第178話 幻界編 18
『リゲル』
『なんだよ』
リゲルとクワイエット
彼らは虚しくも二人だけで強制転移で飛ばされた
場所は見知らぬ王宮内、立派な作りに圧巻しながらも廊下の天井に設置された照明魔石の明かりを便りに堂々とあるく
『試練てなにかな』
『知らね、まぁさっさと終わらせて『ゴブァ!』』
途端に近くの部屋から飛び出す角が頭部から2本生えたゴブリン、灰色の体に武器は片手剣
その名はシークゴブリン、ランクはC
狙われたリゲルは目にも止まらぬ速さで剣を抜くと避けながら首を撥ね飛ばす
『終わらせて帰るか』
まるで相手ではない、というような余裕
二人だけだとしても彼らは強い
しかし、強くても驚く事はある
廊下を抜けた先の中庭で彼らは口を半開きにしたまま固まる
大きな食虫植物の楽園となっていたのだ
通れる筈がない
二人は同時に感じた
(だっる)
深い溜め息のリゲルはクワイエットと共に道を変える事に
待ち伏せするシークゴブリンを返り討ちにしながら進むこと30分
クワイエットは『疲れた』と駄々をこねるようにして階段の踊り場で腰を下ろす
(仕方ねぇ)
リゲルは返事もせずに床に座り込むと、クワイエットは自然と笑みを浮かべる
小休憩がしたい、リゲルはクワイエットの行動をそう捉えた
(不気味な城だな)
通った城の通路には朽ち果てて何が描いていたかわからない壁画が点々と飾られていたのだが、それがこの城内の不気味さを際立たせる
『誰かいる気配はねぇな』
『ないねぇ、でも下になんかいるね』
『面倒だ』
リゲルはクワイエット同様に階段の踊り場で寝そべる
それによって下の階からは死角になるから二人は見えない
階段下にいたのはアカツキ達が相手をしていたバザックという頭が膨らんだ奇妙な人型の魔物
冷静な二人は踊り場から天井を眺めながら体を休めた
近くに魔物がいても御構い無し
バレたら倒せば良い、それが彼らの考え方だ
『ゲバァ…』
バザックは頭部を揺らしながら辺りを見回し、歩き去る
同時に二人は静かに立ち上がってから上の階を目指した
1つ1つの部屋を確認し、出るためのヒントを探す
荒れ果てた客室を二人で調べていると、リゲルはズタズタに引き裂かれたベッドの隙間に挟まる紙を見つけた
『だる』
ボソリと囁いたリゲルはその紙をもとの場所に戻してから次の部屋を目指す
そこは小さな倉庫
15畳の大きさ、武器庫のようだが全て朽ちていて使い物になりはしない
(剣変えたいなぁ)
クワイエットは心の中で新しい剣が欲しいなと願った
かなりの使い古しであり、そろそろ買い時だと彼も気付いている
『なぁクワイエット聞こえるか?』
『なんか聞こえるね』
二人は倉庫内にて使える物はないかと探していると、上の階から何やら音が聞こえてくる
足音?いや違う
明らかに人の声であり、楽しげな感じにしているようだった
それはまるで宴会をしているかのように
『臭いな』
『でも面白そう、試練と関係あるかな』
『上行ってきいてこいよ』
クワイエットは苦笑いを顔に浮かべ、リゲルと共にドアに顔を向けた
時間をかけていれば二人にとって不利に傾く
だからこそ声のする場所に向かうしかない
廊下に出た二人は堂々と階段がある奥まで歩き、途中にいたバザック2体を飛び込んできたと同時に頭部をズタズタに切り裂いて倒す
魔石は光らない限り回収はしない
リゲルは先に階段を登り、3階に辿り着く
直ぐには登らずに階段から顔を出して左右の廊下の安全を確かめていると、クワイエットは首を傾げた
(ん?)
