第245話 10 ホンノウジ地下大迷宮

44階層までイディオットの俺達は来た

昨夜はラヴゥの討伐後、無理をするのは得策じゃないと思って休憩ゾーンを発見して直ぐに休んだのだ

時間をかけて進んでいるが、制限時間があるわけじゃないんだ


だが面倒な事に、階層を突破するごとに遥か奥底からおぞましい甲高い鳴き声が聞こえるのだ

それはここの50階層の主であるジャバウォックの鳴き声であり、俺達を待っている

今は44階層、余裕を持ちながら魔物を倒して進んでいると壁から顔を出す発光石の数が僅かに少なくなったことに気づく


まだ全然視界を確保できるが…たしか発光石の無い階層があると言っていたな


アカツキ

『ティアマト、後ろから2体…』


ティアマト

『おう』


戦闘はリリディにリュウグウ、中央にティアとギルハルド、そして後ろは俺とティアマトだ

ティアマトは『倒したり無い』とか言っていたし彼に譲ることにしたのだ

全員が足を止めると、ティアマトはニヤニヤしながら後ろに身構える


初めて感じる気配だ、少し強いぞ…


《頑張れ熊五郎》


テラが応援する意味は直ぐにわかった

現れた魔物が俺達にとって初の遭遇だからである


『キキキキキキ』


不気味な姿にティアやリュウグウが若干引いている

二足歩行の虫種であることは間違いない…

2メートルもある姿はカミキリムシそっくりだ

口の独特な鋏を小刻みに動かして音を出しているのだろう、鳴き声じゃない


ティア

『カミキリン…』


リュウグウ

『不細工な姿だな…』


ランクC、それは2体同時にティアマトに襲い掛かる

羽を広げ、低空飛行で彼の目の前に迫った

結構スピードはあるようだが、ティアマトが見えない筈がない


『ケッ!』


最初のカミキリンの噛みつき、彼は背後に回ると後ろ足を掴み、直ぐ後ろから追従していた1体に投げつけたのだ

鈍い音が響き渡ると2体同時に地面を転がり、素早く立ち上がった

あまりダメージが無いように見えるが、そうであっても1体はもう終わりだ


ティアマトが長斧を振り落とし、顔を上げたカミキリンを一気に両断したんだ

一撃で朽ち果てた同志を見て狼狽えるカミキリンは僅かに後ろに退きながら口から毒液を飛ばすが、それはティアマトには効かない


彼はそれを腕で弾き飛ばしながら駆け出し、右腕に魔力を流し込む

スキルを使われると知ってか、カミキリンはなんと腕を前に出すとシールドを展開した

ある程度の知性があると伺えるな


シールドは1回のみ相手の攻撃を防ぐことが出来るが、それには限界がある

あまりに強い威力の攻撃には防ぐことが出来ないんだ


ティアマト

『マグナム!』


音速を超えた左ストレート、それは炸裂音が鳴り響くと同時にカミキリンのシールドを容易く破壊して本体に届く

カミキリンの頭部は殴られた瞬間に弾け飛び、力なくその場に倒れる


流れるように倒す光景を見ると、何故かこっちが心地よい

まぁ戦っていたティアマトが一番楽しかったのだろう、ニコニコしている


ティア

『シールド破壊したね』


ティアマト

『一瞬だったが面白かったぜ』


アカツキ

『流石だな、てか凄い音だよなその技』


ティアマト

『耳が破れそうだったぜ』


リュウグウ

『鼓膜だろ』


《魔石は光ってねぇな、置いてくか?》


アカツキ

『置いていく。ティアマトがまだ元気なら次もやるか?』


ティアマト

『まだ戦い足りねぇ』


リリディ

『困った熊ですね』


ティアマト

『お前を食材にしてやろうか?』


リリディ

『それは勘弁してほしいですねぇ』


リュウグウ

『まぁ非常食には良いかもな』


『ニャハハー!』


《さて、そろそろ進むぞ…夕方は近い》


そうだったな

途中でグルーテンという食材をゲットしたが、小さい

半日分にもならないが無いよりマシだ

1食分のサイズだったが、まぁいい


地下洞窟を歩いていると、次第に天井から漏れる水で地面の水溜まりが多くなっていく

そして崖も多い、勿論したは地下水脈だ

見下ろしていたティアは『お魚さんだ』と口を開く


それにリリディが反応すると彼も崖から見下ろしたんだ

俺も見てみたけども、確かに魚が激流の中を優雅に泳いでいる

しかもデカい!あれ魚なのか!?


