6話 霜宮雫
なんて幸せなんだろう!
あの神島さんと一緒に住めるなんて。
夢みたい!
それに少しだけ露出した格好で寝てみたら神島さん少し興奮してたし。
私の体で興奮してくれるなんて嬉しすぎ!
私のちょっとした下ネタにも乗ってくれるし。あんな神様みたいな人と一緒に住めるって私世界一幸せね。
デートも誘えたし!
早く神島さんの宿題を教えて遊びに行きたいなぁー!
私のデートプランはまず3階にあるフードコートで少し腹を満たしてそこからランジェリーショップに水着を買いに行くの!
神島さんが喜びそうな水着を買って一緒にプールに行くんだ!
キャ〜〜〜!!想像しただけで満足になれるわ!
私は今日は神島さんが用事があるということで一人で帰ってるけどちゃんと帰ってくるわよね?
少し心配になってきちゃった。
ちょっと見てみようかな。
やっと着いた。
思えば随分歩いていたわね。
疲れちゃった。
確か専門委員の仕事とか言ってた気がする。
図書部だから図書室ね。
図書室に行ってみたけど誰もいなかった。
どこかしら?
でもそんなに探してもストーカーみたいで気分が良くないわ。
今日は帰ろう....
「神島さんって優しいんですね。」
「いや別に困ってるから助けただけだよ。」
「それが優しいっていいんですぅー!」
という話し声が聞こえてきた。
直感で理解する。家に帰った方がいいと。
別に私たちは恋人同士では無いのだから話すのも普通だろうし。
思い込みね。帰ろっと。
彼らの声が遠ざかっていくのを待って家に帰る。
あれからどれくらいだったかな?
スマホで時間を確認すると7時だった。
もう帰ってくるよね?
驚かそっと!
そっから2分程だって玄関の鍵が開く音が。
驚かしたら彼は飛び跳ねた。
「何しやがる!心臓止まりかけたわ!」
「いえ、神島さんが驚きのあまりに精子が飛び出ないかなと思いまして。」
「出るわけねぇーだろ!考えろよ!心臓が出そうだったわ!」
「申し訳ありません。
ところで今日はえらい遅かったですね。何かあったのですか?」
「実は図書委員が今日は2人しかいなくてだな。そのうちの一人も女子ってことで力仕事とかあったからそんなんで時間かかった。」
そうなんですね。よかった。
「そうですか。それはお疲れ様です。
ではご飯にします?お風呂にします?
それとも高速ピス○ンでも試してみます?」
「誰がするか!アホか!喋んな!
...腹減ったからご飯がいいな。」
「わかりました。もうできていますので準備をしてきますね。」
「おう。ありがとな。」
ふふ、神島さんをからかうのはとても楽しいなぁ〜。
明日から楽しみ。毎日独占できるんだもん。
付き合いたいなぁー。
ふふ、何考えてんだろ私。
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