『どうしたクワイエット』
『美味しそうな匂いもする』
『勘弁してくれ。幻覚じゃないのか』
『きっと美味しいご飯だよ』
そんな筈ない
ここは幻界の森の中のどこかなのだ
有り得ないと思いながらもリゲルは階段から廊下に移動し、クワイエットと共に人の声がする場所へと向かうと、リゲルの鼻にも美味しそうな料理の匂いが漂ってきたのだ
『マジかよ』
『これは肉だね。』
『魔物がいる城で宴会とは面白い野郎がいんだな』
『だね、てか魔物が見当たらないし明るいね』
『歩きやすくて良い、てか正体確かめるか』
『まぁ気になるよね』
リゲルは後ろをクワイエットに任せ、息を潜めながらも剣を構えてゆっくりと前に進む
廊下は天井に点々と設置されている証明魔石によって明るく、遥か奥まで見える
リゲルの視界には魔物らしき物体は見えず、疑るような事も起きない
起きているのは今辿り着いた目の前のドアの中から聞こえる宴会をしているかのような声だ
このような場所に何故?と彼は一瞬だけ無駄に考え、クワイエットに視線を向けると溜息を漏らしてからドアノブに手を伸ばす
『っ!?』
2人は驚く
何に大きく驚いたのか
それはリゲルが開けようとしたドアが急に開かれ、中から綺麗な女性が高価な服を着て現れたのだ
無意識に体が動いてしまうリゲルが剣が目の前に現れた女性に伸びるが、それは彼女の顔スレスレで止まる
『あらっ!元気な坊やね』
笑顔を顔に浮かべ、女性はそう告げる
リゲルが目を細めながらも彼女の背後に視線を向け、顔色を変えずに驚く
大きな長テーブルに美味しそうな料理がたくさん並び、人々が飲み食いしていたのだ
数は約20名、楽しそうな雰囲気が2人は不気味に感じていた
『…』
リゲルは半歩、後ろに下がると女性はクスリと笑ってから再び口を開く
『ここにはどうやってきたの?』
『合コンの待ち合わせ場所を間違ったようだ、出直『ならここでいいじゃない』っちょ!』
リゲルは手を掴まれて中に連れ込まれるとクワイエットが慌てて追いかける
絶対に可笑しい宴会場、しかし逃げる事は出来なさそうだと感じた2人は無理やり空席に座らせられると目の前に広がる美味しそうな料理を見て生唾を飲む
彼らは空腹が長く続いている
しかしこのような不気味な場所で出された料理を食べるわけにもいかない事は理解していた
『珍しい客人だ!さぁさぁどんどん食べなさい!』
『今日は記念日よ!どんどん飲んで』
大人びた男女が明るい表情でリゲル達に告げるが、リゲルはその男の顔を見て驚愕を浮かべた
だが直ぐにその顔は苦笑いへと変わる
男は『何か私の顔についてますかな?』と言うが、リゲルは『何でもねぇよ』と言いながら椅子の背もたれに深くもたれ掛かる
『リゲル、食べてもいい?』
『馬鹿かお前』
『おやっ!?空腹ではないのかな?』
『大丈夫だ。お腹いっぱいなんだ』
リゲルは吐き捨てるように言う
しかし男は首を傾げると、『そのように見えないのだがなぁ』と疑問を浮かべた
2人は飲み食いは避け、ひたすら宴会をする大勢の人間の様子を見るだけにした
何度か食わされ飲まされそうになるが、リゲルとクワイエットは適度にそれを断る
そうしていると彼らの向かいの席に先ほどの男が座り、赤ワインを美味しそうに飲んでから浸り顔のまま2人を見つめた
(よしてくれよ…)
リゲルは見つめられるのが慣れていない
視線を逸らし、少なくなっていく料理を眺めていると男が口を開く
『ここも命が育つ場所はある、それが私達だ』
『へぇそうかい、楽しいのかよオッサン』
『これを見て楽しくないと思うのかな?』
『楽しそうだと思うがな』
『そうだろう?ここには何をしに?』
『野暮用だ』
リゲルは言うと、囁くようにして『あいつ大丈夫かよ』と言うがクワイエットは『なんか言った?』と言葉を返す
『いや、あいつら大丈夫かなってよ』
その後、2人は寝る場所が欲しいと男に告げてから比較的綺麗な客室を提供された
室内は今まで見てきた部屋よりも小奇麗になっており、手入れがされている様子だ
ベットは1つしかないがかなり大きく、2人が横になっても落ちることはない
クワイエットは嬉しそうにベットにダイブし、大の字になる様子をリゲルは横目で見ながらも椅子に座って先ほどの男の事を考えた
グエインという名であることは先ほどの宴会場で聞いた彼は彼の事を考えた
何者なのかと
こんな場所でのうのうと生きていけるはずがない、しかしリゲルだけは答えを知っている
(何があったんだ…)
『ねぇリゲル、どうする?』
『交代で寝る、先に寝とけ』
隣の部屋から聞こえる宴会の声を聞きながらリゲルはクワイエットにそう言った
もの凄い速さで眠るクワイエットに僅かに笑いそうになるが、直ぐに顔色は真剣となる