リュウグウ

『マグロだと!?』


アカツキ

『マグロ?』


リリディ

『そんな魚知りませんね。』


ティア

『リリディ君のお父さん漁師だから詳しいもんね。未知の魚かな』


リュウグウ

『流れが速い沖にしかいない。ここにはマグロの一本釣りとかないのか』


アカツキ

『なんだぞれ?』


《この世界の人間でも全ての魚を知っているわけじゃねぇせリュウグウ。マグロなんて取った事も見たことも食べた事もねぇんだよ》


リリディ

『どんな魚なんです?』


リュウグウ

『最高級の魚だぞ…魚の王みたいなあり得ない味だ。この世界の船は捕獲方法を知らんのか』


リリディ

『帰ったら教えてくださいね』


リュウグウ

『取れるものなら取ってみろ。あの魚との格闘は難儀だと聞くぞ?釣る為に何十分もかけるが、その報酬としては十分な味に報酬だ。デカいの1匹釣るだけでここだと金貨100枚は行くだろうな』


『『『100!?』』』


『ニャハ!?』


ギルハルド?お前人間の言葉わかってるのか?

まぁそれは置いておこう

1匹で金貨100枚を超える魚?あり得ないだろ…


リュウグウは『この世界の通過は私の世界と似てる、1万円が金貨1枚だったから金貨100枚…それも安い方でだ』と凄い事を言う


金貨500枚も夢じゃない、と彼女は告げるとリリディはニコニコしながら『帰ったら奢りますので教えてください』とせがむ

だが彼女はすんなりとそれを了承したのだ


マグロか…気になる


リュウグウ

『となるとこれは海水だ。海に繋がっていることになる』


ティア

『海かぁ…』


アカツキ

『でも落ちたらどうなるかわからんぞ』


ティアマト

『食べてぇな。マグロ』


リュウグウ

『さっきマグロの話は終わっただろ熊めが』


ティアマト

『食いてぇ』


アカツキ

『行くぞ』


俺は仲間を引き連れて今度は前を歩く

魔物を倒して進み、45階層に入る前に現れた魔物に俺達は驚く

なんでお前がいると誰もが思っただろう

あまりにも情報と違い過ぎて困る…


『グマー!』


何故ここにお前がいる。ギャングマ

幻界の森の中で遭遇した痩せ細った身長2メートルの熊

爪は長く鋭い


お腹が鳴る音が奴から響き渡るが空腹のようだ

それは一番不味い、父さんから再三言われていた言葉を俺は思い出す


お腹の空いている獣ほど質が悪い、と


『グマァァァァァァァ!』


ジグザクに移動しながら俺達に襲い掛かるギャングマ

仲間と共に身構えた時には既に俺の目の前、すかさず振り下ろされる爪を刀でガードするが、見た目に反して腕力が凄い


『ぐっ!?』


なんてパワーだよ!

抵抗できずに俺はそのまま崩され、地面に叩きつけられた

リュウグウの槍を間一髪で奴は避け、リリディのフルスイングしたスタッフを跳躍して避ける

しかし奴の目の前には同時に跳躍したもう1人の熊、ティアマトだ


『グマァ!』


驚く気配は無いようだな

ティアマトは既に左腕に魔力を流しており、それを直ぐに発動させた


『マグナム!』


目に見えない音速の左ストレート、ギャングマは両腕でガードするがパワーに押されて吹き飛んだ

奥の壁に体を叩きつけられる前に奴は体を回転し、壁に足をつけて受け身を取る

なんて身軽な熊なんだ…。ガードしたのはわかるがまったくダメージが無いのか?


『グマァァァァ!』


相当空腹でご立腹のようだ…

ジグザグに移動しながらではなく、今度は一直線にこちらに向かってくる

Bランクにしては強すぎる…空腹だとこんなに変わるというのか


ティアはチャンスを伺いながら黄色い魔法陣を展開しているが、隙を作るしかない

誰かが餌にならないとあいつは止まらないし動いている時に攻撃なんて馬鹿馬鹿しい


俺は痛む背中を我慢して深呼吸すると、ギャングマに向かって駆け出す


『グマァ!』


《兄弟!気ぃつけ!》


わかってる!わかってるさ!

