第217話 ぶらっくめがね 3 悪食の席
魔法使いに関しての新情報から数日後、クローディアからイディオットにとある依頼がかかる
西にある街ウェイザーの森にて魔物の動きが異常な活発を見せ、高ランクの魔物がかなり頻繁に現れるから調査と同時に解決が出来る場合、早急に対処せよという依頼だ
そこには回復魔法師会ウェイザー支部がある
以前その町では原因不明の疫病が蔓延して大惨事となった際には緊急支部が建てられたが
その前から建物の一室を借りてアンジェラという回復魔法師会の若い女性だけがウェイザー支部に滞在していた
イディオットは朝には馬のブルドンを連れて行こうとしたが、最近はシグレが乗りこなしてしまってせいで今日も早番の兄に取られて使えず、5人は仕方なく馬車で隣街に向かう事にした
こうして夕方頃、中心街にある2階建ての建物の1階奥の部屋を借りている回復魔法師会に尋ねる
10畳ほどの狭い部屋、奥には小さな机
そして椅子に座ってうたた寝しているアンジェラが彼らが来るとハッとした表情を見せてから照れ臭そうにしつつも椅子を用意する
アンジェラ
『ここまでお疲れ様です。大事な用事があるのに寄って頂いたのは助かります』
ティア
『アンジェラさん、どうかしましたか?』
アンジェラ
『リリディ君の猫を抱きながらティアさんのステータス見させてください』
ティア
『…』
リリディ
『…』
『ミャンミャー』
2人共真顔だったが、ギルハルドがアンジェラに飛びつくと彼女は抱きかかえる
空気を読んだティアは何も言わずステータスを見せると、アンジェラは思いつめたような声で小さく『あ、これ人間じゃないわ』と失礼なことを本人の目の前で行ってしまう
ティア
(もう慣れた…)
アンジェラ
『本題ですが、回復魔法師会ウェイザー支部をグリンピア支部に移転することにします』
アカツキ
『それはティアの事情での移転ですかね』
アンジェラ
『はい、色々と話は連絡魔石でポーラ回復魔法長から聞いてます。』
ティア
『迅速ですねテスラ会長』
アンジェラ
『自分の人生潰してでも欲しがってますから』
ティアマト
(凄ぇババァだな)
リリディ
(凄い執念だ)
ティア
『ってことはアンジェラさんと2人でグリンピア支部を回す感じですかね』
アンジェラ
『そうです。業務は本当に軽いので新設された際にこちらからティアさんの元に出向いて説明します。あとは初代国王の話でテスラさんがイディオットに伝えるように言われたのがもしかしたら貴方達には有益かもしれません』
彼女は僅かに真剣な顔になる5人を見て息を飲む
無駄に緊張を覚えるが、ただ言われたことを簡潔に言うだけ
そう言い聞かせながらもアンジェラは口を開く
『国を裏で操る組織をゾンネは作っていた。それはきっと今も生きている』
こうして彼らはウェイザーのギルドに足を運んだ
ロビー内の冒険者はかなりピリピリしており、あまり話かけるのが難しいと彼らは感じた
その中でもひと際別の空気を漂わせる者がいた
孤高の黒鳥と言われている烏種の鳥人族、クロウラウズ
真っ黒な羽毛で黒光りする綺麗な体
手には刃が赤く染まったロングソードを持つ
チームを持たない彼はウェイザーにただ一人だけのBランクの冒険者
『…』
彼は椅子に座り、目を閉じて落ち着いた様子を見せている
リリディ
『あれは…』
ティアマト
『くそ強ぇカラスだ。久しぶりにみたぜ』
クロウラウズは途端に目を見開き、静かに立ち上がる
受付に歩くイディオットの前に立ちはだかり、彼らの足を止めた
周りでそれを見ていた冒険者がザワつきだすが、嫌がらせをしているわけではない
クロウラウズ
『ウェイザーへようこそ。楽しいパーティーに招待されたか』
アカツキ
『お久しぶりですクロウラウズさん』
クロウラウズは笑みを浮かべたまま、アカツキの頭部を軽く嘴で小突いた
鳥が人間に対して行う彼なりの挨拶であり、敬意の表明でもある
リリディ
『話はクローディアさんから聞きましたが…』
クロウラウズ
『お前らの街で起きた騒動に似ている。しかし妙なんだ』
アカツキ
『妙とは?』
同じといったのに、妙という言葉を困惑した様子で放ったクロウラウズに誰もが疑問を顔に浮かべた
森の調査では空を飛べるクロウラウズが昨夜から朝方まで森の上空を旋回しながら観察し、ギルドに情報を流している
その彼が見たのは不思議な光景だったのだ
『アンデットの軍団、しかも獣が殆ど…日中には消える』
