第3話 奴隷を買うこと
日本社会でもお前は会社の奴隷か、と言われたことはあったが異世界には本当の奴隷がいる。
抵抗はあったけど、郷に入れば郷に従え精神で奴隷を買おうと決めて、奴隷を買いに行った。
正直一人で全てをやるにはしんどいし。
奴隷の値段はピンからキリまで、色々説明してくれたけど予算が限られているので、言葉が正しいかわからないが、良い奴隷は買えないだろう。
どこもそうなのかもしれないが、生き生きとした表情の奴隷はいない。
そうりゃあ、そうなんだけど。
予算の都合上、戦える奴隷は買えそうにない。
本音をいうと若くて可愛い奴隷がほしいけど、もちろん買えるわけがない。
異世界の適齢期は低い、容姿や能力等を除外すると、二十歳を超えると徐々に安くなっていく。
どこにでもある売れ残り奴隷。
売れ残りには色々意味があると思うが、日本で日常的に見る売れ残り、半額など安くて何が悪い。
半額弁当なんて最高じゃん。
3個で1000円とか最高じゃん。
今日の晩御飯とした後に、明日の昼と夜に弁当が食えるわけじゃん。
話が脱線したが、奴隷商人と交渉した結果、3人の奴隷を買った。
物好きもいるもんだねと言われたが、気にしない。
値切るだけ値切って、予算内に収めた。
まずまずの成果だろう。
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