俺もやらないと駄目だ、これは焦りからくる行動かもしれないがな

みんな強くなってきている、俺は少しそれに対し不安を募らせているんだ

俺だってやればできる


『無理なんて・・』


俺はする、馬鹿だからな


ギャングマが目の前に迫ると、奴は両手を前に突きだしてきた

胸部を貫く気だが…ギリギリ見える

今しかないと思い、『光速斬』と叫ぶとギャングマの爪を掻い潜り、懐に潜り込んだ

少し頭部をかすったが…問題ない


俺はギャングマに抱き着いたのだ

これには奴も僅かに躊躇うが、それで良いんだ

少しの隙があれば仲間が何とかするもん

俺はまだ半熟前だ、と言えばリュウグウは直ぐに『半人前だ変態めが』とツッコんでいたのを思い出す


そうさ、まだ半人前だからこそ頼るしかない


『ショック!』


ティアの放つ雷弾がギャングマの顔面に命中すると、俺を巻き込んで麻痺させた

ビリビリして体が動かない、どうやら俺は一撃で麻痺したようだな

でもギャングマも同じだ。こいつは状態異常耐性が無い


お前は終わりだ


ギャングマに抱き着いたまま共に麻痺となると、ティアマトが待ってましたと言わんばかりに不気味な笑みを浮かべて跳び込んだ

普通ならばここでティアマトがトドメを刺して終わり、その筈だ

だが相手は狂暴になっているギャングマだ


『グッマァ!』


腕だけを動かしたのだ

これに俺は驚くが、ティアマトは驚かない


『おらぁぁぁぁぁぁぁぁ!』


彼は叫び、振り下ろされるギャングマの右腕をマグナムで弾いた

腕が吹き飛ばないとはなんとも頑丈な腕なんだこいつ!