(みんなどこに飛ばされた)
考えながらも椅子でそれを考える
だが今は自分の身を第一に考える方が良い事にリゲルは鞘から剣を抜き、ドアに体を向けたまま息を鎮めた
経過1時間、そこで部屋の灯りが徐々に薄暗くなっていく
完全に真っ暗になったことにリゲルは溜息を漏らしながらも近くの机の上の蝋燭の火をつけようと歩き出す
いつも持ち歩いている着火石を使い、火を灯そうと何度も火花が散る
『っ!?』
4回目の火花
そこでリゲルは背後に誰かいるような気配を感じ、剣を構えて振り返る
しかし、近くには誰もない
『…』
次に着火石を使うと、蝋燭に火が灯る
彼はホッと胸を撫でおろしながら部屋の中をくまなく眺め、再び椅子に座った
(何だこれ…)
違和感を覚えた彼は何かに見られていると感じ始めた
気づけば隣の部屋の宴会騒ぎの音が無くなっており、物静かだ
この状況でこの静かさになれないリゲルは眠気が一切ない
だがクワイエットはお構いなしにベットでスヤスヤと寝ている事に頭を抱えるリゲル
信頼してくれているのか、と思う事にしつつも気味悪さを感じながらクワイエットの交代の番まで静かに椅子に座る
3時間が立とうとした時、リゲルが見ているドアを誰かが小さくノックしてきた
それによって彼は目を細めるが返事はしない
静寂の中、ただひたすらドアを睨むように見ているとドアの向こうから女性の声が聞こえてくる
『困っている事はありますか?』
『…』
それでもリゲルは口を開かない
頭の中で(あと5分か…)と考えながらもドアの向こうにいる女性が去るのを待つ
『こちらでは男性のお相手に慣れている女性もいますが、いかがしますか?』
『好きな女以外抱くつもりはねぇ』
何故か彼は答えてしまう
アッとやってしまった事に深い後悔を覚えたが、更に不気味な事が起きる
リゲルが答えた言葉に対し、ドアの向こうからの言葉が帰ってこないのだ
下手なお化け屋敷よりも質が悪く、彼は(ティアって女には無理な場所だな)とほくそ笑んだ
しかし状況が変だとわかっていくにつれてこのままじゃ入れれないと悟ったリゲルはクワイエットが起きる前に彼を起こそうと立ち上がる
ベットで大の字にヨダレをダラダラ垂らしながら眠るクワイエットは幸せそうにしているが、予定よりも早く起こすしかないからこそリゲルは彼を起こそうと手を伸ばす
『起きることはない』
『っ!』
リゲルは背後から聞こえた声に剣を振りながら振り返る
そこには先ほど宴会で話したグエインという男が悲しそうな表情を浮かべたままリゲルの攻撃を飛び退いて避け、椅子に座る
どうやって入ってきた?とリゲルは考えた
しかし入る隙などある筈もない
先ほどとは打って変わった様子のグエインにリゲルは剣を向け、小さな声で彼に話しかける
『それはどういうことだ?』
『そのベットは呪いのベットだ。寝たら一生起きない』
『そうかい、んでお前は誰だ』
『グエインさ』
『見た目はそうだな』
リゲルは目にも止まらぬ速さでグエインに突っ込む
咄嗟の行動にグエインもアッと驚き、リゲルの突きだす剣を何度も避けながら腰の鞘から剣を抜いた
立派な剣であり、それは片手剣というよりも刀身の細いツヴァイハンダーという剣種に近い
その剣の特徴である敵の剣をはね返すための突起が、剣身のガードに近い部分に取り付けられている
『なんで俺達を招き入れた、オッサンよ』
『迷い子よ、せめて帰れぬ未来を知るならばここで死なせてやろうとな』
『あっそ』
リゲルは駆け出し、剣を振るとグエインはリゲルの頭上と飛んでベットの前に着地する
気持ちよさそうに眠るクワイエットを見て微笑む顔がまるで人を見ているように思えないリゲルは彼に対し、『どう殺したいんだい?さっきの宴会場で料理を見て楽しむよりも良い顔してるけどな』と告げる
美味しいものを見るような目
リゲルはそう感じたのだ
人を食用だと言わんばかりに見ている顔に近い
『君は察しが良いんだね、でも君だけじゃ私に勝てないと思うけどね』
『戦い難ぇからこの幻覚を解けよ、どうせ部屋じゃないんだろ』
『流石だね。隣の部屋とここは繋がっているから壁はあるようでないんだよ』
グエインが指をパチンと鳴らすと、リゲルの視界が一気に変わる
先ほどまで人が住めるような部屋が一瞬にして廃墟の中と化し、隣の部屋は長テーブルを残して残骸のみ
それだけじゃなかった
『…』
椅子には長テーブルにもたれ掛かる何者かの白骨死体
それに床にも点々とミイラらしき物体が倒れているのだ
全てを悟ったリゲルは口元に笑みを浮かべながらグエンに顔を向けた
『デスペル、じゃねぇな』
『ちょっと違うね…』
グエインは体の関節をボキボキと不気味に鳴らしながらその姿を変えていく
