第4話未定
前提と成るスケールが根本的に違うと言う事。それは理不尽にも程がある。相手からすれば只の生活上の行為が此方としては只の大災害を引き起こす物と成る。だが、現段階ではそれはあくまでもその宇宙の化身の故意の物では無い。だと言うのに此方から宣戦布告するとそれが相手に伝わろうが宇宙の化身からすれば普通に生活して居るだけでいきなり宣戦布告をされる形に成る。実情としては負い目など無いと勝手に思って居るだけなのだが。……戦うなら次元や空間その物を壊せたり宇宙の化身の規模のデカさ的な意味で宇宙規模の攻撃が出来たりして初めて戦いとしてのスタートラインに立てる。無くても戦える?ああそうだな。だが、そうでも無ければ明らかに火力不足では削り切れない。相手側が完全に無抵抗でも、だ。まあ、こういうのは規模の水掛け論でしか無い。だから、それよりも大きければ良いだけだ。良いだけだが……宇宙の外にはさらにそれより大きい外宇宙が有るとしての外宇宙とはどういう場所なのだろうか?仮に空想設定だけを並べて本物が創れるならもうこの世界は滅んで居るはずだ。何故なら思考停止的な全部盛りの内容な能力が有りに成るのだから。宇宙の化身が全部盛りでは無いのかって?宇宙の創り手側なら宇宙の仕組みを全部説明出来るから出来ると言うだけで普通は出来ないと言う事は変わらない訳で。だから、仮に宇宙の化身を倒せた場合、そいつの再度湧きは基本的には宇宙の創り主以外の奴の力では無理だ。まあ、適当に組んで適当な内容の物でも皮だけ組めれば良いとか言うのは故障の修理とか不具合修正とかが自力では碌に出来なそうなのが何とも言えない所だが。そう言うパターンの場合、とにかく少しでも壊すのを繰り返せば修理が出来ない的な意味で終わるのだよな。まあ、そう言う奴は修理にも碌に理屈が要りませんとか言い出しそうだけど。だがそれが有りなら子供が考えたような最強無敵なぼくのかんがえたさいきょうののちから。が敵側に解禁に成るから、まあ頑張りなよ……。
さて、それはさておき。あれから暫くが、経つが定期的に物が大量に降る以外の特筆する事は無い。……いや、大技を撃つ奴も居ないから大それた事をしようとする奴も居ないだけだが。まあ、流石にこの状況でそれを試す奴は居ない。……いや、少数なら居はした。世界を壊そうとした奴が。だが、世界の歪みは口と同じなので、世界を壊そうと空間を歪めたらそのまま食われたらしい。ハハハ。根本的に規模が足りない上に、多少空間を歪める程度の生半可な攻撃では相手の攻撃の始点を増やすだけの様だ。はは、マジでえげつない。世界を壊すレベルの攻撃を撃てる奴とかまだこの世界には居ないだろうし、居てもまだ関わる段階では無いのだから。重ねて言うが、相手は只の生活をして居るだけ。多少の災害(他の世界からの資源の大量投入込み)を許容すれば大した問題では無い。……いや、それでそれなりに利益を得ている以上は文句を言うのも違うと言うだけの話では有る。仮に体内細菌が俺らだと言うなら、宇宙の抗体も出てきそうでは有るが、そういうのは地球が生き物扱いのゲームではよく見るネタだ。規模で圧倒して居るのが強みなのにその相手に合わせて、わざわざ小さい奴を送り込む。なんて能力の理屈上勿体無くは有る。自分のデカさ=他の奴からの攻撃の中和力。な、以上、でかい奴を送るのがベターだろう……と言うのは解る。解るのだが。まさか星がロボットを使っての手術か何かで掴まれそうに成るとは……いや、少量とは言え、攻撃した奴が居たのだ。星ならサイズは足りるだろうから認識されて、それが腫瘍扱いに成り摘出手術を受けただけだろうと言うのも想像は出来る……が、其処で機械の手術道具が誰かの手で壊された。……いや、無謀だろう。それは。だが、このまま無抵抗なのは、それはそれでドン詰まりか。そして暫く手術機器を壊していたら、其れが止む。かと、思えば宇宙は丸ごと切り取られて何処かへと投げ捨てられた。……宇宙の化身の中の星が宇宙の化身に攻撃したから宇宙の化身を手術する奴が此方の星をそれが有る部位ごと切除した。……いや、クラス転移とかそれなりに有るけどさ。星丸ごと異世界空間転移なんて聞いてないよ、それは。
