いっしょに邪悪しよ!

作者 真木ハヌイ

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★★★ Excellent!!!

男子高校生の「間宮直治」は幼馴染みの「或香(あるか)」のタイムカプセルを掘り起こそうという誘いを切っ掛けに埋めたみんなで集まり掘り起こすと記憶のない謎の小箱が出てくる。

小箱の中から謎の声、そして謎の怪物に襲われ小箱を開けると中から現れる「邪悪ちゃん」と箱の精霊「ココ」!?

と冒頭このような感じなんですが大分端折っています。これではこの物語の魅力は伝わらないでしょう。
そもそもなんで幼馴染みの或香はタイムカプセルが掘り起こしたかったのか? そこが大事です。
それにこの子、後に直治達に立ちはだかる敵がいるんですが、その人よりよっぽど敵です。

いやーー良いキャラです。

この子が邪悪を名乗った方が良いじゃないかって思います。

お話の方は直治と邪悪ちゃんを中心に進み、邪悪ちゃんは何故小箱の中にいたのか? そもそも小箱を何故直治は持っていて埋めたのか? 謎が徐々に明らかになっていく過程がテンポのいい会話と展開で進行していきます。

タグでも謳っていますが最後はホロリとしてしまいます。この緩急の付け方は素晴らしいと思います。

可愛い邪悪な魅力に触れてみませんか?

★★★ Excellent!!!

設定把握が大変なので実はファンタジー読むの得意じゃないのですが、本作品はすいすい読みやすい作品でした。
読みやすいがゆえに、感情移入もしやすく、タグの通り、泣けるファンタジーでした。

言葉選びがうまく頭いいんだなーと思う一方で、会話のテンポが軽く頭に入ってきやすかったです。

設定もかわいくて良い作品に出会えたなと思いました。