　後日談になるが、私は今は精神科に行っていない。

　たまに不眠のため内科で治療を受けているが、躁と鬱はもうなくなった。

　薬も飲んでいない。

　ベートーヴェンは今はいない。

　病気だったらしい。

　治療を受けていたのに、その医者が亡くなるのは辛かった。

　最後に診察を受けたのは寛解してからで、ただの禁煙外来であった。

　ベートーヴェンに出会えていなかったら、私はまだ薬漬けだったのではないだろうか？

　社会復帰出来ていなかったんではないか？

　他の医者がどうこうではなく、私には相性が良かったし、いい先生だった。

　寛解。この時28歳。

　あれがなければ、もっと寛解は早かったかもしれない。

　そう、映画オフのあと購入したPSPのことである。

　まだまだオフ会の日々は続く！

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