第九話

【10月15日 木曜日】


「んー、疲れたー」


「お疲れ様です」




 背伸びをしながらそう息を漏らすと、秋月さんが柔らかい笑みを浮かべて僕を労ってくれた。


 放課後の図書室で、今日も秋月さんに勉強を教えてもらっていた。


 先日の「走れメロス」の課題プリントと、それに付随するテスト対策についてだ。


 最近、ほぼ毎日のように秋月さんに勉強を教えてもらっている。


 そのおかげか、秋月さんは僕に対して過剰な気の遣い方をしなくなってきたし、僕も秋月さんにあまり気を遣わなくなってきていた。


 ほんの少しだけど、秋月さんが僕に対して心を許してくれている証拠だろう。


 お互いにまだまだ分からない事ばかりだけど、少しでも前進して、良い関係性に近づけている事が、僕は素直に嬉しかった。




「うん、秋月さんのおかげで何とかなりそう。ありがとね」


「いえ、そんな……」




 下を向きながら、そう謙遜する秋月さん。


 けれど、秋月さんの助けがなかったら、この課題プリントが終わらなかったのは揺るがない真実だ。


 僕一人では絶対に終わらせられなかったと、そう断言できる。


 だから、秋月さんには物凄く感謝していた。


 本当、何かお礼でもしないと気が済まないくらい……




「秋月さん、この後……暇?」


「はい? この後ですか? そうですね……特に用事はありませんけど……」


「じゃあさ、どっか寄り道していなかない? 勉強教えてもらったお礼に何か奢るよ」


「えっ!?」




 僕が秋月さんにそう提案すると、秋月さんは鳩が豆鉄砲を食ったような表情になり、驚嘆の声を挙げた。




「えっと……その……」




 秋月さんは戸惑ったような素振りを見せて、もじもじと何かを考えだした。


 何かおかしな事を言ってしまっただろうか。


 それとも、僕と寄り道するのが嫌なのだろうか。


 後者だったらちょっと傷つくな……




「はい……それじゃあ……ちょっとだけ……」




 しばらくすると、秋月さんは俯きながらそう言ってくれた。


 よかった、少なくとも僕と一緒に出掛けるのが嫌だったわけじゃないみたいだ。


 僕はホッと胸を撫で下ろし、安堵の溜息をついた。




 ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×  




「秋月さん、どこか行きたいところとかある?」


「えっと……私は特に……普段寄り道しないので、こういう時どこに行ったらいいのか……ご、ごめんなさい」




 北中から10分程歩き、バイパス沿いの道路を真っ直ぐに進んだ地下鉄の駅の周辺を、二人並んで散策していた。


 秋月さんに行きたいところはないかと質問すると、そんな返答と謝罪が返ってきた。


 そ、そんな謝る事じゃ……


 秋月さんの謝罪に、かえって僕の心が締め付けられてしまう。


 秋月さんはよく謝る。


 ちょっとした事でも、自分が悪くなくても、すぐに「ごめんなさい」の言葉を口にしがちだ。


 まぁ、気持ちは分からなくはない。


 僕も目上の人や先輩、すなわち気を遣う相手には、何も悪くないのに謝ってしまう時が結構ある。


 けど、裏を返せば、それは秋月さんにとって、僕はまだ気を許せない相手だという事なのだろう。


 やっぱり、完全に気を許されているわけではないみたいだ。


 トホホ……そうだよね……まともに話すようになって、まだ数日だもんね……


 秋月さんと打ち解けられてきていると自負していた分、その事実が余計悲しくなって、少し落ち込んだ。


 ……いや、落ち込んでる場合じゃないだろう。


 信頼が足りないのなら、信頼を作りだせばいい。


 秋月さんは普段寄り道をしないらしい。


 だったら、僕が今この瞬間、秋月さんの初めての寄り道を最高に楽しいものにしてあげられたのならあるいは……




「遊佐君は普段寄り道する時はどこに行くんですか?」




 ナイトプール……映えるパンケーキ……チーズドック……


 僕が秋月さん接待コースのプランを練っていると、不意に秋月さんがそう聞いてきた。


 僕の寄り道コースなんて何の面白みもないけど……


 と言いかけて、もしかしたら秋月さんの琴線に触れる何かがあるかもしれないと思い、片っ端から紹介してみる。




「うーん……僕は友達とゲームセンターに行ったり、ファミレスやファーストフードの店に行ったりかなぁ……マクラナルドとかミセドとか」


「……ミセド……」




 僕がそう言うと、一つだけ、明らかに、異常に、一つの単語に秋月さんが興味を示した。




