第9話 朝から、ラーメンにご飯に、乱れ飛び!

 ある土曜日の朝(実は、2021年10月30日~苦笑)、私は、朝からラーメンを食べに出向いた。

 その日は夕方ごろまで、一仕事あって走り回らなければいけないから、早めにしっかり食べておこうというわけ。


 この店には、朝6時から8時までの限定で、朝煮干しそばというのがある。

 1杯550円。大盛100円増。

 これに、揚げとゆで卵をトッピングした。

 本来このゆで卵は、半個分入っているのだが、さらにこれで1個分追加。合計、1個半のゆで卵が、これにて、ラーメンに激突!

 さらに私は、卵かけご飯を注文。

 こちらには、少し小ぶりのご飯茶碗に、生卵が1個、ドンと衝突。すでに茶碗内には、ご飯の上に卵かけごはん専用のたれが撒かれている。

 茶碗の中は、これから、2本のゲバ棒によって、かき回される。なんだかクリーミーな、食べるミルクセーキのような代物へと、茶碗の中は変化していった。

 これ、うまいのよ。


 結局、この店では、卵は2個半、ラーメンと白米に衝突した。


 この日は、また別の某所にての仕事が待っておる。

 その宿泊先のファミリーレストランで、私は、スープバーの付いた野菜ドリアを酒のつまみに注文した。

 そのスープバーの寸胴の中には、既に、玉ねぎと卵が衝突し乱れこんでいた。

 私は、その玉ねぎと卵をしっかりとスープを切りつつ、スープ椀にサルベージすることにした。

 まだ、注文のつまみは来ていない。

 酒のつまみには、スープの具、というわけである。

 スープに混ざった玉ねぎと卵をスープ用のスプーンで拾い上げて食しつつ、私は、とりあえずではなく信念をもって注文したビールをグラスに入れ、飲んだ。


 この日、私の胃袋には、どうやら、卵4個分程度が衝突した模様。

 肉類はほとんど食べていないが、どうやら、これで、たんぱく質は、がっちり!

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