アカツキ
『アンデット?』
《アンデットが?ほう?》
『移動速度は遅いが…向かっているのはお前らの街だ』
これにはイディオットも驚愕を浮かべた
ウェイザーの北の森はグリンピアの北の森と繋がっている
アンデット軍団はどこから湧いたのかわからないが、進行方向はグリンピアだ
知識が乏しい魔物がそのような大移動をするのは非常に珍しく、これには誰もが首を傾げた
そして、再びクロウラウズが告げた言葉にアカツキ達は言葉を失う
『お前らに恨みがあるのだろうか、地の底から湧き上がるような声で言ってたよ…スキルどこだ、アカツキ…とな』
アカツキ
『…』
《待て…兄弟を狙う奴はもうゾンネとイグニスしか…》
リリディ
『他に願いを叶えて死んだ者は?』
彼はクロウラウズに背を向けて小声で話した
テラはきっぱりと《いない、絶対にだ》と答える
ここでティアは1つの仮説を立てる
テラの願いで命を落とした者は魔物化して蘇ったが
叶う前に夢果てた者ならば?と
彼女はそれを小声でテラに告げると、彼は言い放つ
《死んだ奴を生き返らせるなんてゼペットには無理だ。デミトリか俺の妻じゃない限りありえない》
アカツキは近くの丸テーブル席に仲間と共に座ると、懐から連絡魔石を取ってクローディアさんに連絡したのだ
そして彼らはグリンピアに到達する前に今日の夜、アンデット軍団をここで倒すことを決めた
自身が狙いならば、餌にすればいい
アカツキは仲間にそう説明していると、思わぬ助っ人がアカツキの背後に迫り、彼の頭を叩いた
リゲル
『馬鹿じゃねぇの、餌は食われる運命だ…囮って言っとけ』
『『『『『リゲル』さん』君』』!!』
クワイエット
『ちょっと僕忘れないで?』
リュウグウ
『お前ら、なんでここに』
リゲル
『お前らのあとをつけたのさ…楽しそうな事しそうだしよぉ』
クワイエット
『ちなみにエーデルハイドは来てないよ?』
《ある意味でグリンピアにいて欲しかったぜ》
リゲルとクワイエットは首を傾げた
そこで彼らは近くの席に座り、テラが話す
直ぐに事情を呑み込んだ2人は険しい顔を浮かべ、注文していたオレンジジュースを一気に飲み干す
クワイエット
『アカツキ君ってモテて羨ましいなぁ』
アカツキ
『男ばかりで嬉しいと思います?』
クワイエット
『あはは。にしてもだ…、生半可な敵じゃないと絶対』
リゲル
『お前ら今までスキル狙う敵を見てきただろ?化け物レベルだと思うしかない…ならグリンピアに行く前にここで討つ、そうしかないって考えてるだろ』
アカツキ
『そうだ』
リゲル
『うっし。日暮れは2時間後…北の森にゃこっから1時間だから早いうちに行くっきゃねぇぞ?周りの冒険者も支度し始めてらぁ』
アカツキ達は辺りを見回す
今起きている異常な事態に参加するであろう冒険者が忙しなく装備の点検をしながらもクロウラウズの作戦を聞いている
飽く迄イディオットとクリジェスタは義勇軍のような扱い
クローディアからはその場の判断で動くことを許可されている
『ニャハーン』
《本当にわけわかんねぇ…アンデット?悪魔儀式でもしたのかよって感じにしか聞こえねぇ》
リリディ
『悪魔?』
《悪魔は儀式で生き物を蘇らせることが出来るが、アンデットとしてだぞ?お前ら悪魔種知らねぇもんなぁ人間に姿見せないし》
ティア
『悪魔いるの?』
《いる、だが拝んだことはねぇな…》
アカツキ
(お前…神様だろ)
ティアマト
『おいリリディどうした?便秘か』
その時、リリディは深刻そうな顔を浮かべて考え込んでいた
気づいたティアマトは変に声をかけるが、リリディは『ボーッとしてました』と苦笑いを浮かべて誤魔化す
どうやらテラは悪魔に詳しくないと知るや、アカツキ達は森に向かう準備をすることにした
オイルランタン、発光弾、光粉、信号弾など必要不可欠な道具の点検をしながらも何者かの予想を各自が思い浮かべる
しかし、これだと思う予想なと浮かばない
自分達が知らない者という線が高いからだ
ティア
『テラちゃん、ムゲンは溶けたよね』
《そうさ》
ティア
『ヴィンメイは溶けなかったよね』
《ティアお嬢ちゃん、悪いが予想は外れてる…ヴィンメイは肉体の調査をギルド運営委員会が解剖師に委託して調査した後に火葬されてる》
ティア
『そっか…悪魔種ってどこまで知ってるの』
《一番知ってるのは残念だが多分死神デミトリだ。俺は魔物神の作った魔物が知ってても他の神が作ったであろう魔物は知らねぇ》
