4話 やっぱり美少女いると興奮するよね。

あれから3日経つがこれといって俺の生活は変わっていない。

強いて言うならば俺の家が綺麗になってご飯が滅茶苦茶美味くなったという所か。

他にも勉強を教えてもらえたりするがぶっちゃけると保健体育しかしないから勉強にならない。

でもひとつ言えるとしたら...この生活も悪くは無いな。と思う。

「神島さん。恒例のお勉強タイムですよ?

今回は女性のクリ○リスの大きさについて語りたいと思っています。

では少しですがご清聴お願いします。」

「誰が聞くかんなもん!ふざけんな!

まずテスト出ねぇーだろ!こんなん出す先生いたら追放するわ!教育委員会に文句言うわ!

せめてクリ○リスよりクラミジアの方だろ!

性感染症の方が保体としてはありがてぇーわ!」

「まぁ。苦情の多い人ですね。少しは我慢するべきでは?これでも私は真剣にやっていますよ?

理解できないのなら私のを見せてもいいくらいの覚悟です。

それなのにあなたは私の授業を拒絶するのですか?酷いですね。私だって悲しみますよ?」

「勝手に悲しんでろ!お前自分が何言ってんのか分かってんのか!少しは純粋になれよ!

お前なんで俺にだけそんなこと言うんだ!

...叫びすぎて頭が痛くなってきた。」

「私がこのようなことを言うのはあなたの前でだけです。その事実は払拭されないのです。

だからあなたは感謝すべきなのでは無いですか?あなたは特別なんですよ?

とても喜ばしいことでは無いですか。

それなのにあなたと言ったらほんとに。女心がわかっていませんね。」

「そんな女心ある訳ねぇーだろ!もしそんなやつが女だったらみんな痴女だろ!」

「あなたはそれを望んでいるのでは?

エッチなことし放題ではないですか?

例えばSE○とか?あなたの棒を舐めてくれるかもしれません。

素晴らしいことでは無いですか!

あなたはそれは嬉しくないんですか?」

...こいつ、俺が困るとわかっていやがる。

確かにそんなことがあればキャキャウフフみたいになれる。

でもた!女の子とエッチするなら女の子の恥ずかしさがないと楽しくないんだ!

分かるよな!?

真顔で挿れてもこっちは気持ちよくないだろ!?

相手が喘ぐからこそエッチは成立するんだ!

...というか俺やっぱりやべぇーな。そんなこと思っていいのか!

ダメだろ!まだ口にしていないだけはいい。でももし口に出してたら恐ろしいことになりかねない!

今後は気をつけよう。

みんなも気をつけようね?

「霜宮。確かにそんな世界だったら俺は嬉しくない訳では無い。でもな、いざ童貞卒業するとなった時に真顔でしても嬉しくないんだ。

わかるか?女の子が喘ぐからエッチは成立する。だから軽はずみにそんなこと言うんじゃない!」

...今俺なんて言った?

後悔したのも束の間。気づけば彼女の顔から表情が消え失せた。

「流石にそれはドン引きの域を超えてます。流石にいくら私でもそれは口に出しませんよ?

あなたはやっぱり変態ですね。」

ぐぅの音も出ない。ド正論だよ今のは俺が悪すぎる。

ダメだ。もうエロいことなんて考えない。

「反省していらっしゃいますね。

では改めて勉強しましょうか。

今回は真面目に数学をします。

来週からテストですからね。

神島さんは数学が苦手と聞いていますので分からないところがあればなんでも聞いてください。」

いつそんなこと言ったかな?まあいいか。嫌いなのは事実なんだから。教えて貰えるのであれば喜ばしい。

「そうだな。今やってる所が難しいんだよな。

...なんだっけ? そうそう、平方完成だっけ?それを教えてくれ。」

「平方完成ですね?承知しました。...ではまずはやり方は分かりますか?」

「分からないな。」

「でしょうね。言い方が悪かったです。

どこまでならヤれますか?」

「お前イントネーションおかしいだろ!」

「すいません。調子に乗ってしまいました。

それでは最初から教えましょう。

まずは例題を出してみましょうか。取り敢えず自分でできる所までやってみて下さい。」

出された問題は(2x2乗+4x+1)だった。

...うん。分からん。

「そうですか。では簡単な方法を教えましょう。

まずはxが付いた数字を分配法則します。そしてできた式を..」

それからみっちり教わって何とか覚えた。

「助かったぜ霜宮!流石は秀才だな。

ふう〜。疲れた。今日は遅いしそろそろ寝るか。」

今は12時を回ろうとしている。女の子も肌に毒だろう。

「そうですね。遅いので私も寝たいと思います。

こんなに夜更かししたのは久しぶりです。」

「お前寝るの早いもんな。確か昨日とか10時前には寝てたよな。」

「私は知っています。あなたは私の寝顔を見てちん○を擦っていたことを。」

「んなもんするわけねぇーだろ!いちいち下の方に持っていくな!」

「そんなに怒鳴らないでください。近所迷惑ですよ?」

...誰のせいだよ。でも確かに迷惑だな。

癪だが今回は従おう。

にしても今日は疲れたなぁー。

どっと疲れが押し寄せてくる。目を瞑ればすぐに夢の中に入れそうだ。

でも眠るのは少し緊張するよな。

隣に美少女がいるんだから。


その後、5分で彼は夢の世界に入った。

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