第4話 わらい話にワンコイン

だから先生は言うんだ。


「それが人間の面白いところです。それまで知らなかった事柄については、一切の考えることをしなかったにも関わらず、本で読んで、わずかでも触れた途端に、まるで市役所の案内窓口に座ったかのようにあちらへこちらへと知識を動かし始める。それが知性のためなのか、理性のためなのか。私はそれを知りたい。誰かの研究としてではなく、私自身の経験として」


それで、これを譲ってもらったって訳さ。

人生には,真にEQが必要になる。って話なのかな。飛ばし読みだから全貌を掴めてはないんだけどな。

でもま、俺にはない物の見方をする人が、過去にはたくさんいるんだってことは知れたさ。

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