頑張る作家の皆様へ。あなたの始まりは何ですか?

まあ(ºωº э)З

辛くなった時に思い出して欲しい



 こんにちは。


 小説とは、日常から離れられる素敵なものだと思っています。


 これは独り言のようなお話だと思って下さい。


 私には、心臓の病で自由の無い彼女がいました。年の半分以上を病室で過ごし、ネットゲームが生き甲斐の女の子です。


 そんな子とどうやって知り合ったかと言うと、自分もネットゲームをやっていたからですね。


 彼女の自由は、ゲームの世界だけだったのです。


 走る事も出来ず、お酒を飲む事も出来ない。心臓に負担がかかる事は全て禁止されていました。


 本来なら恋愛も出来ません。下世話な話になりますが、セックスをする事も出来ませんから。


 そんな彼女が日々口にする言葉は、『生きてるだけでめっけもん』『今日も生きてた。お得だね』『私は結婚が出来ないから』、そのような言葉でした。


 私はそんな彼女を楽しませたかった。喜んでもらいたくて、何かないものかと考えた時に、小説家になれれば? と、考えた訳です。


 甘い考えでした⋯⋯小説家になれば、在宅で彼女を見ながら収入も得られると思ったのです。


 初めて書いた時は楽しかったです。楽しい楽しいと思うだけで、気がつけば30万文字。ですがその小説に、評価がついてくる事はありませんでした。


 何故この面白さが伝わらないのか⋯⋯もっと見て欲しいのに、何故読んでくれないのか⋯⋯


 全くわかりませんでしたね。


 彼女にそれを読ませてみたら、途中で爆睡する始末ですw


 才能が無いのかな? と、思う事も何度もあります。


 小説とは、自分が楽しいだけじゃ駄目なんですね。そこが私のスタートラインでした。


 伝える努力を怠ってはならない。何故ならば、言葉にしなければ自分の世界観は伝わらないのだから。


 それからは見直しの日々です。何度も何度も読み返し、書き換えては続きを執筆する。


 もっとわかりやすく書こう。集中力の続かない彼女にも読めるような、そんな小説を書きたいと思いました。


 書いては読んで、続きを書いて⋯⋯また最初へ戻って書き直して、何度も何度も修正を重ねました。


 そうしていたら、徐々にですが見てくれる人が増えてきたのです。


 無駄じゃなかったんだと思いました。一つアクセスが増える度に、心の底から嬉しかったのです。


 元々小説とは無縁だった自分が、やっと最低ラインの小説家になれたのだと実感しました。


 ですが、それでも思うようには評価へ繋がりません。誰かを楽しませるという事は、それだけ大変で難しい事なのです。


 評価が欲しい、読んでもらいたい。出来れば感想だって書いてもらいたい。


 作家全員が思っている事ですね。


 私はライトノベル作家になりたいです。身近な人や、色々な人を楽しませたい。


 これを読んでくれている物書きさんは、どんな想いで作家を目指し始めましたか?


 私はまだ道の途中にあります。挫けそうになっている人達には、是非読んでもらいたいです。


 熱意さえあれば続けられます。ゆっくりだって構いません。

 何かをしながらでも、ストーリーを考える事は出来るのですから。



 挫けそうになった時は、あなたの始まりを思い出して下さい。


 様々な理由があると思います。


 あなたの始まりは何ですか? そう自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。

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