ティアマト

『ヘッ』


本当の終わりだ

ギャングマの抵抗はここで終了なんだ


『三連突』


リュウグウの素早い槍の3連突きがギャングマの右肩、胸部、頭部を貫いた

彼女は直ぐにその場を横に跳んで移動すると、リリディが木製スタッフを掲げて飛び込んできたんだ

オーバーキルかもしれないが、まだ僅かにギャングマは動いているから必要だろう


『賢者バ『シャハー!』』


残念ながら彼を遮るギルハルド

短刀を手にギャングマの首を刎ね飛ばしたんだ


同時に俺は麻痺したまま倒れそうになるが、ティアが体を支えてくれた

何だか…変に情けない気がしてきた


ギャングマの胴体はその場に倒れ、頭部は遠くに飛んで地面に落下するとゴロゴロと転がる

静寂の中、魔石がギャングマの体から顔を出すと俺達は勝ったことを確信した

喜ぶ様子は見せない、みんな一息ついてその場に座り込むんだ


ティア

『大丈夫?アカツキ君』


アカツキ

『あびばびば』


ティア

『あぁなるほど』


リュウグウ

『ずっと麻痺しとけ』


酷い…そして長い…

麻痺が解けるまで30秒かかった


立ち上がる者はいない

疲れたからではなく、一息入れたいからだと俺は思っている

ポタポタと天井からしたたり落ちる水滴の音を聞きながらも俺達は水筒の水を飲み、天井を見上げた


ここまで良く来れた

ティアとリュウグウの運スキルがあるからこそ食料にあまり困らずに来ている

それでもギリギリだ。これなら運スキルが無い冒険者は辛い筈だ


湿気が凄い、それに地下にいくにつれて温度が低くなってきている



《ギャングマとか珍しいな》


アカツキ

『なんだかあの森にいる気分になって疲れた』


ティア

『私も』


ティアマト

『本当に暴れん坊だな。将軍猪もビックリだ』


《実際、将軍猪よりギャングマが強ぇ》


だろうな


『ギュルァァァァァァァァァ!』


また聞こえた

あの声だ、まだかまだかと言っているような声だ


無意識に俺は立ち上がると、仲間も立つ

真剣な顔を浮かべ、向かうべき方向に顔を向けてだ


《ビビるな、お前らならやれる》




こうして俺達は49階層に到達する

そこまでは問題なく進むことが出来たが、時刻は14時と休むには早い

だがしかし、俺は直ぐにここで休んで明日に備える事に決めたんだ


道の先は暗闇、どうやら発光石はここまでのようだ

だが休憩ゾーンには僅かにあるから視界はある程度確保できる

そこで俺達は見てしまったのだ


向かうべき道への入口、横の壁に人間が2人倒れているのだ

冒険者だが男性は傷だらけであり、そのまま息絶えている

その傍らにいる僅かにやせ細った女性、リュウグウは餓死だと告げた


アカツキ

『凄い強いんだな…ここまで来れたが帰れなかったか』


リリディ

『1人は怪我ですが、何故女性は餓死…』


俺は首を傾げるも、女性2人は険しい顔を浮かべていた

何故なのかはわからない


ティアマト

『仏さんの前に手袋が2つ、なんだこりゃ』


リュウグウ

『馬鹿熊が、他の休憩ゾーンで倒れていた男2人の仲間だ』


思い出した

31階層の休憩ゾーンにいた冒険者の仏さん2人だ

彼らの指無しグローブの片方が俺達の前で死んでいる冒険者の前に置いてあるのだ

そして2人の両手には同じ指無しグローブ、仲間だったか


リリディ

『どうして離れて死んでいるんでしょうか』


《あんま考えねぇ方が良い》


《ニャーン》


ギルハルドは仏の前に座ると、ジッと見つめたのだ

ティアとリュウグウは両手を合わせて頭を下げている


『あんまこういうの、見たくなかったな』とティアは言い放つ

どういうことなのか、俺はこの時わからなかった

リリディは首を傾げると、リュウグウは溜息を漏らした


『嫌味で言う気は無い、だが今のお前らは正直羨ましい』


アカツキ

『どういうことだ?』


ティア

『知らないほうが良いと思う。』


アカツキ

『ティア?』


ティア

『多分私達の考えすぎかもしれないし』


ティアマト

『気になる、なにを感じたんだ』


《そんなに知りてぇなら後悔すんな?2人の左手のグローブ外せばわかる》


後悔するな、しないつもりだったけど、無理だった

ティアマトが左手の指無しグローブを外すと、2人の薬指には銀色の指輪がはめられていたのだ

金は結婚指輪、銀は婚約指輪


最悪だ


それだけで俺は理解した


ティア

『女性の人、置いていけなかったんだよ』


リュウグウ

『だから死ぬまでいた、だから餓死してるんだ』


結婚前に、か…

これはくるもんがあるな


《結婚じゃなく婚約とは質が悪いだろ?みんな人生っつぅもんあんだ。見た以上目を背けるな》


アカツキ

『…若いな』


リリディ

『リゲルさんと同じ歳ですかね』


リュウグウ

『どうだろうな。非常に残念だ』


みんなは2人の仏に祈りを捧げた

女性は置いていけなかった、そしてこの手袋は仲間の物

残念ながらその仲間は別の階層で死んでいた

全員が脱出できなかったのだろう


ティアマトは2人にグローブをはめ、頭を下げる


『あの世で幸せに暮らせ。きっとここよりいい場所だ』


俺達は湖の近くに集まると、腰を下ろす

リリディはギルハルドを抱きかかえて先に寝ているようだが、夜寝れるのだろうか


ティアマト

『もうすぐ地獄のパーティーだな』


彼はそい言いながらリリディを叩き起こした

眠そうな顔のリリディは『わかりました』とよくわからない事を口にしたが、気にしない


リュウグウ

『どんな魔物なんだ』


《見たことはねぇな》


アカツキ

『とりあえずは最初はみんな様子見だ、俺が攻撃を誘導するから吟味してくれ。ある程度の攻撃パターンやスキルが見れたら動き出してくれ』


ティアマト

『無理すんなよ』


アカツキ

『あまり接近しないようにしてみるさ』


リュウグウ

『私もやろう、スピードならば自信がある』


アカツキ

『ありがとう。他は本来の戦い方で頼む、ティアは後方支援』


ティア

『わかった』


リリディ

『僕も理解しました。ティアマトさんはデカイの用意ですか』


ティアマト

『任せろや』


《相手は悪魔だ、しかも高い地位の席っつぅの忘れるな?》


アカツキ

『勿論だ。ティアマト、また無理をさせる時があるかもしれないがその時は頼む』


ティアマト

『それも任せろぉ』


アカツキ

『距離を取るべき場合はリリディのシュツルムかクラスターに頼る、いいか?』


リリディ

『ではクラスターで』


アカツキ

『帰ったら1週間休みだな』


ティア

『遅い春休みだね』


《あと知らせがある、リゲルらが山を降り始めた》


アカツキ

『帝龍を倒したのか?!』


《違う、悪いがやつらだけじゃブルーリヴァイアみてぇな高貴な龍は倒せない。試練に合格したのさ》


リュウグウ

『試練試練となぜこの世界はいつもそうなのだ』


《リゲルがどえらい強くなってんぞ?》


アカツキ

『最終の称号か?』


《ティアお嬢ちゃんが一番嫌いな称号さ、アハト・アハトになった》


リリディ

『なんですかそれは…』


《カブリエールの盾を貫通する破壊力、遠距離特化のスナイパー戦術でもされちゃ流石のティアお嬢ちゃんもヒーヒー言うぜ?》


ティア

『あの盾を破壊するんだ…』


《残念だがリゲルの戦闘経験が勝っているから今のティアちゃんでも無理がある。慣れれば別かもしれねぇがな》


ティア

『私は別に誰かより強いとかあまり興味は…』


《だろうな、あとは面白いもん見れるが…茶化すな?》


テラはその内容を言わなかった

《見ればわかる》と言うが、覚えておくか


肉も食べ、あとは寝るだけだ

明日だと思うと無駄に緊張してしまうだろうな


リュウグウ

『そういえば悪魔は神様にとってどのくらい危険なんだ』


《え?あまり》


ティア

『それってテラちゃんにとってでしょ?ゾディアッグって王は強かったの?』


《遊んだ》


神様だもんな

俺達にとっては脅威であることに変わりはない

ゾンネやイグニスと抵抗しながら意識していかないと駄目だろうな

だがテラは《敵の敵は味方、あまり意識しなくてもいい》と告げる


お前がそういうなら信じよう


こうして俺達は十分にここで休み、最後の階層に挑む

そこには予想以上に辛い道のりだった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る