第7話
入部してから20日が経つとバックハンド、ツッツキ、スマッシュ、ドライブ等も最初に比べて出来るようになってきている。
現在練習が終わり風間先輩先輩を待っていた。
昨日風間先輩に「練習終わったら3万持って待ってて」と言われたけど何に使うんだろ
疑問に思っていると。
「今日この後暇?」
突然風間先輩から聞かれる。
「予定ないですけど、どうしたんですか?」
「一通り基礎も覚えたし瀬川君のラバーやラケットを一緒に買いに行こうと思って」
「達也は誘わなくて大丈夫何ですか?」
「達也はもう少し練習するらしいから邪魔するのも悪いから二人だけで買いに行こうか」
僕は頷き疑問に思ったことを聞いてみた。
「えっと、ラケットって持つ所以外どれも一緒じゃないんですか?」
「それが違うんだよ。例えば私のラケットはフォア側の面は裏ラバーだけど
バック側の面は粒々した表ラバーになってるでしょ?」
風間先輩のラケットを貸してもらい見てみると粒々した面があるのに気づく。
「持つ所も以外にも色々違いがあるんですね」
これには驚いた一般的な考え方だとどれもラケット何て一緒と思っていた。
「ということで今日は瀬川君のラバーを買いに行きましょう。お金は持ってきてる?」
「4万しか持ってきてないけど大丈夫ですか?」
「十分足りる。余ったお金はユニフォーム買おうか」
ラケットを買うために風間先輩と一緒にスポーツ用品店向かう。
「もう部活にはなれた?」
「学校周り4周はキツいですが何とか頑張れてますけど
いつも1番走るのが遅いのでペナルティ1周はもっとキツいです」
最初頃は1番キツくて吐いた事を思い出し、気分が少し悪くなる。
「顔色良くないけど大丈夫?」
「はい大丈夫です。」
こういう気遣いできる所も人間として先輩として関心してしまう。
「
でもゲーム感覚で面白いでしょ」
先輩は笑いながら言うけど練習初日で吐いた僕からすると鬼畜でしかない。
「笑い事ではないですよ。僕は部活やってきてないんですからキツいです」
「でも私もラストついて来てあげてるんだから文句言わない」
「ええーペナルティ無くてもいいんじゃ」
「何か文句でも?」
先輩は無表情で何やら拳を握りしめ構えている。
これ僕殴られるんですか。ねぇこれどう見てもイジメじゃない?
殴られるのは嫌なので頷く
「素直でよろしい。ちなみにあの練習内容私が中学の頃の練習内容だから
キツいとは思うけど頑張って」
「はい頑張ります」
それから先輩と雑談しながら向かっているとスポーツ用品店に着いた。
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