第174話 幻界編 14
『もう嫌だぁぁぁぁ!』
『落ち着け!』
聖騎士アメリーが泣きながら叫ぶ
それを説得するバッハさんは大変そうだ
『テラ!テラ!』
『アカツキ君、テラちゃん…』
『反応がない、何が…』
ティアマト
『上見ろや!』
荒らげた声に即座に俺は反応した
背中に不気味な花を咲かせた蜘蛛だ
ラフレシアという大きな花が際立つその蜘蛛の目は真ん丸い目玉が頭部にいくつもあり、長い前あしで俺を突き刺そうとして落ちてきていた
全長は1メートル、これならいけるか?
『断罪!』
魔物の目の前に斬擊が現れると、避ける暇もなく深く斬られて真横に落下していく
返り血は黒く、避けたけどもそれで正解だった
奴の血が草木に付着すると凄い勢いで溶け始めたんだ
『こいつも面倒だね』
『ティア大丈夫か!?』
『大丈夫!リリディ君は?』
『死にそう…』
だが死ぬことは無かった
途中でガンディルは追うのを諦めたんだ
俺達は川辺で倒れるように床に腰を下ろして体力の回復をし始める
口を開く者はおらず、無言だ
川の流れる音だけが耳に入るよ
水分も底をつき、誰もが川の水を飲もうとしたが危険だから飲む事は出来ない
『くそ!なんだよここは…』
『もう帰りたい』
ドミニクとアメリーが口を開く
みんな考えてることは同じだ
だから彼らの言葉に返す者はいない
『腕の怪我大丈夫?シエラちゃん』
『大丈夫、ありがとう』
『血が止まったら包帯変えないとね』
『うん』
クワイエットさんが気にかけているようだ
止血用の塗り薬を塗るためにティアが包帯の巻き直しを手伝っていると、リゲルは辺りを警戒しながら立ち上がる
『ルシエラ、猫が川の水飲んでるぞ』
『あれ?本当だ』
『ニャハーン』
それにはクローディアさんが首を傾げた
飲めるの?と話すとギルハルドはニャハン!とそうだと言わんばかりに答えたのだ
リュウグウ
『リリディ!』
リリディ
『大丈夫だと』
バルエル
『ありがてぇ!』
ドミニク
『水飲める!』
カイ
『おい!死ぬぞ!』
だが彼の言葉は届かない
新人聖騎士二人はがっつくように川に顔を沈めて水を飲み始めると、ロイヤルフラッシュ聖騎士長は慌てて二人の首根っこを掴んで制止させた
『死ぬ気か!』
鬼の形相ではなく、黒豹の形相と言うべきか
怒られているのに二人は幸せそうな顔だ
俺も飲みたくなるよ
『めっちゃ美味い』
『水ってこんなに美味いのか、力がみなぎる』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『何を言ってるんだ!』
『……』
父さんも川に少し警戒を見せていたが
水を片手で掬い上げてから臭いを嗅ぐと、なんと飲んだのだ
俺は止めたんだけど父さんまで『くそ美味い』とか言い出す始末
流石にそれが決まり手となり、飲み始める者が増えてきた
背に腹は変えられない
飲まずに死ぬか、飲んで死ぬか
それとも飲んで生き永らえるかという言葉をクローディアさんが口にすると、そこで俺も飲むことを決意したよ
怖かったがいざ飲んで見ると美味しい
しかも魔力が戻っていく感覚だ
『これは…魔力が回復している』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長も飲んでる
どうやら毒ではなく、俺達にとって大事な栄養が含まれているようだ
リュウグウ
『ティアマト、無事か?』
ティアマト
『マジ焦った、てか上にチョウチョだから離れろリリディ』
リリディ
『うわっ!あぶな!』
イルズィオが頭上高くで跳んでいた
あの振り撒く粉を吸えば本当不味いので誰もが離れ始める
クローディアさんはロイヤルフラッシュ聖騎士長にしかめっ面で歩み寄るが、なにやら揉め事が起きそうで怖い
『なんだ?』
『どうするの?完全に迷子よ?』
『俺がこの状況で打開策を見つけれると思うか?周りを見てみろクローディア、木々にはデカくて不気味な色をした食虫植物に毒満点だと主張しているようなキノコばかり、出る道すらわからんのだぞ』
