悠久の魔導王 第十三話 重力魔導士

 翌日、マリウスは高魔研の入口が見下ろせる商家と交渉し、二階を数日借りることにした。

 そこで施設に出入りする人物を見張り、顔見知りがいたら接触して情報を引き出そうと考えたのだ。


 アッシュの方は建物に張り巡らせてある結界のほか、何らかの魔法による罠の気配が掴めないか、周囲の詳しい調査を継続することにした。

 ユニは街の噂を収集すべく、近隣の庶民的な飲み屋に聞き込みに回った(もちろん酒が飲めるというのも目的の一つだ)。

 ライガは北方の森で待機している群れのオオカミたちに、こちらの状況を伝えにいった。


 実はマリウスには〝顔見知り〟に当てがあった。同期に高魔研配属となった友人がいたことを思い出したのだ。

 ただ、その男が異動せずに今もここで勤務しているかは確信が持てず、確かめる必要があった。

 彼の心配はゆうに終わり、見張りを始めた初日に高魔研に出入りする友人を見つけることができた。

 その友人はミハイルという名で、重力魔法の才能に恵まれた男だった。マリウスの記憶では魔道少尉のはずである。

 彼とマリウスは、軍の魔導将校養成機関で相部屋(四人部屋の宿舎で二年間暮らす)だったこともあり、〝ミーシャ〟という愛称で呼ぶ程度には仲のよい友人だった。


 ミハイルは毎日朝八時半ころに高魔研に入り、夕方五時過ぎには門から出てきた。

 マリウスは二日目と三日目にその後をつけ、彼が居酒屋で一杯やりながら夕食を摂り、その後に少し離れた軍の宿所へ歩いて帰ったのを確認した。


「彼に接触してみようと思います」

 その夜、マリウスはユニとアッシュにそう打ち明けた。

「私の助けがいるのか?」

 そう問いかけたアッシュに、マリウスは首を振った。

「いえ、彼とは三年以上会っていませんし、もし僕の戦死公報を知っていたとしても、前に言った〝その後に発見されて戦死は取り消された〟という話で言いくるめられると思います。

 わざわざ精神操作を行う危険を冒すことはありません」


 アッシュは少し考えて頷いた。

「わかった。

 その男が勤務後に夕食を摂るという居酒屋で接触するのだな?

 念のため私も客を装って近くで様子を見よう。ユニ、付き合ってくれ」

 もちろんユニに異存はなかった。


      *       *


 翌日の夕方、いつものように高魔研の門を出たミハイルをユニとアッシュが尾行し、さらに距離を開けてマリウスが続く。

 ミハイルがどこにも寄らずに真っ直ぐ帰ることも懸念されたが、幸い彼は三日連続で同じ店に吸い込まれていった。

 ユニとアッシュも少し遅れて後に続き、マリウスは十分くらい経ってから店に入る手筈となっていた。


 まだ夕方の開店直後だったため、店内は数えるほどしか客がいない。

 ミハイルがいつも決めているらしい席につき、ユニたちは不自然に近すぎない席を選んで座った。

 すぐに店員が注文を取りにユニたちのテーブルに寄ってくる。


「とりあえずビールを二杯。

 それと手早くできるつまみを見つくろってちょうだい。

 ……でも、いいのかしら?

 あっちのお客さんの方が先に入ったと思うけど……」

 ユニはちょっと遠慮したような顔で、ちらりとミハイルの方に目をやった。


 店員は不審な顔で振り返ったが、ユニがミハイルのことを言っているのだと分かると破顔した。

「ああ、あっちの旦那はいいんですよ。

 旦那! 腸詰三本に酢漬けキャベツを山盛り、ジャガイモの揚げたやつ、それにビールでいいんすよね?」

 店員に呼びかけられたミハイルは、笑顔で親指を立ててみせる。


「ねっ、あの旦那は常連さんで、毎日同じものしか頼まないんでさ。

 よく飽きないもんだとこっちが感心しますよ」

 店員はユニたちにそう言って片目をつぶると、厨房へ注文を伝えに戻っていった。


 ミハイルが先に出てきたキャベツ(本当に山盛りだった)をつまみにビールをちびちび飲んでいると、打ち合わせどおりに遅れてマリウスが入ってきた。

 彼はいかにも「窓際の席がいい」といった顔つきで、自然にミハイルの横を通り過ぎかけ、そこで不意に足を止めた。

「おい、ひょっとしてミハイルか? いや、本当にミーシャだ!

 ずいぶん久しぶりじゃないか、元気か?」


 声をかけられた方のミハイルは、唇にビールの泡をつけたまま、ぽかんと口を開けた。

「マリウス……なのか?