「秋月さん?」


「ミセド……」




 なんだろう……一種の暗示状態に入ってるような……




「……あ、ご、ごめんなさい! えっと……遊佐君のおすすめのところで構いませんよ!」


「そ、そっか……じゃあ、ミセドに行ってみようか」


「え……は、はい!」




 空気を読んで、僕は秋月さんにそう提案した。


 秋月さんの顔は、少しにやけていた。




 ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×




「あぁ……」




 ドーナッツの並べられたショーケースを覗きながら、秋月さんが息を漏らす。


 ミセドでこんなに喜ぶ人を、恍惚とした表情になる人を、僕は見た事がなかった。


 あまりミセドに来た事がないのだろうか。


 それとも、ドーナッツが大好きなのだろうか。


 どちらにしろ、喜んでもらえたのならよかった。




「秋月さん、好きなの頼んでいいからね」


「え……でも……やっぱり悪いです」


「いや、勉強教えてもらったお礼だから」


「うぅ……それじゃあ……」




 秋月さんは数秒迷ったあと、遠慮がちにショーケースに指を立てた。


 右手の人差指の先にある、もちもち食感が売りのモンデリング。


 けれど、視線はシンプルなオールドチョコレート、クリームの入ったフラッシュクルーラーの二つを行き来していた。


 め、滅茶苦茶迷ってる……




「えっと……それじゃあ、オールドチョコレートとフラッシュクルーラーを一つずつ、モンデリングが二つ、あとココアを二つください。」




 「かしこまりました」と笑顔で応えてくれた店員さんにお金を払い、注文した商品を受け取る。


 秋月さんは絶対に遠慮するだろうから、勝手に秋月さんが好きそうなドーナッツも買っておいた。


 僕が食べる体で買って、お腹がいっぱいだからとか適当な理由をつけて秋月さんに食べてもらえばいい。


 我が子を愛でるような目で見守っていたドーナッツを、秋月さんに我慢させたくなかった。




 二人で窓側のテーブル席まで歩き、向かい合わせで席に着いた。


 僕が「どうぞ」とココアとドーナッツの乗せられたお皿を差し出すと、「ありがとうございます、いただきます」と秋月さんが言い、モンデリングを手に取った。


 幸せそうにドーナッツを頬張る秋月さん。


 そんな秋月さんを見て、僕は何だか嬉しくなって、直接的に聞いてみた。




「ドーナッツ、好きなの?」


「へ?」




 僕が聞くと、不意を突いてしまったのか、秋月さんはドーナッツをのどに詰まらせた。




「ケホケホ……はい、好きです」


「やっぱり。僕がミスドって言った時も、ドーナッツ選ぶ時も、秋月さんの目キラキラしてたから」


「え!? そ、そうでしたか!? は、恥ずかしいです……」




 ココアを薦めながら、秋月さんにそう聞いた。


 すると、秋月さんは恥ずかしそうにドーナッツ党である事を認めた。




「いつもはテイクアウトで買っているんですけど、こうやって誰かと一緒にお店で食べるのは初めてで……浮かれてしまいました……ごめんさない……」


「謝る事なんかないよ。でも、そんなにドーナッツ好きなんだね。どれくらい好きなの?」


「そうですね……人類とドーナッツが消滅するとして、どちらかを救う権利が私にあったとしたら、迷わずドーナッツを選ぶくらいですかね……」


「そ、そうなんだ……」




 えぇ……意外と愛が重かった……。


 秋月さんから予想外の回答が返ってきて、僕は驚いてしまった。


 この前のメロスの時もそうだけど、秋月さんは好きなものへの気持ちが大きい子なのかもしれない。


 また、秋月さんの意外な一面を知ってしまった……




「ふぅ……お腹一杯になちゃった。秋月さん、よかったら残りのドーナッツも食べて?」


「えっ!? でも……遊佐君モンデリングしか食べてない……」


「給食食べすぎちゃって。だから、気にしないで食べて? 秋月さんもお腹一杯だったら持ち帰ってもいいし」


「えっと……いいんですか?」


「いいよ!」


「それじゃあ……いただきます……」


「うん!」




 遠慮がちに頷く秋月さんに、僕も笑顔で頷き返した。


 ハムハムとドーナッツを齧る秋月さんを、頬杖をついて観察する。


 ハムスターみたいで可愛いなと、そう思った。


 今まで経験がなかったから分からなかったけど、どうやら、僕は女の子が食べる姿を見るのが好きなようだ。

 

 庇護欲というか、親心というか、そんな気持ちが湧いてきて……って、何を言っているんだ僕は! 変態か!




