第1話-2

 ―――数分後・・・。

 俺は、自分の部屋でだらけていた。

 まさかあの後10分もデットヒートを繰り広げるとは・・・。

「今日、学校休みでよかった~」

 部活もしていないので、俺の土日は、大抵暇なのだ。

 疲れ切っていた俺は、気晴らしにテレビをつけた。

『春の新生活応援キャンペーン―――――』

 テレビでは、ジャ○ネットのCMが流れていた。そういえば、もうレンジを買い替えようと思っていたので、今度注文しよう。

 テレビの録画表をつけてみるとズラーっとアニメの録画で埋まっていた。

「そういえば、時間無くてアニメためてたな、、、」

 録画の容量がなくなりそうだったので、録画を消費する事にした。

 ***************

 ―――黄昏。夕方を言い換えた言葉である。黄昏は、[誰そ彼]、そこにいる者が分からない、つまり、そこにいる者は人ではない何かかもしれないという意味も含めているのだ。

 その何かとは、一体何なのだろう?もしかしたら、自分たちの知らない神様かもしれない。

 

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