ログ4
宅配便のメット、それは『グランデオブパルクール』のメットだったのは情報収集で判明する。
この場合は裏付けが取れたというべきだろう。しかし、それでも送られた理由がわからない。
その後に情報を集めていく経緯で、一回目のプレイで入手したアイテムがこれが発送されるきっかけだったことが判明する。
一種のデスゲームものではないと判断したノエルは、三度目のプレイで初めてメットをかぶってプレイを始めた。
メットをかぶってのプレイは、操作系には大きく影響はしないが……特にモニターを見ながらのプレイだったのが、メットのバイザーを見ていることが多くなっている印象に見えた。
おそらくは、一種の外部モニターとしての役割を持っている可能性もメットにはあるのだろう、そう思った。
しかし、メットをかぶってプレイしてもさほどの変化はなく、メットをかぶったことによるリアルな体験が出来るという展開だけである。
実際に他のプレイヤーもメットをかぶって継続プレイしているプレイヤーは少ないのだが、そもそもメットが配布された数を踏まえると……試作型という声も聞かれていた。
メットをかぶった上でプレイする必要性が本当にあるのか、ノエルは疑問を抱きつつも引き続きプレイして挙動を確かめることにする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます