朝と夜の地平線

しぬというのは、いきることと繋がっている。


私にとってのしは、死ではない。


生と対極に位置していて、いなくなることでもない。


融ける。


ただ、夕闇のなかに、朝日の前の藍色に、融ける。


「できない」


言葉では説明できる。友達や恋人に言っても、たぶん理解してもらえるし共感してもらえる。


「でも、しねない」


なぜ。


なんでしねないんだ。


おかしくなってしまいそう。


どうすれば、しねるのかな。


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