問題点が浮き彫りになりましたね。
使役している対象が強くても使役する側が強い訳では無い。
ゴブリンくらいなら、主人公も何とかなるのは証明されましたが、ランクが上がって相手にするモンスターが強くなった時に、何らかの手段で使役対象と分断され、あっさり殺されてしまう可能性があります。
よって、鍛錬の継続は必須、レベリングも必要です。他にも装備や道具、罠なんかで自衛手段を増やす必要がありそうですね。

15年間ひたすら剣を鍛えてきた主人公でさえ苦戦するんですか。
この世界のゴブリンはかなり強いんですね。
鍛えた剣があるから、使役スキル持ちのテイマーとなっても、
自分の身くらいは守れるんじゃないかと思ってたんですけど、
完全に想定がはずれました。

(ロングソードを振り抜いて、俺は残心の姿勢をとる。
　背後でなにかが倒れる音がした。)

残心とは最後まで相手に気を抜かない事です。

普通はトドメの一撃を放った後も相手に対し構えを解かない姿勢の事を言いまする。

なので
残心の姿勢で相手に背を向けているのは違和感がありまする。

………トドメで相手に背を向けているのはただの「決めポーズ」

訓練や模擬戦を積んで強くなっても、殺し合いの実戦では上手く行かないと言うことは良くある事。