読者の皆様への挑戦状

【読者の皆さまへ挑戦状】 犯人当てです! 問題!


 ここで、【読者の皆さまへの挑戦状】です!



 ここまでの話で、推理の手がかりはすべて書かれています。


 真犯人=人狼はいったい誰なのか?




 誰が人狼になりすましているのか?


 『或雪山山荘』に登場した登場人物の中に犯人=人狼がいます。


 皆さまにもぜひ推理して解明してもらいましょう。





 もちろん、連続殺人を起こす過程で、複数の人物に化けたことは事実であります。


 しかしながら、最後の第8日目でコンジは、ある人物に化けていた人狼を捕獲します。


 その人物とは誰でしょうか?




 また、人狼はいつ館に侵入したのか?


 そして、特に謎の大きい『第3日目の夜』、当主・パパデス・シンデレイラとイーロウ・オートコが殺され、ジジョーノ・シンデレイラが姿を消した事件はいったい、どうやって行われたのか?


 そして、作中で大部分はコンジが解明しましたが、シープ・カンペキンが明け方近く殺され、ビジュー・ツーショウが行方不明になった『第4日目の夜~第5日目の明け方』ですが、ビジューに化けた人狼はその後、どこに消えたのか?


 状況から判断して、すべての殺人は、自殺ではなく他殺(人狼の単独殺害)であります。


 また、便乗犯の可能性もなく、すべて同一の犯人=人狼とみなして間違いないでしょう。





 そして、アレクサンダー神父の告白文では、最初の殺人事件『アイティ・キギョーカが殺された事件』では、その殺害動機は『傲慢』とされていましたが、実際、最後の『第7日目の夜~明け方』に、人狼視点で『傲慢』が登場しています。


 つまり、最初の殺害動機は『傲慢』ではありませんでした。


 そう、殺害動機は『七つの大罪』でしたが、それはズレていたのです。



 最初の殺害動機は……、『暴食』でございました。


 これはすべての動機がズレているということ……。


 現段階では、それらはすべて推測の域を出ないものです。



 しかしながら、まずは殺害のトリックを見破り、そこから導き出される犯人を当ててください。


 詳細な動機は、人狼を捕縛した後に、人狼本人の口から聞くことにしましょう。





 さて、今いち度、ルールを確認しましょう。


 人狼にはいくつかの習性がありましたね。基本的にこれらは人狼の本能に根ざしたものなので、作中でこれらが破られることはありません。



 1つー。 人狼はその血を味わった人間に化けることができる。


 1つー。 人狼はその血からその人間の記憶や体質など遺伝子情報まで読み取ってなりきってしまう。それは、親しい人間でさえ、見分けがつかない。




 1つー。 人狼はその化けた相手の記憶から、獣としての獲物を狩る本能を結びつけ、次の獲物を決めて襲う。つまり化けた相手の殺意を引き出す。


 1つー。 殺意の衝動は夜時間に限られる。昼間はじっと人間に化けたままで、人狼に変身することは無い。


 1つー。 人狼に変身した時の肉体は強化されているが、不死身というわけではなく、銃でも死ぬ。また、力も人間の2倍程度しかない。


 1つー。 知能はその化けた相手に左右され、知能の高い人に化けた時はそうとう賢い行動をすることもある。



 また、作中で明らかにされたルールがありました。


 1つー。 人狼は群れない。つまりすべては単独犯の殺人であること。




 皆さま、もう一度言います。


 すべての手がかりはここまでに書かれています。


 賢明なる読者諸君におきましては、『解決編』の公開を待たずして、すでに真相に辿り着いている……と期待します。






 『解決編』の更新は、すべて書きあげてから、連続投稿で公開したいと思います。


 なので、少し期間が空いてしまうかも知れません。


 もし、どうしても、早く公開してほしいとご希望がありましたら、ぜひコメントいただけると嬉しいです。


 頑張って早く公開できるよう努めます……。



 何卒、よろしくお願いします。




 ~続く~




「続きが気になる!」


「犯人、当ててやる!」


「怖いけど、面白い!」


と思ったら、


トップページから ☆☆☆ から、作品への応援よろしくお願いいたします!


面白かったら☆3つ、つまらなかったら☆1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当に嬉しいです(*´ω`*)b


何卒よろしくお願い致します!!



あっちゅまん





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