 お前、生きていたのか! どういうことだ、俺は死んだって聞いてたぞ?」


 マリウスは当然のようにミハイルの向かいの席に腰を下ろすと、こちらに向かってくる店員に手を挙げて大声をあげた。

「とりあえずビールを大至急だ!」

 そしてミハイルに向き直ると、身を乗り出して話し始めた。


「ああ、戦死公報のことだな。

 実はな、あれ三か月後に取り消されたんだ。

 お前も聞いてるだろう? ノルド進駐作戦の話。

 僕はあの作戦の前に別命で王国に潜入してたんだよ。

 だけど敵の召喚士と戦闘になって指揮官は死亡、僕も大怪我をしてそのままボルゾ川に転落してね。

 気絶していたのが良かったのか、浮いたまま溺れずに流されて下流の漁師に助けられたんだ」


 ミハイルは驚いた顔でマリウスの話を聞いていたが、その顔に疑いの表情はない。

「その指揮官って誰だったんだ?」

「アルハンコ少佐だよ。

 お前も名前くらい聞いたことがあるだろう?」


 ミハイルは顔をしかめた。

「ああ、知っているとも、何度か会ったことがある。

 倒錯趣味の異常者だったな。くたばったのは自業自得ってやつだろうよ。

 だが、あいつは後方で捕虜を虐待して喜んでいたはずだが……前線に出るなんて、それってどういう作戦だったんだ?」


 マリウスは済まなそうな顔で声をひそめた。

「すまん、そこは情報部から口止めされてるんだ。

 っていうか、今日僕と会ったことも誰にも言わないでくれないか?

 本当は市中に出ないようにと言われてるんだが、さすがに息が詰まるんで、こっそり宿を抜けてきたんだ」


 そう言ったところでマリウスの分のビールが運ばれてきた。

「分かった。お互い軍にいりゃ、いろいろ面倒があるからな。

 とりあえず、お前が地獄から舞い戻ったことに乾杯だ!」


 まだ混んでいない店内で、ユニたちには二人の会話がよく聴こえた。

 この分だとアッシュが魔法で手助けする必要もなさそうだった。


「それで、漁師に助けられた後、どうしたんだ?」

「僕が意識を取り戻すまで、一週間くらいかかったそうだ。

 それからクレアの駐屯所に連絡が届くまでさらに一週間、その間に進駐作戦は失敗して大隧道はぺちゃんこになったというわけさ。

 僕はとりあえずクレアの病院まで搬送されて、自力で山を越せるようになるまで半年余りの療養生活を送ってたんだ。

 帝都に戻ったのは、本当についこの間のことなんだよ」


 ミハイルはいかにも気の毒そうな顔をして、友人の身に降りかかった不運に同情している。

 彼は単純だが気のいい男で、ごく当たり前にマリウスの話を信じているようだった。

「それで、今はどうしてるんだ?」


 マリウスはげんなりした顔で大げさに肩をすくめた。

「情報部で尋問だよ。

 昨日まで六日連続だぜ?

 やっと今日になって休みをもらったんだ。

 何しろクレアでも現地部隊に『一切の事情聴取はまかりならぬ』って厳命が出ていたらしい。

 情報部の連中、僕が見たことをよほど秘密にしておきたいらしいね。

 そんなわけで、いくらミーシャでも詳しいことは話せないんだよ」


 マリウスはそう言ってビールを一口流し込んだ。

「それよりミーシャ、お前こそ何だってこんなところにいるんだ?」

 ミハイルはきょとんした顔をする。

「何でって……俺が高魔研に配属されたことはお前も知っていただろう?

 俺はもうこの退屈な仕事に飽き飽きしているから、いいかげん異動させてほしいけどな」


 ミハイルが今の仕事に飽きているというのは、マリウスにとっては好都合だった。

「だって今は非常事態で、国中の重力魔導士が大隧道の復興工事に集められてるそうじゃないか。

 ミーシャは同期の中でも重力魔法の一番の使い手だったろう?

 何でそっちに回されないんだよ?」


 ミハイルもビールを飲んで溜め息を洩らした。

「ああ、俺もいっそ大隧道の方に行きたいくらいだが、ちょっとここの仕事は特殊でな。

 皇帝の命令であっても特例で免除になったらしいよ」


 マリウスは驚いた顔をする。

「勅令が免除? 何だよそれ。

 お前は研究職じゃないだろ? 高魔研の仕事って警備じゃないのかよ?」


 ミハイルはうんざりした顔で頷いた。

「ああ、その警備だよ」

 マリウスは納得しない。

「だって高魔研の爺さま(研究員)って言ったら、全員元将官クラスの高位魔導士だろ?

 一個連隊で攻め込んだって十分で壊滅させるくらいの力を持っているだろうに、何でその上警備兵が必要なんだよ?」


 ミハイルは話そうかどうか、少し逡巡したようだったが、友と会った懐かしさの方が勝ったのか、思い切って話し始めた。

「俺が警備しているのは、高魔研そのものじゃなくて、塔の方なんだよ。

 どうもそこに重要人物がいるらしくてな、その警備は貴重な魔導士を張り付けておかなきゃならんほど大切らしいんだ」

「重要人物って……警備対象が誰かも知らされてないのか?」

 ミハイルは黙って頷いた。その表情を見る限り、彼もそのことを不満に思っているようだった。


「場所が場所だけに魔法関連の機密に触れる人物なんだろうな。

 毎日爺さまが日替わりで中に入っていくんだ。

 午後一時からと夜七時からの二回、時間もきっかり三時間と決まっている。

 みんな分厚い本を小脇に抱えていそいそとやってくる。

 まるで大賢者に教えを請いにくる生徒みたいだな。

 俺たちの先任の話じゃ、もう三十年近くその儀式が続いているんだとさ」


「三十年?

 ……その警備対象って、本当に人間かよ?

 三十年の間も高魔研の研究員が教えを受けるような大魔導士なんて、存在するとは思えないぞ。

 例えばほら、リスト王国の召喚士が呼び出す幻獣を捕まえて閉じ込めているとかじゃないのか?」


 マリウスの疑問に、ミハイルは少し得意げに反論した。

「いいや、人間だね。

 その証拠に、毎日昼と夕方に食事が届けられるんだ。

 この辺りの何軒かのレストランに特注しているらしい。

 俺たち警備がクロッシュ(料理を覆う銀のボウル)を取って中身を確認するんだが、ステーキやら魚のフライやら、毎度けっこうな高級料理が出されている。

 笑える話だが、グラスワインにデザートまでついているんだぜ。

 幻獣ってのはお伽話に出てくる怪物なんだろう? そんなのに出す餌にしては贅沢すぎるだろう」

 マリウスは納得したのか「なるほどね」と言って話題を変えた。


「それで、ミーシャほどの魔導士に挑戦する侵入者は、実際いるのかい?」

 ミハイルは「我が意を得たり」という顔で勢い込んだ。

「それだよそれ!

 俺が塔の門番になってから三年以上経つが、侵入者なんて一人も来ないんだよ。

 毎日ただ突っ立って、食事のチェックと研究員の爺さまを出迎えるだけなんだぜ?

 いいかげん飽きると思わないか?

