第196話 幻界編 36


幻界の森


???

A  アドラメルク(オオサンショウウオを刺々しくした姿、全長30m) 

   トロイ(熊)、トヨウケ、レガシィ(巨大な白犬)

   赤鬼、インビジブル(透明のカメレオン)


B+ ワイバーン特殊個体、ベオウルフ(デスペル特殊個体)、トロイ(巨熊)


B、 ベルセバウス(不気味な蛾)、ラブカ(巨大ムカデ)黒鬼

   コカトリス(巨大鶏)ヘラク(全身目玉だらけの黒い馬、翼は骨)

   デスペル(ジェスタードの手のアレ)ギャングマ(痩熊)、ジャック(両手が刃の魔物)

   剣蜘蛛(足全てが刃になった全長3メートルの蜘蛛)

   マムゥ(ボロボロの包帯ミイラ、赤い目が体中にある)


C アンノウン(蝙蝠)、オオクチビル(巨大ヒル)、

  ホロウ(断末魔を下げるような人型の顔をした梟)

イルズィオ(虹色のチョウチョ)、ヘルディル(肉食浮遊魚)

シークゴブリン、アレ(ゴキブリ)バザック、青鬼

  オーガアント(鬼の顔に似た蟻、大群で押し寄せる)

  マタタビーン(人型の木、しかし頭部は鰐の形状をしており、2足歩行で上を向いて歩く)

  パープルアサシン(紫色の蟷螂、全長2メートル)

 

