応援コメント

同棲②」への応援コメント

  • 何か匂っていたギヨームの偽善性。ここに来てはっきりして来た気がします。

    作者からの返信

    ギヨームはこの時代に(多分今でも)ほとんどだった隠れ同性愛者として描いていますので、偽善とすればそれは妻に対してのものですよね。この夫婦はこれから何かを取り繕って生きていかなければならないでしょう。

  • ギヨームとエレーヌ。ギヨームとジュール。ジュールとエレーヌ。
    それぞれの関係性と気持ちを考えると、複雑な気持ちになってしまいます。私にはまだ、割り切って考えることは出来ないみたい。愛がなんなのか、迷宮入りしてしまいそう。
    奥さんを愛しながら風俗のお店に行く男性の心理って、なんですか!?その辺りのギヨームの気持ちが謎です。

    作者からの返信

    「奥さんを愛しながら風俗のお店に行く男性の心理」ああ、それは分かんないですけど…。
    ギヨームは奥さんもちゃんと愛していると思います。一応子どもも作れるのですから。でも多分お見合い結婚だし、きっと本来は男性が好きですよね。でもどちらも違う気持ちで愛せるという…そういうバイセクシャル的な感性は自分も分からないです。
    社会的立場のある人が性的指向をオープンにしづらい時代だからこそのドラマがあるかなあと…。色んなことを認められる現代はいい時代だけど、こういう葛藤を小説で書けなくなってくるかなあと思います。

  • ギョームはジュールに真心を注いでいたつもりでしょうが、妻からしてみれば裏切り以外の何物でもないですね´ω` 破綻は当然といえるのかも。ジュールにとっても、身分を偽って過ごす毎日よりはこのほうがよかったのではと思えます。

    作者からの返信

    エレーヌの立場から言えばこうなりますよね。当然の結果と言えます。
    ジュールは本当の自分に戻りましたが、今度はその自分と向き合わざるを得なくなります。この後はその辺りを書きたいと思っております。

  • 柊さん、報復②は、読者として、まさに溜飲が下りたのですよ! 直後、もうひとつの報復があって……これも明暗ですね。そして同棲①に……感覚的に物語の第二幕かもしれません。解けた魔法の代償は大きいけれど「僕は本当の自分に戻ったのだ」という一文が印象的です。

    作者からの返信

    宵澤様、
    そうですね、パリ編の二幕目です。ヤンとの関係やジュールの内面を書いていきます。
    本当の僕に戻ったジュールがどんな日々を過ごすか、見守ってくださいね。