彼の姿さえも変身、本当の姿になっていくとリゲルは(面倒な野郎だ)と心の中で嘆く
木人形、リゲルと身長は同じであり、目つきは釣り目で瞳が僅かに光っている
両手は獣の爪の様に僅かに鋭く、腰からボロボロの赤いマントをつけていた
生半可な魔物じゃない
誰が見ても明らかだ
無意識にリゲルの額から汗が流れる
割れた窓ガラスから風が流れ、リゲルはようやくこの場所に来て心地よさを感じた
『お前、なんだ』
『デスペルの特殊個体、名はベオウルフ』
『見た目と名前が合ってねぇなぁベっちゃんよ』
『余裕だな、お前らの世界ではランクAに匹敵する存在であるぞ』
『それがどうした?勢いでなんとなる相手がわざわざここに来ると思ってんのか?ピクニックじゃねぇんだ殺すぞ』
『帰れぬ身だというのに威勢が良い』
デスペルの特殊個体はリゲルを馬鹿にするかのように口元に手をあててクスリを笑う
それには動じない事に少し残念そうにするが、リゲルは椅子を蹴り飛ばす
ベオウルフは飛んでくる椅子を武器を持っていない右手を振って破壊すると、目の前に迫るリゲルに視線を向けて剣を交えた
金属音が響き渡り、2人の力が鍔迫り合いによって拮抗するとリゲルは全力で押し込まんと力を入れる
『人形だな』
『小癪な…』
力の差はない
それはベオウルフが人形というパペット種であるからだろう
本来パペット種は筋力が乏しい、そのかわりに魔力を使用する攻撃、そして身軽さは比較的に高い
Bランク上位
デスペルの特殊個体であるベオウルフ
彼はリゲルの剣を弾き返し、彼を吹き飛ばす
地面を滑るように後ろに吹き飛んだリゲルは数メートルほどで勢いを殺して止めると、剣を肩に担ぐ
(おや?)
ベオウルフは違和感を覚えつつも右手を前に出し、とある魔法スキルを使おうと赤い魔法陣を展開する
エナジーフレア
それは赤い魔法陣から放たれる火炎の弾に触れると火柱となって対象を灰になるまで燃やし尽くす
投擲速度は速く、ティアのラビットファイアーに近い速度を叩きだす
ベオウルフはそれを連射した
『チッ!』
避け続け、ベオウルフに近づこうとしても目の前にエナジーフレアを撃たれていく手を遮られ、何度も舌打ちをするリゲル
どう動くか、どう攻撃するかをなんとなく相手は理解しているのだ
人間相手にそれなりに手練れた魔物ということだろう
炎によって辺りが明るくなると、ベオウルフはリゲルが飛ばしてきた真空斬による斬撃を左手の剣で斬り飛ばす
『1人で倒せる相手だと思うか?』
『1人だと思ってんのか?』
『何?』
ベオウルフは楽な相手だと思いながら対応していた
しかしリゲルはさほど焦りを見せて戦っていないことに答えの出ない疑問を浮かべていた
その疑問を彼から更に聞かされ、顔をしかめる
(っ!まさか!)
ありえない、そう思いながらもベオウルフは振り返った
背後はベット、そこには寝ているクワイエットがいる筈だが
彼は寝ていなかった
(馬鹿な!)
『腕貰うよ!』
『っ!?』
足元から聞こえる低い声
そこにいたのは永遠に寝る運命にあると思っていたクワイエットだった
驚愕を浮かべながらもベオウルフはクワイエットの剣を避ける為に飛び退こうとするが
右腕を斬り飛ばされてしまう
2人からかなりの距離を取るために浮遊しながら下がったベオウルフは何故クワイエットが呪いの影響を受けなかったのか考え始める
しかし、その理由は起きてしまったクワイエットが欠伸をしてから答えたのだ
『言われた時間にきっちり起きる超人間、あと呪い完全無効だよ僕』
『マンドラゴラ千匹抜くという馬鹿しかやらぬ所業をお前がしたのか…』
『子供の時にねっ!孤児院の裏にわんさか生えてたから叫び声を耐えながら抜いてたらスキルがいつのまにか増えてたけど、やっぱりマンドラゴラなんだね』
『クワイエット、起きた所で悪いが本気で戦うぞ…デスペルの特殊個体だ』
『起きてから少し狸寝入りしてたからなんとなく察するよ、久しぶりに楽しそうな相手だね』
楽しそうな相手、それにはデスペルの特殊個体であるベオウルフはしかめっ面を浮かべた
捕食するための生物である人間という概念を持つ魔物であるために、捕食対象から相手呼ばわりされたことによって僅かに苛立ちを覚えたのだ
嘗められていると
(人間ごとき)
ベオウルフは体の周りに赤い魔力を漂わせ、火の玉をいくつも出現させていく
戦う気になったと感じたリゲルはクワイエットと共に剣を構えながらも様子を眺める
『やっとやる気か?倒したら孤児院の子供らにお前を寄付してやるよ』
『馬鹿にするか、人間風情が…』
リゲルとクワイエットはベオウルフに向かって走りだした
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