・・・・・・・


各部屋は家具すらない何もない部屋ばかり

左右に3つずつあるが、休むには丁度良いかもしれない

時刻は16時、今から進むにしては少し悩みけど無理して進む必要はない


トラップ等もなく、俺達は女性と男性で部屋を分ける事に

男は多いから2部屋を使うが、基本的には聖騎士とそれ以外だ


となると俺とティアマト、リリディの父さんの他にはリゲルとクワイエットさんがいる

この状況でリリディは誰よりも先に部屋の隅で丸くなり、寝ている


ゲイル

『アカツキ、怪我はどうだ』


アカツキ

『傷口は塞がったけど、まだ力が入らない』


ゲイル

『粉砕骨折だからか…』


ティアマト

『仕方ないっすよゲイルさん』


リゲル

『まぁな…てかなんかいるな…メガネわかるか』


リリディ

『僕たちが進んできた道からなんか1体歩いてきてますね』


リゲル

『詳しく伝えてみろ』


リリディ

『上半身で浮遊する魔法使いっぽい骸骨…』


ゲイル

『待て待て…それはリッチーじゃないのか。絵本でいたぞ』


アカツキ

『リッチー』


ランクBのアンデットだ

これもマグナ夢物語だけにしか現れない魔物、俺も覚えている

物理攻撃は聞かず、魔法でしかダメージを与えることが出来ない

敵も上級魔法スキルを使用し、魔法使いのような戦闘をする


リゲルはニヤニヤしながらクワイエットと共に立ち上がると『一撃でクワイエットが倒すだろ』と言って外に出ていってしまう

大丈夫かと心配したが、父さんが不安で立ち上がった時には廊下から何かが激しく燃える音が部屋まで響き渡る


『オォォォォォォォ!!』


『燃えろー!』


クワイエットさんの適当な声が聞こえた

B相手に余裕過ぎるのは彼が強いからできる事だ

羨ましい…


俺は安静中の為、ドアの向こうから聞こえる声だけを盗み聞きしてみた


ロイヤルフラッシュ聖騎士長

『何が起きた』


クワイエット

『リッチーでした。ドロップは魔法スキルの龍炎ですね!貰いますよ!』


バッハ

『まぁ斬撃じゃないしな』


クワイエット

『わぁい!シエラちゃんプレゼント!プレゼントだよぉ!』


シエラ

『ふぁっ!?龍炎っ!?』


クリスハート

『シエラ!?フラフラしてますよ!?』


リゲル

『仕方ねぇだろ、幻のスキルだぞこれ?』


カイ

『信じられん…龍炎とは…』


シエラ

『ありがとう…クワイエット君』


クワイエット

『帰ったらデート!』


姑息な…なんと姑息な…

でもシエラさんの返答は嫌そうじゃなかったな

こんな事もあり、1時間後…


リゲルとクワイエットさんは部屋の隅でスヤスヤ寝始めたんだ

俺は父さんとリンゴを半分こでの節約、共に食べ始める

味も美味しくてさっぱり、満腹感を得られて本当に良い果物だ


今見張りをしているのはエーデルハイドとクローディアさん

アネットさんはお休み中だけども骨折の為、復帰は未定だ


アカツキ

『今は絵本のシリーズ18の魔物だよね』


ゲイル

『だな。今日を乗り越えれば希望は見えるかもしれないな』


アカツキ

『シャルロットや母さん元気かな』


ゲイル

『大丈夫さ。』


心配しているとは思うが、いざ考えてしまうと頭から離れない

外では魔物と交戦し始めたエーデルハイド、相手はジャックという両腕が刃と化した魔物だ

鳴き声でわかる


『オォォォォ!』


地の底から湧き上がるような声が特徴的だ

ランクBの魔物であるために結構良い敵でもある


クリスハート

『弾きます!その隙に!』


ルーミア

『ほいさ!』


シエラ

『トドメ任せて!』


数分かけて倒した彼女達、魔石は両断一文字をドロップ

それは約束通り聖騎士に渡すために彼女達はロイヤルフラッシュ聖騎士長に献上したようだ

シューベルンって男に与えるのだろう


というかここは魔物の出現が多い

エーデルハイドさんらが1番目の見張りだけども1時間で3回も魔物が現れてるんだ


ジャック1体、ジャック1体、マムゥだ

残念ながらスキルは落ちなかったのだが、それはティアとリュウグウがいなかったからかもしれない

ドロップ率を飛躍的に上げているのは運スキルだからである


こうして9時にイディオットの出番となり、ティアマトとリリディは父さんと共に部屋を出る為に立ち上がる


アカツキ

『すまん、みんな』


ティアマト

『気にすんな、帰ったら飯奢れ』


リリディ

『それで許しましょう』


2人共笑っている

それで許されるのも何かと申し訳ない

治ったら倍以上の働きを見せなければ駄目だろうな

俺がいない代わりに父さんがいるからきっと大丈夫だ


ゲイル

『休んでいろ』


アカツキ

『わかった』


俺の今の仕事は体を休める事、疲れていれば治りも遅い

罪悪感を感じつつも、俺は早く治したい一心で休むことにした















…………



ったく、アカツキは無茶したせいで安静してるけどよぉ

状況違えば俺だったかもな

今はあいつ以外のチームメンバーにゲイルさんだ


慎重に相手を見定めねぇと今度は俺かもな


『ティアマトさん、魔力の方は』


『俺ぁ大丈夫だ、お前は』


『まだ大丈夫です』


『私とリュウグウちゃんで来た道見るね』


ティアちゃんとリュウグウはそっちなら俺とリリディ、んでゲイルさんは反対側だな

しっかしよぉ、静か過ぎるぜ


だからこそ気配感知なくても耳がいつもより研ぎ澄まされる


『あ?』


ティアちゃんらの方向から引きずる音か

顔を向けると皆は気づいた感じさ


『ティアマト君、やっぱり耳いいね』


『おうよ。いるぜ』


さて、何がくるか

ズリズリ歩くそれは聞き慣れた音さ

ジャックだな…


『反対からもか』


挟み撃ちで近づいて来やがる

こっちもジャックっぽいな


『ジャックの可能性は大だぜ』


ゲイル

『なら私は女性陣の補助だ、ティアマト君とリリディ君は自力』


『うっす』


『ニャハーン』


こっちにゃギルハルドがいる

ならば問題無し


『オォォ…』


やはりジャックだ

ミイラのような人型の魔物、両腕は刃

頭は包帯で巻かれて隙間からは赤い目がこちらを見てやがる


(あっちも…)


後ろもジャックか…


『リリディ、爆発禁止の撲殺』


『わかりました』


話し終えたと同時に呼び動作なしに真っ直ぐ駆け出してくるジャック

その目は赤く光っていて不気味だぜ


『オォ!』


『しゃらくせぇ!』


俺は先陣を切って前に出ると、ジャックは両腕の刃を前に突き出して貫かんと攻撃を仕掛けてきた

見える、それなら戦える


『ぬうぅぅ!』


片手斧を全力で振り上げ、ジャックの両腕を弾く

それだけで片手斧を持つ俺の右腕はビリビリと痺れた


(くっ!) 


あっちは弾かれたというのに体勢を立て直すのが早い

こっちゃ僅かにふらついたっつぅのに構え直した時にはジャックは俺の懐に飛び込むと予想外にも体当たりをしてきた


『ごっ…』


いってぇ…

だがしかしだ、重量じゃ負けねぇぞこら

意地でも負けたくねぇ俺は足を踏ん張りながらも体当たりを止めた

少しでも力を抜けば負けそうだなこりゃ


『おらぁ!』


上半身を持ち上げてからのジャーマンスープレックス

奴の背中を地面に叩きつけた

こっからどうすっか考えてねえ


まぁリリディがなんとかする


『賢者バスター!』


上体を起こしたジャックの顔面直撃さ

すんげぇ鈍い音だからかなりダメージ入ったろ


『オグッ』


悲鳴か?まぁダメージになってるって事だな


(後ろは…)


『せい!』

 