ティア
『それぞれの神が魔物を作れるの!?』
《あぁそうだ、ちなみに俺は作った事は3種しかいねぇし人間には人畜無害だから安心しな…悪魔種は他の神が作った魔物だろうけども神はプライベートは容易く話さねぇから俺も知らねぇのさ。》
ティア
『悪魔ならば幻界の森の奥にいた神種のデミトリが関連性が高いって事なのね』
リリディ
『また幻界の森に行きます?』
誰もが光速で首を横に振る
死んでも生きたくないと思うのは当たり前の減少だ
リリディ
『悪魔種…』
《残念だが情報を集める手段はねぇ、実際にアンデット軍団を見てみなきゃわかんねぇだろうよ》
ティアマト
『んだな、新たな敵かもしれねぇ線もある…人間にゃわかんねぇ事が起きても人生珍しくねぇ』
リュウグウ
『馬鹿なりに良い事を言うじゃないか、確かに人間の頭では推し量れない事は沢山起きる』
アカツキ
『そうだな』
クワイエット
『悪魔っているんだ』
リゲル
『丁度良い…手頃な魔物がいなくて退屈してたんだ。』
ティアマト
『確かにな』
アカツキ
『久しぶりに不明な戦いだ、みんな油断するなよ』
2時間後、彼らはウェイザー北の森に足を踏み入れた
まだクロウラウズ率いる街の冒険者は入り口前で待機しており、イディオットはクローディアの指示通り行動するためクリジェスタと共に夕暮れの森の中を進む
入った瞬間に彼らは感じた
生き物がいる気配が無いのだ
それは気配感知で魔物が感じないという意味ではなく、小動物や鳥などの生き物がまったく見当たらないのだ
リリディ
『鳥が多い森の筈ですよね』
ギルハルドを頭に乗せ、彼は口を開く
生き物の鳴き声すらない無風で静かな森
自然が起きているという感じが誰もしなかった
イディオットはいつでも敵が来たら動けるように武器を構えて進む
リゲルとクワイエットは肩に剣を担ぎ、のんびりと優雅に歩きながら辺りを見回していた
《イレギュラーだから教えてやる。魔物はまったくいねぇ》
アカツキ
『どうしてだ』
リゲル
『あらかたここらの魔物がアンデットになったとかじゃねぇか?アンデットは生きる者を狙う時があるがレベルが低いから大抵の魔物は返り討ちにする。だが負けると生気を吸われてアンデット化ってのはよくあるぜ』
リリディ
『なら強いアンデットが?』
リゲル
『わからねぇな…神父会じゃなきゃ詳しくねぇぞアンデットは』
クワイエット
『それに悪魔ねぇ…そんな騒動ってリリディ君のハイムヴェルトさん達を襲った一件しかないんじゃない?』
リリディ
『知っているのですね』
クワイエット
『魔法騎士のロンドベルに聞いたからねぇ、彼は生き残りだし』
リリディ
『どこまで聞いてるのでしょうか』
クワイエット
『悪魔かどうか僕はわからないけどね、ロンドベルさんは悪魔みたいな奴だったって言ってたよ。』
リリディ
『僕のお爺さんは倒しきれなかったという話らしいですが…』
リゲル
『当時の五傑に匹敵する力を持つ爺さんだろ?強い魔物であることにゃ代わりねぇだろ?』
《確かにそうだろうよ…》
リリディ
『お爺さんはゾディアックと言ってました』
《はぁ!?!?》
テラの大きな声の念術が全員の頭で響き、皆が頭を抱えて蹲る
あまりにも大きく、それは彼らにはかなり心臓に悪かったようだ
《あ、悪ぃ》
アカツキ
『テラ…本当に頭痛いぞ…』
彼はそう言いながらもティアを起こす
小休憩、足を止めて休むとティアは『なんで驚いたの?』とテラに話す
《そのゾディアックに一度会って球に封印する前に聞いたことがある。悪食の椅子…それは8つの椅子があるんだが…やべぇ色々思い出せねぇ》
リゲル
『8つの席だと?』
テラは答える
等活(とうかつ)席
黒縄(こくじょう)席
衆合(しゅうごう)席
叫喚(きょうかん)席
大叫喚(だいきょうかん席
焦熱(しょうねつ)席
大焦熱(だいしょうねつ)席
阿鼻(あび)地獄 席
悪魔の中でも地位が高い8体を指す
等活が下、阿鼻が上というランクだ
ソディアックとは悪食の席の中でも大焦熱席に座る悪魔、悪魔の王子と言われる№2とテラは話す
テラはその中でも遭遇したゾディアックしか知らない
尋問しても話さないと知るや、彼は封玉という特殊な魔石に彼を封印したのだ
だがテラはそれを人間界で紛失してしまっていたと言い難そうに説明する
リリディ
『それ以上は?』
《マジで思い出せねぇ…まぁ間接的に俺の失態がお前の爺さんを殺したと言っても過言じゃねぇかもな》