「あ、あの、遊佐君……」


「な、なに?」


「あの……そんなに食べてるところ見られると……少し、恥ずかしいです」


「あっ、ご、ごめん!」



 

 秋月さんに対して不思議な感情を抱いてしまった事、秋月さんを見つめていたのがばれた事、どちちも恥ずかしくて、僕はむせてしまう。


 ココアを飲んで誤魔化し、気を逸らすように秋月さんに質問した。




「秋月さん、文化祭で何かやるの?」


「いえ、私は特に。部活にも入ってないので……」


「そうなんだ、僕と同じだね」




 何とか話題を変える事に成功し、安堵した。


 そっか、秋月さんも文化祭は暇なんだ。


 まぁ、文化部、もしくは文化祭実行委員会に入っていない人はみんな暇だと思うけど。



 

「うちの学校の文化祭ってつまらないよね。もっと、クラスごとの出店とかあってもいいのに」


「多分、学校側も色々あるんだと思います。中学生の火気の使用は危険ですし……」


「あぁ、そっか……でも、それにしてももっとこう……なんかあると思うんだけどなぁ……」


「あっ、でも、私、あのイベントはとても素敵だと思います」


「え、何?」


「北中生の叫び」




 僕が聞き返すと、秋月さんはそう答えた。


 ドキリと、自分の胸が振動したのが分かる。


 思い出してしまった。


 弓野のあの言葉を。


 思い出してしまった。


 僕達の本当の関係性を。


 僕が女の子に嘘の告白をし、今もまだ、その女の子を騙し続けている事を。




「一度しか成立していないらしいんですけど、大衆の面前でも臆さない、純粋で強い愛を伝える事ができるってすごいなって。成立した二人が永遠に結ばれているのも素敵ですし……」




 秋月さんは目を輝かせながら、「北中生の叫び」にまつわる伝説を語りだした。


 やっぱり、女の子はこういうものに憧れるのだろうか。


 何者にも臆せず、何者にも従わず、何者にも囚われない真っ直ぐな人間に。


 自分とは真逆で、少し虚しくなった。


 こんな純粋で可愛らしい女の子に嘘をつき、自己保身を考えている自分とは。




「あっ、ごめんなさい……なんだか恥ずかしい事言っちゃいましたね……忘れてください……」


「……ううん、秋月さんも乙女なんだね」


「う、うぅ……」




 僕がそう返すと、秋月さんは恥ずかしそうに赤面していた。


 ロマンチックでメルヘンな発言をしてしまったからだろう。


 けど、恥ずかしそうにしている秋月さんの何倍も、僕は自分が恥ずかしくて、情けなかった。




 ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×   




「あれ、もうこんな時間」


「あ、本当ですね」




 その後、秋月さんとドーナッツを食べながら話をしていると、いつの間にか時間が過ぎ、辺りはすっかり真っ暗になっていた。


 


「そろそろ帰ろっか……秋月さん、家の近くまで送ろうか?」


「はい……えっと……あの、私、残って勉強していってもいいですか?」


「え、外暗いけど大丈夫? 僕も付き合おうか?」


「い、いえ、私のお家はここから近いですし、お父さんもまだ帰って来てないと思うので大丈夫ですよ。それに、あんまり遅くなると遊佐君のご家族も心配すると思うので……」


「……そう?」


「はい」


「そっか……じゃあ先に帰るけど、あんまり遅くならないようにね」


「はい、ありがとうございます」




 女の子を夜遅くに一人で帰してもいいのかと少し悩んだけれど、秋月さんの反応を見て、あまりしつこくしない方がいいかなと察し、自分だけが家に帰るのを決めた。


 家が近いらしいし、秋月さんはしっかりしてるから大丈夫なはず。


 それに、あまり過保護になるのもおせっかいだと思われかねない。


 秋月さんは嫌とは言えないタイプだと思うし、僕がしっかり秋月さんの気持ちを理解してあげないと。




 荷物を整理してから席を立ち、秋月さんに「じゃ」と手を振った。


 すると、秋月さんは笑顔で会釈をしてくれた。


 そんな秋月さんを尻目に、僕はミセドを後にした。




 歩道を歩いていると、秋の身を刺すような冷たい風が頬を叩いた。


 季節は寒々しい冬へと一直線だ。


 日に日に気温は下がり、目に見ているこの景色も徐々に寂しいものへと移り変わっていく。


 冷たい風に吹きつけられたせいか、僕の心も完全に冷え切っていた。


 僕は、一体何なんだろう。


 僕は、秋月さんにとって何なんだろう。


 秋月さんは、僕にとって何なんだろう。


 そんな疑問が、心の中を占めていた。




 秋月さんと一緒にいる時間は楽しい。


 苦にならない、気を遣わない。


 そんな感情を家族以外の誰かに抱いたのは初めてだった。


 もう、秋月さんは僕にとって他人でも、大勢いる同級生の一人でもないんだと思う。


 友達だと、少なくとも僕はそう思っていた。




 じゃあ、秋月さんもそう思ってくれていたら?


