遅れ馳せながら、自己紹介でも。
兎角@電子回遊魚
第1話
考えても詮無いことを考えるのは暇人のすることだ。
例えば、「人は何のために生きているのか」、なんて。探したって見つかりっこのない問い掛けと、無意味に反響する、形のない答えばかり。
敢えて言うならば、僕にとっての生は、「死ぬために生きること」である、なぁんて言ってみたり。
とどのつまり、結果論。生きる中で何かを見出せた人は、それに向かって生きるし、何も見つけられなければ、僕の考えるような答えに行き着くのかもしれない。嗚呼、考えることはできても解答のない歯痒さ。
しかし、そもそも大多数は生きる意味なんて考えやしない。考える余裕・時間がないのだ。生きることに追われて、生活に追われて、意味の有無に関わらず、ただ生きる。
「生きるために生きる」とでも表現すれば良いのだろうか。
おっと、書き出しから何を言っているのかと不思議に思うかもしれないが、特に意味なんてない。ただ、ふと頭に思い付いたからそれを文章にしただけである。
ねこさんにとって、何かを書くということは、「書きたいから書く」のではなく、「書くことが湧いてきたから書く」のだ。これの面白い点は、書いてる本人ですら、何を書きたいのかを把握できないことにある。ねこさんが書いていることは間違いないが、それが平時の「ねこさん」だとは限らない。もしかしたらねこさんの名を借りた別の人間が書いているのかも……ね。
おっと、自己紹介をしていなかったね。私の……いや、ねこさんの名前はねこさん、ではなく、「病みねこ」。「ねこさん」が生まれた経緯には色々あるけれども、今回はねこさんのお披露目ということで割愛。
さて、今日はここまで。無為な時間を無為な思考で潰す、とびきり……という程でもない変人が、友から出されたテーマに沿って何かを書き連ねるかもしれない。良ければねこさんをご愛顧下さいましまし。
遅れ馳せながら、自己紹介でも。 兎角@電子回遊魚 @Commie_Neko
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