「オールド・ボーイ」 監督:パク・チャヌク
上映時間は120分。
2003年に韓国で公開されて、翌年のカンヌ国際映画祭では、審査員特別グランプリを授賞するなど、各国の映画祭で評価されたアクションスリラーです。
2004年のカンヌ国際映画祭では、マイケル・ムーア監督の「華氏911」がパルムドールに輝きましたが、「オールド・ボーイ」とはわずか2票差で、しかも審査員長を
ちなみにこの年のカンヌで、男優賞を授賞したのは、
本作品の原作は、双葉社が発行する「漫画アクション」という漫画雑誌に、1996年から1998年に
原作者の土屋ガロンは、数多くの
なお、2013年に公開された、スパイク・リー監督のハリウッド版リメイク「オールド・ボーイ」は、お勧めしません。
さて、R-15指定された「オールド・ボーイ」ですが、確かに目をそむけたくなる場面はいくつかあります。露骨な性描写に、これでもかと言うほど残酷なシーン。
血や暴力が苦手な方は、それらのシーンを飛ばしても、内容の理解に
映画の主役は、昔は女泣かせだったと自称する、オ・デスという今は
しかし1988年、娘ヨニの4才の誕生日に、彼の人生は大きく狂います。
酒に酔って暴れ、警察署へ連行されたデス。
昔からの男友達、ノ・ジュファンが迎えにきてくれたことで、彼は
通りの公衆電話で、デスは妻に謝罪の連絡を入れて、娘とも言葉を交わす。
デスは、ヨニの誕生日プレゼントに、背中につけられる天使の羽を買っていました。
しかしジュファンが電話をかわり、ほんの
デスは、何者かに誘拐されて、窓のない部屋に監禁されたのです。
それからデスに提供される食事は、足元にある小窓から差し出される
掃除や片付け、
しかし、そのテレビをつけたところ、デスは自分の妻が殺害されて、自らが容疑者になっていることを知ってしまいます。
彼は、
腕には、監禁された年数を
食事の際に、たまたま3本入っていた
穴はベッドで隠し、来る日も来る日も。
しかし、自分が何階にいるのか分からない。
なぜ自分が監禁されているのかも、復讐相手も。
15年後の解放は、突然でした。
しかも彼が目覚めた場所は、マンションの屋上。
なぜ解放されたのか混乱するデス。
しかし犯人の目的は、むしろ解放することにありました。
どんでん返しに次ぐどんでん返し、といったストーリーですが、これ以上の説明は
ただ、「悪意はなくても、人の運命を変えてしまうことがある」ということだけ、頭の隅に置いていて下さい。
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