第49話 こんな人だったっけ続出

 ええ、最近の目下の困惑は、これに尽きます。

 特に榊原母子!

 なんだ、あの甘々な義母(予定にして確定)!

 どちらかというと義父のほうが結架さんファンの筈だったんですけど。まあ……才能に惹かれてるのが義父で、存在そのものを愛でてるのが義母……ということになりますね。あれ? 初期稿では、もっと薄い関係性だったような気がするのですけど。どうしてどのへんでこうなった。作者の癖に戸惑いが否めないの、なんでだ~。


 あとですね。

 わりと家族間でも本心を明かさないという共通項を持っていた榊原家の人々なんですけど。

 結架さんが現れた途端に全員がデレる。

 感情が剥き出し露出全開。

 ……………………まあいっか。


 それとねぇ。

 もう告白しちゃいますけど。

 カクヨムで公開するまで、もっと存在が希薄だったんですよね。本作の人気者……。なんせ、十年くらい前までは、「トリノで縁が切れて離れて数年後くらいに誰かしらと出会って結ばれて幸せになってんじゃないかなぁ」くらいにしか想定してなかったんです。誰か宛がおうとか頑張ったのは、ここ数年の話です。全部、頓挫しておりますが。

 ええ、皆さまの慈愛深き声援を集めております、カルミレッリです。

 だもんでですね。

 彼の造形って、実は、この数年で飛躍的に密度が上がりました。つられてフェゼリーゴも。

 こんな人だっけ満載です。


 それも全て、貴重なお時間でもって読んでくださり、♡や☆、コメントをくださる神々の皆さまの、大きなお力添えあってこそだと思います。

 ありがとうございます!!


 まだ続きます『恋慕の鎖』。

 お楽しみいただけるよう頑張りますので、どうぞ、今後とも宜しくお願いいたします。

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