3話 同じクラスの美少女が居候することになりました(笑)
「実は...私家を無くしたんです。
別に家賃が払えないとかそういうのではありません。
私の両親が外国に引っ越すらしくて...
私もついて行こうと思ったのですが流石に私は外国語はペラペラに喋ることなど出来ません。なので私は家に残ると言ったところ
両親が「お前一人でも大丈夫だろ?」と言って私を見捨ててしまったのです。
それから切り替えて2日ほど家にいたのですが大家さんに親がいないのなら流石にここに住ませる訳にはいかないなぁー。
と言って追い出されたんです。
そして、途方に暮れていたところで私は思いつきました。
神島さんがいるではないか!っと。」
えらい事になってるな。
俺もほぼほぼ一人暮らしだけど流石に泊めてもいいのか?
親が帰ってきたら親のことだから
「賢人!貴様こんな可愛い娘とヤったのか!?ふざけるな!」とか言われそうだしな。
困った。
...しかし困っている女の子をほっとくなんて男の恥だろ?だったら止めるべきでは無いのか!
別に変な期待なんてのはしないぞ?
だってこんなこと起こるわけないし、万一のことがあれば俺社会的に死ぬし...
なんてこと考える時点で俺の頭おかしいな!
「霜宮。俺はお前を泊めてもいい。
ただし。それはあくまでお前がちゃんとした家を見つけるまでだ!
自分で住める場所を!
それは親に言えばなんとかなるだろ?
それまでだ。いいな?」
すると霜宮は少し拗ねたように唇を尖らせた。
「そんなに私と住むのが嫌なのですか?
私は別にあなたが私をオカズにしてることなんて気にしませんし勝手に私がお風呂に入っているといに入られても構いませんよ?
そんなに私が嫌なのですか?悲しいです。」
そんなこと言われたら答えはひとつしかないだろ?ズルい女だな。
「そんなわけないだろ!別に嫌じゃない。
むしろ学校一の美少女が家に来るなんてどんなラノベ設定だって話だ!
こっちにとっちゃ嬉しすぎる!
だからそんな顔すんなって!」
別に嘘ではない。ほんとに嬉しいのだ。
家事もしてくれると考えるとメリットしかない。
「ふふっ、そういうと思いましたよ?
やっぱり神島さんは変態ですね。」
...前言撤回!
やっぱダメだわこいつ...まぁ泊めるけど。
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