第8話

スポーツ用品店に入ると店員らしい人が出てきた。


「おっ香澄ちゃんいらっしゃい。今日はどんな用事で?」

「今日はこの子のラケットを買いにきたの。」

「僕がラバーとかオススメしなくていい?」

「店長が用具紹介し始めたら長くなるから私一人で十分です。」


えっこの人が。

店長っていうと貫禄ある50代イメージしてたのですけど、見た目が若く170㎝ないぐらい身長の人が店長してるとは思わなかった。


「用具の良さを紹介しようとしたのに店長悲しい。」


そう言って店長が嘘泣きをはじめる。

何か店長なのに子供みたいな印象を受ける。


「大人が良い歳して泣かないでください」


それにしても風間先輩、年上に対して対応少し雑じゃないですかね。

まぁそれほど店長と仲良いのだろう。


「私がラケットオススメしてくるので店長は仕事しててください。」

「はーい。じゃあマシーン打ちしてくるから決まったら呼んでね。」

「店長ー」


不適な笑みを浮かべながら、風間先輩は真面目にしない店長に拳を握りしめて構えている。


「分かったちゃんとするから一旦冷静に。」

「今度こそちゃんと仕事してくださいよ。」

「分かった。」


この人本当に年上?

そんなことを疑問に思っていると


「じゃあ瀬川君のラケット買いに行こっか。」


僕は返事をして先輩の案内のもと卓球用具の所に着くとそこには色んな物が置いている。


「やっぱり驚いた?」

「はい。思ったより色々な用具が多くて驚きました」

「ここ結構品揃えが良くてね。いつもお世話になってるの。」

「瀬川君は両面裏ラバーが良いと思ってる」

「先輩がオススメするなら使ってみたいです」

「まぁ2階に卓球場あるからそこで練習しましょうか」


そうして手に馴染みやすいラケットと先輩のオススメ裏ラバー買いって2階にあがる。


「相変わらずフォアハンドのドライブ入らないね。そしてカットもあまり上手くないし。」


自分でも苦手と思ってる事をストレートに言われると傷つく。

僕のメンタルはガラスなのでもっとオブラートに言ってほしい。


「フォアドライブとカットはともかく、どう使い心地は?」

「先輩が選んでくれたので使いやすいです」

「それは良かった。使いにくいって言われたら少しへこむところだったけど

そう言われるとうれしい。」


先輩は笑顔で笑う。

笑った顔は可愛いんだけど、お口が悪いんだよなぁー


「何か失礼な事思ってない?」


この人エスパーですか?後こっち睨むのやめて怖いから。

フォアハンドドライブの練習をしてたらいつの間にか8時を回ろうとしていた


「遅いのでそろそろ帰りましょうか」

「そうだね。」


ラケットをしまい帰る準備をした。











まだまだ未熟物ですがよろしくお願いします


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