいるんじゃないかという気はする。

 だとしたら、はるかな昔から時間をかけて仕組まれた壮大なからくりだ。俺やお前にどうこうできる話ではないだろうな」


 ユニは脱力したように息を吐き出すと、力なく言葉を継いだ。

「この話は……あまりに重すぎます。

 自分の中で消化するまでは、かなりの時間がかかるでしょう。

 でも、私たちが求めていた謎に対する貴重な示唆であることは間違いありません。

 それについては、心からお礼を申し上げます……ありがとうございました」


 彼女は深々と頭を下げ、「もう今日は休みます」と言って外へ出て行った。

 アスカも何も言わずにその後を追う。


 ゴードンは黙って残っていたどぶろくを飲み干すと立ち上がった。彼は自分は下戸げこだと言っていたはずだが、どうやら飲めないのではなく、自ら進んで飲まないというだけのようだ。

 そしてダウワースの方を見て、ぼそりと言った。


「さっきの話、正直俺には何のことやら分からなかったが……あんた、オークたちの王をしながら、あんなことを考えていたのか?

 〝賢王〟と言われるのも楽じゃないな……」


 王はにやりと笑った。

「皮肉か?

 ――ところでゴードンよ。お主、しばらくこの村に残る気はないか?

 オークたちはずいぶんとお前を慕っているぞ」


 ゴードンは笑みを浮かべながらかぶりを振った。

「いや、連中のことは好きだが俺は人間だ。

 あんたの言うとおり、俺たちはそう上等の生き物じゃないんだろう。そこは同感だ。だが、俺は人間が好きなんだ。悪いな」

 彼はそう言って出ていった。


 ジャヤとともに残されたダウワースはその後姿を見送り、ふっと自嘲した。

「振られたか……」


      *       *


 翌日、ユニたちは久しぶりの休養をとった。

 そして三人で話し合った末、もうこの地に留まる理由はなく、帰還すべきだということになった。

 そのことは夜になって王のもとを訪ねて伝えたが、翌朝には村中に噂が知られており、ひと騒動が起きた。


 アスカとゴードンの部下として、それぞれに薫陶を受けたオークたちが押し寄せ、「行かないでくれ」と涙ながらに嘆願したからである。

 彼らとの通訳を務めるジャヤ本人が、それ以上に引き止めたいと泣き叫んだので、宿舎の前では収拾がつかない騒ぎとなり、とうとう王であるダウワースまで引っ張り出されるはめとなった。


 王は一時間に近い感動的な演説で、三人が入国してからこれまでの活躍を描き語り、その功績を大いに讃え、ともに戦ったオークたちの涙を絞り出した。

 その上で、人間は人間の世界に帰るべきなのだと諄々と説き、気持ちよく送り出すのがオークたるべき者の態度のはずだと訴え、どうにかオークたちを納得させたのだった。


 虜囚の扱いで入国したユニたちの荷物は少なく、出立の準備はあっという間に終わった。

 なごりを惜しむ王、ジャヤ、薬師の婆さん、多くの兵士たちに見送られ、三人とオオカミたちは午前中のうちにオークの村を旅立った。

 彼らの滞在は、なんだかんだで三週間の長きに及んだのである。


      *       *


 一行は午後の早くに街道に出た。

 密林に入る前に隠しておいた荷物は荒らされてはいたが、それは人間ではなく食べ物をあさる動物によるものだった。

 そのため食糧を除けば大部分が無事に残されており、帰途もまたオオカミたちが荷車を曳くことになった。

 ただ、荷物がだいぶ減っており、その代わりに馬のないアスカとゴードンが荷台に乗っている。


 乗り心地がよいはずのない荷車だが、二人はあまり気にしていないようだった。

 二人はむしろ、オオカミに騎乗しなくて済んでほっとしていた。

 慣れない上に体重のある彼らとオオカミは、互いに気を遣い合っていたのだ。


 ユニたちが赤城市に戻ったのは、オークの国を出て四日後のこと、城を出てから一か月が経過していた。

 城内に通されたユニたちは、旅の埃を落とす暇も与えられないまま、アリストアと赤龍帝への報告を行わなければならなかった。


 アリストアはユニたちの出発後、いったん王都の参謀本部に戻っていたが、ジェシカとシェンカが使いとして届けた経過報告を受け、再び赤城を訪れて待ち構えていたのだ。

 ユニたちの最終報告――とりわけダウワース王が述べた驚くべき推測は、アリストアに強い衝撃を与えたようだった。

 彼はユニたち三人に緘口令を発し、この話を絶対に口外しないようしつこく誓約させた。

 さらにユニに対しては早急に報告書を提出するよう求め(もちろん有償である)、その後は与えられた執務室に閉じ籠ってしまった。


 まる二日経ち、ようやく部屋を出てきた参謀副総長は、別人のような顔つきとなっていた。髪はかきむしったようにぼさぼさで、無精髭がまばらに生えている。肌はかさがさで目の下には隈ができていた。