ティアちゃん凄いな

ジャックの腕の刃の突きを顔すれすれでかわしながらのストレートパンチだ

クロスカウンターってやつだな


『オォ!』


『チッ』


余所見は駄目か

こっちのジャックは既に俺の目の前だ

両腕に魔力を流してるから下手に受け止めたらやべぇ


『ぬぉ!』


『オアアア!』


飛び退いた瞬間にジャックが地面を突き刺す

同時ぐらいのタイミングで地面から大きめの刃が顔を出す

避けてなかったら貫かれていたか…あっぶね


『オォ!』


『リリディ!』


『はい!』


俺はジャックの攻撃を何度も片手斧で弾く

奴の両腕から生える刃は大きく、そして受け止めると重い


『オォ!』


『チッ!』


弾かれた、やべぇ

懐に潜り込まれそうになったが、俺は仰け反りながらも顔面を蹴って難を凌ぐ


その隙にリリディが横から木製スタッフをフルスイングして攻撃を仕掛けたんだがジャックは片腕でガードだ

反応早ぇなこのバケモン…


『おらぁぁぁ!』


俺は飛び込み、頭をカチ割ろうと斧を振り下ろす

流石に片腕だけじゃ防ぐのは不味いと思ったのか、奴はリリディを弾き飛ばしてから両刃で俺の攻撃を受け止める


デカイ刃だなぁ

あんなので切られたら体が2つになっちまいそうだ

まぁでも問題はないだろうよ


ジャックの視線は俺に向けられている

包帯で巻かれた頭部、隙間から赤い目が俺を見てやがる

反撃のチャンスさえあれば二人でもいけそうだけどよぉ

作るのが死ぬほど大変だぜ


まぁ作れたさ


リリディは吹き飛ばされた瞬間にグェンガーで黒い煙と化し、ジャックの背後に現れた

あいつもわかっているからか、気付かれぬように無言でスタッフを振り下ろす


それはジャックの頭に直撃し、ようやくふらついてくれたよ


『オ…』


頭は痛ぇだろ!


(喰らいやがれ!)


片手斧を横に振り、ジャックの左腕に食い込んだ

切り落とす気マンマンだったのによぉ、固すぎんよ


『オ!』


『ぐっ!?』


左刃の突き、危なく腹部を貫かれそうになったぜ

だが体をずらして脇腹をかすめた程度で助かった


(やっぱBだな)


ランクCなら苦戦なんてしねぇ

だからこそ好敵手、退屈しない


『へっ!』 


『オオ!?』


ざまぁみろ、左腕を掴んでやったぜ

お前の右腕は切り落とせなくてもダラリと垂れているから使えまい

なら俺は左腕を止めりゃ良い


『流石です』 


抵抗するジャックの真横からリリディが口を開き、迫った

どうすることも出来ないジャックはそのままリリディのフルスイングを顔面で受けてしまい、地面を転がった


『ティアマトさん』 

『脇腹だ、問題ねぇ』

『オォ…』

『立ち上がるか、面倒だなぁ』

『ですがふらついてます』

『なら大丈夫だ』


これが最後だ

俺は駆け出すと、ジャックも走る

左刃に魔力を流してるのが見えた、だがこっちも同じさ

左腕に魔力を流し、トドメの準備だぜ


『オオォ!』


目の前で刃を振ろうと振りかぶる

お前はフェイクなんてしねぇよな


『ありがとよ』  


片手斧を投げ、ジャックの左腕にそれが食い込んだ

驚いてるのが見てわかる、奴は技の発動がそのせいで遅れたから俺が先制で切り札を存分に使えるよ


『マグナム』


超高速で放たれた左ストレートパンチは音速を越えると同時に炸裂音を響かせた

ジャックの顔面をそのままぶん殴り、僅かに顔が陥没する


終わりさ

にしてもよぉ、マグナムで殴っても首が吹き飛ばねぇか…

奴の腕を離した瞬間、度肝を抜かす行動を取りやがった


『ゴッ・・・ガッ!!』


『なっ!?』


顔潰しただろ!

