第33話 小型ゴキブリがあちこちで反転!
わが蛸壺庵におきましては、ゴキブリ退治の何とやらを管理会社からいただきましてね、それをあちこち、仕掛けておりますねん。
そのおかげもあってか、ゴキブリがこのところ出なくなりました。
そこまでは、メデタシ、メデタシ、まずはメデタシ。
とっころが、このところ、妙に、変なことが起きておりましてな。
確かに、よく見る大きさのゴキブリは出てきませんねん。
ところがところが!
長さ2ミリか3ミリのゴキブリらしき小動物が、流しの横の食器棚の上に、時々出現して、それも決まって、ひっくり返っておるのです。しばらくそこを見てなくて、気付いたら干からびとるようなのもいたりするわけ。
まあ、しょうがねえな、と思いつつ、ゴミの日に巨大焼却炉にお送りするか、トイレットペーパーを使って「水葬」して差し上げるか。
これも、武士の情けというものである。
さてさて、台所回りばかりかと思っておったところ、なんと、今朝未明、トイレットペーパー置場の隙間に、その小動物がこれまた、ひっくり返っているのを発見!
いちいちそんなところに普段目もいかないはずなのに、このときばかりは、目が行ったのが運の尽き?!
こちらもすでに死亡している模様。
どうやら、あのゴキブリ退治の何とやらに入って逃げ出して、その辺でついに「行き倒れ」になったのではないかと思われる。
しょうがないから、法令に従ってかどうかわからんけど、ともあれ、その下に設置されておるトイレットペーパーで、水槽に付して差し上げました。
うちは基本的に自炊しないし、ゴキブリが来るような食品類も置いていないのだが、何か知らねえけど、小型ばっかり、うちに来ている模様。ただし、リビング内には出てきておりません。それが救いと言えば、救いではあります。
ひょっとして、こちらでゴキブリの話を書いたから、うちを聖地とでも思って巡礼にでも来たのだろうか(苦笑)?
2021年7月31日 朝
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