 ……まぁ、高魔研そのものに忍び込もうとする奴は結構いるけどな。

 内塀を越えて五分以内に捕まるよ。

 まったく、塔までたどり着くくらい根性入った奴を見てみたいもんだよ」


「へえ、高魔研みたいなヤバい所に忍び込むバカもいるのか。

 そういうのは一般兵が捕まえるんだろ?」

「いや、それも俺たち魔導士の役目だ。

 そんな気晴らしでもなかったら、退屈で気が狂っちまうよ」

「高魔研には結界が張ってあるみたいだけど、それに引っかかるのかい?」


 気のいい魔導士は感心した顔で頷いた。

「ほお、マリウスはあの結界に気づいたのか。さすがは同期の首席だっただけはあるな。

 あの結界に触れるとすぐに警報が出てるんだが、高魔研には爺さまたちの使い魔のカラスがわんさかいるんだ。

 警報が入るとそのカラスたちがすぐに飛んできて、上空から賊がどこに隠れているか知らせてくれるんだ。捕まえるのはわけないね」


 得意げなミハイルの言葉にマリウスは首をかしげた。

「それならますます一般兵でも用が足りるだろう。

 何でミーシャのような魔導士を駆り出すんだい?」


「ああ、それか。

 いいか、一般兵が取り囲んで、賊が逃げられないと観念したとする。

 奴らは物盗りじゃない。ほぼ確実に他国のスパイだ。どうなると思う?」

「まぁ……訓練された間諜なら、捕まる前に自害するかな?」

「正解だ。

 そこで俺たちが賊に気づかれない距離から重力魔法グラビトンをお見舞いする。

 奴らは突然、骨折するほどの重力に押さえつけられて土にめり込み、指一本動かせなくなる。

 そして自害もできないまま拘束され、情報部に連行されるって寸法だ」


「なるほどなぁ……。

 それで重力魔導士が必要なのか。

 そういう侵入事件は結構あるのかい?」

「まぁ、二、三か月に一回程度だな。

 俺としてはもっと多くてもいいんだが」

「おいおい、それって結構な頻度だぞ。

 帝都に間諜スパイを送り込んでくるのは、交戦中のケルトニア連合国か、北の遊牧民アフマド族だろう。

 リスト王国の可能性もあるが、いずれにしても限られた数か国だ。

 それが何度捕まっても懲りずに侵入を試みるというのは、よほどの機密があると見ていいんじゃないか?」


 ミハイルは少し考え込んだが、あまり納得しているようには見えない。

「そうかね……。

 毎日塔にかよってくる爺さまたちからは、そんな緊張感は感じないけどなぁ……。

 だが、情報部は大喜びだ、うん。それは間違いないな」


 マリウスはもうこれ以上の情報を引き出せないと判断したが、その後もしばらく世間話や共通の知古の噂話に花を咲かせた。

「僕の方は情報部の尋問がまだしばらく続きそうだが、それが終わって配属先が決まったら、準備の休暇が多分もらえると思う。

 そうなったらまた訪ねるよ。

 その時はもっとゆっくり話そう」

 半時間ほど経って、マリウスはそう言って席を立った。


 ユニとアッシュもそのしばらく後に店を後にしたが、二人の女性は店にいた一時間で二桁の杯を空にして、給仕の店員を驚かせていた。


      *       *


 別々に宿に戻った三人は、さっそく部屋に集まってミハイル少尉の話を検討しようとした。

「その前に……」

 そう切り出したのはマリウスだった。

「アッシュさんとユニさんが集めた情報も聞いておきたいのですが」


 その言葉に頷いて、まずアッシュが先に報告する。

「確認できたのは、あの感知魔法による結界だけだな。

 攻性防御のようなものは感じられなかった。

 あと、あの男が言っていた使い魔のカラスも確認した。

 全部で二十羽ほど、結構な数が木の上にとまっていたよ」

 マリウスは黙って頷き、目でユニに話を促した。


「あたしの方はあまり役に立たないかな。

 あの塔に高貴な人物が囚われているって噂は、当たり前のように広まっていたわ。

 話す人によって細部は違うけどね。

 まず、囚われているのは某国の姫君で、絶世の美少女らしいということ。

 彼女には婚約者の王子がいて、その救いを今も待っていることになっているわ。

 王子が助けに来たら、窓から髪の毛を垂らして王子が登ってこれるよう、姫君は髪を伸ばし続けているんですって。

 あとはね、満月の夜になると姫君には天使みたいな翼が生えて、窓から飛び出して塔の周囲を飛び回るらしいわ。

 飛べるんだったら逃げればいいと思うんだけど。

 それと、その姫君が囚われの身となったのは、やっぱり三十年くらい前のことらしいわ。

 当時十六、七歳だったとしても、今では五十歳近いおばさんになってるはずでしょ?

 それで〝美少女〟ってどうなのよって思うんだけど、『あんた、そんなことを言っちゃ〝野暮〟ってもんだよ』って言われるのよね。

 なんかもう事実はどうでもよくて、よくある〝七不思議〟みたいな伝説になってる感じだったわ」


 ユニは小さく咳払いをした。

「あたしの聞いた噂話はとにかくとして、あの魔道士の話を聞く限り、誰か高貴な人物が三十年前から塔にいて、魔法知識を得るために高魔研の研究員たちがいまだに毎日かよっている。

 それは裏付けられたんじゃない?

 鉄柵を越えて侵入するのは自殺行為だってことも分かったんだから、やっぱり正面突破でいくしかないと思うけど……」


 だが、マリウスは首を横に振った

「いえ……やはりこれは帝都に入り込んだスパイを捕らえるための罠だと思います。

 ユニさんが聞いた噂話も、おそらく情報部が意図的に漏洩リークさせたものでしょう。

 もし実際に塔に誰かがいたのだとしても、それはエルフ王ではありませんね」

「私もマリウスの意見に賛成だ」

 アッシュも頷いた。


「確かに露骨な誘いだとは思うけど……エルフ王がいないと判断したのはなぜ?」

 ユニの質問にマリウスは微笑んだ。

「だって、ミハイル少尉が言ってたでしょ。

 毎日レストランから高級料理が届けられるって。

 あれ、多分食べているのは高魔研の爺さま――研究員ですよ。

 食事とワインを楽しんで、ゆっくり三時間ほど読書して過ごすんでしょう。

 嬉々として通ってくるわけです」


「エルフは決して肉や魚は食べないからな」

 アッシュが笑って補足をした。


「あ゛……」

 ユニはやっと理解したが、同時に気がついた。


「……だったらエルフ王はどこに幽閉されているの?」

 マリウスとアッシュは顔を見合わせ、黙ったまま首を横に振った。


 その場に重苦しい空気が漂い始めた時だった。

 ユニの脳内に突然ライガの意識が緊急で割り込んできた。

 ユニは椅子から飛び上がると、窓に駆け寄って開け放った。

 眼下には荒い息で舌を出しているライガの姿が見えた。


『エルフ王を見つけたぞ!』

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