 秋月さんも僕を少なからず信用していてくれたら?


 もしそうだったとしたら、僕は最低な人間だ。


 僕は今、秋月さんを騙している。


 嘘に嘘を塗り重ねている。


 間違いから始まったこの関係は、嘘から始まったこの関係は、どこまで行っても歪んだままで、迎える結末も、行きつく終着点も、どう足掻いたって歪で間違いだらけの嘘にしかならない。


 それじゃあ、僕は一体どうしたらいいんだろうか。


 分からなかった。


 いや、本当は分かっていたんだと思う。


 でも、もう取り返しがつかなくて。


 真実を告げて、今の関係性が壊れてしまうのが怖くて。


 だから、自分が秋月さんにどう向き合えばいいのか分からなくなってしまっていた。


 もし願いが叶うのなら、時間を巻き戻して、もう一度秋月さんと“普通”の……いや、理想の、偽りのない友達になりたかった。


 けど、そんな想いが叶うはずもなく。


 ただただ、僕は自分の過去の行動と不甲斐なさを嘆いてた。




 自分の身の振り方に悩みながら歩いていると、ふと、ある事に気がついた。


 制服のポケットに、僕のスマートフォンが入っていなかった。


 多分、ミセドに忘れてきたんだと思う。


 しまったと、そう思った。


 ミセドを出てから5分程度の時間が経過した。


 今から戻るとなると、ミセドを出てから合計で10分程の時間が過ぎた事になる。


 そうなると、多分、秋月さんはまだミセドにいるはず。


 どうしよう……どんな顔で秋月さんに会えばいいんだろう……


 そんな事を考えながら、僕は来た道を重い足取りで引き返した。

 



 ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×  




 自動ドアをくぐると、キャンペーン商品のアナウンスが店内に響いた。


 すぐに、さっきまで座っていたテーブル席に視線を移す。


 そこには馴染み深い制服に癖のある黒髪のかかった後姿があり、すぐにそれが秋月さんである事を理解した。


 胸が締め付けられるような感覚。


 ふうっと息を吐き、笑顔を作る。


 そうして覚悟を決めて、僕は秋月さんに声を掛けた。




「秋月さん」


「ぴゃっ!」




 店内に、秋月さんの甲高い声が響く。


 僕達以外のお客さんの視線が体に刺さる。


 僕がすいませんと周りに頭を下げていると、秋月さんは両手で覆うようにして机の上に置いてあった何かを隠した。


 どうしたんだろう……


 不思議に思って、目を凝らして机の上を見た。


 秋月さんの手の隙間から、A4のノートが覗き見えている。


 さらに細かく見てみると、そのノートの紙の部分には、日付や今日の出来事などの項目が綴ってあった。


 日記かなと、そう思った。


 ノートや教科書ではなく日記なら、秋月さんが隠したがるのにも頷ける。




「えっと、脅かしてごめん」


「これは……あの……違くて……」


「いや、大丈夫だから。何も見てないから、うん」




 見ていないと告げると、秋月さんははぁーっと胸を撫で下ろし、落ち着きを取り戻した。


 日記ぐらいでそこまで恥ずかしがらなくても……と、デリカシーのない持論を頭の中に思い浮かべていると、秋月さんがノートを閉じ、不思議そうに僕に聞いていた。




「遊佐君、どうしたんですか?」


「携帯忘れちゃって……落ちてなかった?」


「携帯ですか?」




 僕がそう言うと、秋月さんはテーブルの下を覗き見ながら「あっ」という声を挙げた。




「これですか?」


「あ、それ!」




 見慣れた白と赤のカバーがついた携帯を、秋月さんが手渡してくれた。


 よかった、やっぱりミセドで落としたんだ。


 そう安堵して、秋月さんにお礼を言う。




「急にごめんね秋月さん。じゃ、今度こそ帰るから、秋月さんも遅くならないようにね」


「は、はい……」




 簡単な言葉を交わしながら、今度こそ秋月さんとお別れした。


 秋月さんはよく状況を整理できていなかったのか、ポカーンとしながら僕を見つめていた。


 そんな秋月さんを背に、僕は今度こそミセドを後にした。




 店を出て、数十歩歩く。


 日記……日記か……日記なら、僕の事も書いてあるのかな……


 そんな気持ちの悪い妄想を、頭の中に広げていた。


 ダメだと理解していても、それでも期待や希望は無限に膨らんで。


 けれど、それを意識すると、同時に自分の罪にも気づいてしまう。


 秋月さんの想いを蔑ろにしている自分の存在にも気付いてしまう。


 そんな罪悪感を引きずりながら、僕は自分の家へと帰った。

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