夏休みの予定

明日は終業式か。もう一学期が終わる。滅茶苦茶短く感じたがこれから1ヶ月以上の休みだ。

宿題をちゃちゃっと終わらせて遊びまくろうかな。


「神島さん。明後日から夏休みですね。

何か予定はありますか?」


「そうだな。別にない。

宿題終わらせて遊ぼうとは思っているが別にいつでもいいし。

霜宮は何かあるのか?」


「実は、言いにくいのですが、明後日あなたとラブホに行こうと思いまして...」

「誰が行くか!黙ってろ!喋んな!」

...頭いてぇー。

「冗談ですよ。しかし私はあなたと一緒にどこかに遊びに行きたいと思っています。」

「そうなのか?別にそれは構わんがどこに行くとか決まってんのか?」

「はい。ラブホ...では無くて最近オープンしたラッキーマーケットという大型デパートができたじゃないですか?

そこで色々と回りたいなぁーと。」

なんか最初に聞き捨てならんこと言った気がしたが確かにラッキーマーケットは出かけるスポットとしてはいいだろう。

「別にいいぞ。いつ行くんだ?」

「神島さんの宿題が終わり次第でもいいですよ。」

「そうか。なら早いとこ終わらせないとだな。」


「はい。では宿題を私が教えましょう。」

「助かるよ。....ところで霜宮は宿題大丈夫なのか?」

「はい。宿題は昨日のうちに全て終わらせました。」

今こいつなんて言った?

宿題が配られたのは一昨日だぞ?

たった一日で終わらせたのか?あんな量を?

数学に関しては20ページはあっただろ?

「嘘だろ?お前どれだけ秀才なんだよ。」

「ありがとうございます。

しかしとても簡単でしたので5時間もあれば終わりますよ。」

やっぱり彼女の頭の良さは別次元だ。

まぁこっちにとっては美少女に教えて貰えるんだからある意味一石二鳥だな。

「よし!だったら今日から宿題を頑張るか!

頼んだぞ霜宮!」

「承知しました。なんでも聞いてください。」

頼りになる同居人だな。

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