はぁ……要約すれば、最初の機械を退けられた以上、宇宙の化身には皆は威力勝負では負けていなかった。だが、純粋な規模勝負で負けた。此方が届かない様な範囲の場所に干渉して切り出し、該当宇宙から追い出された訳なのだし、此方が規模勝負で負けて無かったら、此方の奴はそれを邪魔出来たはずだから。……とは言え、もし再戦するにも此方も宇宙規模の攻撃を簡単に出せるように成らないとリベンジも何も無い。そう言う規模の攻撃をする奴が居る創作はある程度有るけど、此方も宇宙規模に成らないと現象を起こすエネルギーの保管量自体の差が有り過ぎる。亜空間に無限に収納出来るとか言っても、相手は宇宙規模だ。仮に銀河を丸ごと収納しても許容量的には些末事にしかならないだろう。銀河クラスの収容量を実現する。なんて真似が即席で出来るなら苦労はしないが、それを出来ないとMPの物量作戦をされたら此方の許容量は容易く決壊する。故に物量押しは論外。やるなら大技ぶち込む事で勝利する短期決戦一択。まあ理屈を捏ねたが、宇宙の化身相手に規模勝負で対抗出来ないと、どうしようも無いのは変わらない。何故なら攻撃の威力自体側はもう足りているからだ。だが、それだけでは駄目だったのだし。……いや、そう言えばフラワシは規模勝負でも対抗出来た様な?
『……いや、貴方ね。身体の規模勝負では戦えるとしても、攻撃の規模勝負と成るとまた別の話だから』
『フラワシ……聞いていたのか』
『まあね。ただ、威力勝負では負けていないのは良い事よ。要は攻撃の規模を大きくする系の能力が有れば良いだけなのだし』
『それはそうだが、それをやる上で、それをやるのに必要なエネルギーが足りないのだが?』
『まあ、問題は其処よね。でも逆に言えばそれさえどうにか出来ればまだやりようは有るわ』
『……ふむ。試行錯誤してみるか』
要するに膨大に必要なエネルギー量を減らして、でも威力は相応に有る物を用意する必要が有る。それなんて無理ゲー?と言う話だが……創作でなら簡単に宇宙だろうが外宇宙だろうが簡単に壊せる奴が創れるのに。……だがアレは二次元での話。それをやる現実に有る物として扱うのは無理だ……ろ……いや、現象の次元移動がやれれば、超絶威力を二次元で書けば、それを次元移動で現実に持ち込み、実際の超絶威力攻撃に出来る?それなら必要なのはその超絶威力を持ち運ぶ為のエネルギーだけだろう。……現象の次元移動、か。仮にそれが出来るなら防御にも使えそうだが、全次元攻撃とかは対処はそれだけでは無理か。だが、それを現実に持って来る理屈はどうしようか?どうそれを通す?騙すか?いや、なんか薬でそう言うのが有ったよな。ええと、名前忘れたな……調べて……ああ、プラシーボ効果だったか。要は相手にその規模の物だと認識させれば事実としてはそうでなくともそう言う物として扱われるように出来る。そうする能力なら使用エネルギー問題は解決出来る。なら要は只の表記詐欺だ。本来なら規模が足りない物を規模が足りている物だと認識させれば良い。だからそうする為の能力が有れば良い。攻撃その物自体は張りぼてでも構わない。信じさせる為のエフェクトの規模さえあれば後はどうにでも成る。よしよし。これなら使用エネルギーも現実的だな。さて、これが通じない場合も考えておかないとだけども、これで完全な無策では無くなったか……。
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