リリディ
『貴方じゃないですよ、ロットスターです』
《すまん、そういってくれると助かる》
ティア
『アカツキ君、そろそろランタンお願いします』
アカツキ
『わかった』
彼は腰につけていたオイルランタンに火をつけて辺りを照らす
話しているうちにかなり暗くなっていたからだ
テラの話に集中していて気づかなかったのだろう
ティアマト
『悪魔の中でも高貴な8体、その中の2番目とハイムヴェルトさんは戦ったのかよ…』
リゲル
『ハイムヴェルトさんの強さはかなり年期の入った各協会のもんが太鼓判押してたけどよ…そのゾディアックってドンくれぇ強いんだ』
《俺が作った闘獣と同列か、それ以上だ…この星の魔物の均衡を保つために俺が作った生命体が闘獣3体…、同時に隠れ潜む悪魔用の魔物でもある》
アカツキ
『ちなみにその3体って金欲のアヴァロンと眠欲のモグラント、あと1人が以前に言っていた七色精花エレメンタルゴッテスか』
《そうさ、お試しで3体はチビチビちゃんから作って成長させたが俺が親だとは思ってねぇだろうな》
ティア
『ちょっと話止めてもらっていい?』
彼女は真剣な顔を浮かべ、彼らの会話を止める
アカツキは自然と刀に手を伸ばすが、彼女だけじゃなくリリディやリゲルそしてクワイエットも何かを感じたかのように森を険しい顔で見渡し始めた
ティアマト
(チッ…感じねぇが囲まれたのか)
アカツキ
『リリディ』
リリディ
『数はわかりません…、姿も見えないですが真っ黒い煙の様なものが森の中に現れ始めました』
リュウグウ
『寒気がする…厚着してきたんだがな』
リゲル
『ちっと囲まれた感じか…』
『シャハハン』
空には月がうっすらと浮かび
耳鳴りと近くの仲間の呼吸がそれぞれに耳に入る
無意識に背中を合わせ、四方に警戒を向けていると低い何かの音が聞こえてきたのだ
低い唸り声、それもかなり弱い
ティアは驚き、アカツキの脇腹をぎゅっと握る
アカツキ
(いだいっ!)
彼は我慢しながらも、森に意識を向けた
気配感知は働かない
だが近づいてきていることは確かだった
ただのアンデットじゃない事を理解した彼らは、ひたすら姿が現れるのを待った
そして、彼らの前にそれは現れた
《こいつぁ…》
それは人型、ゾンビとは違う
リュウグウ
『なんなんだアレは…』
黒光りする手足、胴体は灰色で鋭い目が不規則におぞましい数が生えている
リリディ
『…アンデットなんですかね』
頭部は真っ黒であり、メテューサのように黒い蛇が髪のように生えていた
それが周りから6体、7体と茂みから姿を現してオイルランタンに照らされると不気味に黒い鱗が光る
『ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…』
胴体が中心から縦に裂けると、現れたのは大きな口だった
恐ろしい姿に皆は口を軽く開け、驚いた
地の底から湧き上がるような呻き声、それを聞くだけで鳥肌が全員を襲う
リゲル
『聞き過ぎるな、この呻き声は恐怖状態にする…聞き過ぎると混乱するぞ』
アカツキ
『デスペルみたいに厄介だな、しかもずっと呻いてる』
『ウゥゥゥゥゥ!』
声は僅かに強くなる
彼らを取り囲む不気味な姿の魔物のうちの1体が襲い掛かる
口を大きく開け、両手を広げて駆け出してきたのだ
だが足が速いわけではない、それは十分に見定めて対応できるほどに彼らには余裕がある
リリディ
『ギルハルド、待て』
『ニャハイ』
彼はパートナーを待機させる
それはどんな敵かを叩きこませるためだ
見て覚えろ、そして戦えという彼なりの意思でもある
狙われたリュウグウは槍を回転させながら魔力を流し込むと、回転した勢いを利用して槍を突きだした
『槍花閃』
光線が撃ち放たれ、軌道上に桜の花びらが舞う
不気味な魔物の口の中にそれが飛び込むと、貫通して背中から飛び出す
しかし止まることなく奴は走り続けたのだ
リュウグウ
『いっ!?』
リリディ
『シュツルム!』
黒い魔法陣が直ぐに出現すると同時に黒弾が撃ち放たれ、それはリュウグウを狙って飛び込んできた魔物に命中して吹き飛ばした
肉体は四散し、それはもう動ける状態ではない
《これはアンデットじゃねぇ!デビル・パサランっつぅ悪魔だ!》
その瞬間、周りの魔物は襲い掛かってきた
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