 一睡もしていないのが明らかで、よれよれのシャツの襟もとは垢で汚れている。秘書官(兼恋人)のロゼッタが見たら卒倒することだろう。


 ユニとゴードンには十分すぎる報酬が与えられた(アスカは軍務の範囲内のことだったが臨時給付とされた)。

 ゴードンは報告後に〝個別事情聴取〟という名目で尋問を受けたが、二日で解放された。一方ユニは、聴取後も報告書を仕上げるまで赤城内で缶詰にされた。

 アスカも同様に聴取を受けたが半日程度の簡単なものだった。彼女は第四軍に戻るため書簡を送り、三日後に蒼城市に向けて出立することになった。


      *       *


 アスカが赤城市を発つ前夜、城外の新市街では冒険仲間の三人だけで慰労会が開かれた。

 報告書を作成すべく軟禁されていたユニが、どんな手で脱出してきたのかは謎である。そう言えば何やら城の方が騒がしいようだったが、会場となったユニ推薦の居酒屋はやたらと騒がしく、そんなことには誰も気づかなかった。


 この店は、赤城市で吸血鬼騒ぎが起き、新市街の市民が夜間籠城を行っていた際にも、昼間に営業を続けていたところである。

 ユニお気に入りの内臓肉の串焼きと冷たいビール、喉を焼くような焼酎が矢継ぎ早にテーブルに並べられ、三人は大いに飲み、喰らい、語り合った。

 ゴードンだけは水を飲み、ザルである女二人からわれない攻撃を受けていた。


 ユニはダウワース王との会談以来、目に見えて口数が減り、一人になると考え込むことが多くなったが、この夜ばかりは饒舌でよく笑っていた。

 口には出さなかったが、その様子を心配していたアスカもほっとしたのだろう、珍しく酔っていた。


 アスカは指を脂まみれにして小腸の串焼き(マルチョウ)を頬張ると、その汚れた手でゴードンの背を乱暴に叩いた。

「なあ、ゴードン。お前に暇があったらの話だが、蒼城市を訪ねてこないか?」

 ゴードンは咳き込みながらいぶかしんだ。

「そりゃ別に構わないが、行ってどうするんだ?」


「ああ……」

 アスカは半分以上残っていたビールを一息で飲み干すと「ダンッ!」とビアマグを乱暴に卓上に叩きつけた。

「私の部下たちに稽古をつけてほしいのだ!

 あいつらは軍で教える正統流派の者以外と稽古したことがない。お前のように変則的だが実戦に則した太刀筋、槍捌きは、きっと部下たちにとってよい経験になるだろう。

 もちろん、指導料は弾むぞ!」


 ゴードンは牛の胃袋をもぐもぐと噛みながら考え込んだ。

「しかしなぁ……相手は正規の軍人だろう、俺では相手にならないんじゃないか?

 この旅でアスカとは毎朝立ち合ったが、結局一本も取れなかったしな……」


 アスカは塩の効いたニンニクの丸焼きをほくほくと頬張りながら笑う。

「心配するな! 情けない話だが、私の部下でゴードンとまともに渡り合えるのは、副官以外には一人いるかいないかだ。もっと自分に自信を持っていいぞ。

 ああ、宿のことなら心配するな、私の屋敷に泊まればいい。うちの料理人の飯は旨いんだ!」


「ふん、まぁ……一応考えておくさ」

 そっけない物言いだったが、彼の顔は酒も飲んでいないのに赤らんでいた。


 ユニはそんな二人の会話を聞きながら、一人で「ぎゃははは」と下品な笑い声をあげて喜んでいる。

「うんうん、青春だなぁ~!

 今夜は久しぶりに気分がいいわ。アスカ、とことん飲むわよ!

 おっちゃん、ビール二つ追加! あとシマチョウ(牛の大腸)も、辛子たっぷりで!」


 薄暗いランプの黄色い明かりに照らされ、行き交う人の群れと喧騒の中、呆れるゴードンをほったらかしにして二人の女は際限なく杯をあけ続けた。

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