それなのにこいつぁ腕を解放された途端に左腕の刃を振ってきやがる

ガードは間に合わないが、まぁ良い


『粗相ですよ!』


リリディが横から姿を現し、奴の攻撃をスタッフで弾いた

『ありがてぇ』俺はそう告げる

どうやらトドメは俺じゃねぇな


『終わりです』


スタッフのフルスイングがジャックの頭部を直撃、それでようやく地面に倒れてくれたよ

だがまだ終わりじゃねぇ

後方じゃティアちゃん達・・・・が…


『シャハー!』


『流石ギルちゃん!』


あっちの方が安定してるじゃねぇか…

ジャックの首をギルハルドが爪で斬り裂き、狼狽えている隙にティアちゃんが顔面にドロップキック

それで大きくバランスを崩すジャックにリュウグウが素早く迫ると胸部、首、頭部と素早い槍の突きさ


流石にあの攻撃じゃジャックでも立ち上がる事は無理さ


『オグ…ガガ』


ほら、無理だ


『ありがとねリュウグウちゃん』


『隙作りは助かったわ』


ゲイル

『流石だな。もういっぱしだ』


アカツキの親父さんの太鼓判付きか

静かになると、部屋から聖騎士が数人顔を出した

あれはカイっつぅおっさんとバルエル、んでシューベルンか


カイ

『状況は?』


ティア

『うるさくしましたが問題なく』


バルエル

『ジャック2体…こりゃたまらんですね…』


リリディ

『2体からオールドロップですよ』


お?凄いな…

2体から発光する魔石だぜこれ

調べてみると両断一文字という便利でレアな技スキルだ

ティアが俺達に目で何かを訴えているけども、その後に横目で聖騎士を見ていた


(ああなるほどな、良くわかんねぇけど…)


リリディもきっと同じさ、良くわかってねぇ

だから彼女に託すしかない


ティアマト

『俺は大丈夫さ』


リリディ

『僕も』


ティア

『2つは聖騎士さんにあげます、この後の見張りは頼みますね』


カイ

『良いのか!?両断一文字だぞ?どんな技か知っているのか小娘…』


ティア

『マグナ国の冒険者でも数人しか持っていない斬撃系の上位スキル。でも今はみんなが強くならないと帰れないんです』


シューベルン

『…』


カイ

『女、ティアと言ったな』


ティア

『はい』


カイ

『礼を言おう…1つはバルエル、あとはシューベルンだ』


バルエルが凄い驚いているけども、もらえると思わなかったのだろう

聖騎士はゲイルさんに軽く会釈をすると部屋に戻っていく

ジャックの死体を奥に移動させ、俺はリリディと共に影際で背中を預けて床に座り込んだ

反対側ではティアちゃんとリュウグウが同じことをしている


ゲイルさんは『残り1時間だが、君らなら俺がいなくても十分だ…逆に邪魔になる』と言って部屋に入る

褒められた、と捉えて良いかもしれねぇな


リリディ

『ギルハルド、良くやりました』


『ミャハーン』


ギルハルドはリリディの膝でゴロゴロしている

こう見ると普通の猫にしか見えねぇが、強い


ティア

『凄い強いよね、あれ』


リュウグウ

『隙を作る事が難しい、普通に槍で攻撃しても避けるくらいだ』


ティアマト

『やっぱBだよな、Cなら今の俺達なら瞬殺してらぁ』


ティア

『だよね』


リリディ

『アカツキさんの怪我、大丈夫でしょうかね』


ティアマト

『生きてるから大丈夫だ』


リュウグウ

『リンゴでも流石に砕けた骨まで再生まで時間がかかるか…』


普通なら何週間もかかる怪我だ

森を出ても安静にしなくちゃならねぇ程の大ダメージだし仕方ねぇ


残り1時間、ただただ静かに時が過ぎる

隣じゃリリディがウトウトしてやがるが…そっとしとくか


リュウグウ

『この迷宮を出ればどうなるのか。また森かもな』


ティア

『だろうね、変に期待しないほうが良いかも』


リュウグウ

『確かに強くなっているんだけどな、ステータスもかなり上がっている』


ティアマト

『んだな。』


本当に出れるかどうかは俺達次第だ

無駄に考えるのが苦手な俺にとっちゃ都合がいい


時間になると聖騎士が部屋から出てくる

ロイヤルフラッシュ聖騎士長、カイ、バルエルだ

言葉を交わすことなく、俺達は立ち上がると彼らに小さく頷いてから部屋に戻った


そしたらよ、アカツキの野郎起きてやがった

寝てればいいもに起きてたのは罪悪感でも感じてたのかもしれねぇ


アカツキ

『大丈夫か?凄い怒号聞こえたけど』


ティアマト

『ボコボコにしてやったぜ。お前は寝て怪我治せ』


アカツキ

『すまない』


リリディ

『まぁ休みましょう、疲れがあると明日に響く』


ようやく・・・・俺も寝れる

正直しんどいけどよ、人生って苦労だらけだ

どんなに好きな事をしていようがそこには苦労が生まれる


ここに来たことは無駄じゃねぇ

それは生き延びれたらそう言える筈さ


(寝るか…)


俺は寝そべり、天井を見上げた

するとクワイエットの寝相が酷いからなのか、足が顔面に直撃だ


『ゴフッ』


いってぇ…

小さく吹き出すリリディにいち早く気づいた俺はクワイエットの足をどけてから小石を拾い、デコピンで飛ばしてあいつの頭部にぶつけた


『いたっ…』


(ざまぁみやがれ)


今日は良く眠れそうだ





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