半ばキレ気味だな
流石のクローディアさんも責める気も起きないだろう
聖騎士達の顔に不安が漂い始め、その雰囲気はこちらにも被害が出そうだ
完全なる迷子
生い茂る森で空は見えず、生き物の鳴き声が山彦のように響く
アカツキ
『テラの声が…』
ティア
『何でだろうね』
ゲイル
『念術が使えなくなっただけなら良いがな』
リゲル
『なんか見られてる』
やっぱりこいつは凄い
誰よりも先に魔物気配を勘だけで探れるからだ
ロイヤルフラッシュ聖騎士長が深いため息を漏らしながら不気味なキノコを眺めていると、その視線の先にある茂みから1体の魔物が飛び出す
『ガラガラァ!』
ゲイル
『ガランドウ!?』
推定ランクBのガランドウ
鎧を身に纏う人型、身長2メートル
腕は左右に3本ずつ生えており、その全てに片手剣が握られていた
普通ならば真剣に立ち向かうべき魔物ランク
しかしガランドウが不意打ちをしかけた相手が悪すぎたのだ
『消えろ!!』
一瞬で怒りをあらわにし、彼は飛び込んでくるガランドウを縦に両断してしまったんだ
決して弱い魔物ではない、強敵だ
両断されたガランドウの鎧の中には空っぽだ
しかし二度と動く事なく地面に倒れていくと、ロイヤルフラッシュ聖騎士長はトドメと言わんばかりに鎧の一部を踏み潰す
リゲル
『さっすが、怒ると強い』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『黙れリゲル、お前も知恵を貸せ』
リゲル
『てか安全な場所を見つけた方が良くないすか?』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『…時刻は13時か』
クワイエット
『今から脱出する行動よりも拠点探すべきですね』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『飯はどうする?』
クワイエット
『川に魚、ここならきっと食べれる』
確かに彼の言う通りだ
リュウグウがよく見てみると、それは俺達でも知っている川魚だ
食べれる魚だと知ると、リュウグウは槍を使って器用に狩りをし始める
狩った魚をギルハルドが盗み食いしているので、これはきっと食える
数分後、川の近くに転がり小石や少し大きな石を積んで石焼きバーベキューだ
枝木を集めてからシエラさんが鬼火という変わった魔法スキルで火をつけると、熱された平たい石に魚を乗せて焼いていく
ジュージューと美味しそうな音に誰もが空腹だったことを思い出す
バッハ
『たまげたな』
ジキット
『食べれるならばこちらも石焼きしましょう』
聖騎士も始めた
魚を焼いて食べた感想は美味いと一言だけだ
腹八分目だが、ベストである
腹に飯を満たす事が出来ただけでも気持ちの持ちようは変わる
まだまだ捨てたもんじゃないな…
アネット
『川の向こうが怪しくない?』
ルーミア
『地面に石床がある』
雑草だらけの道、だがよく見ると元々は道だったかのような痕跡だ
あっちにいけば何かがある
父さんは『行くに越したことはない』と告げる
それに対し、ロイヤルフラッシュ聖騎士長は疑うことなく『5分後に渡る』と答えた
川の幅は5メートル
だがロイヤルフラッシュ聖騎士長は近くに倒れていた流木を持ち上げて橋にしてしまう
あまりの腕力にティアマトが凄い顔をしている
カイ
『進むのですか?』
彼はきっとロイヤルフラッシュさんに言ったのだろう
しかし、返事をしたのは後ろにいたクワイエットさんだ
『選択肢はここで死ぬか、それとも進んで祈るかじゃない?』
『わ…わかっておる!』
少しキレ気味だ
やはりクワイエットさんが嫌いか
5分後に出発と聞いていたが、その時間は直ぐに訪れる
川を渡り、地面を這って襲いかかるガンディルやアンノウン
そして先程現れたパープルゴブリンなどを倒しながら進む
森から出れる気配は無い
でも進むしか生きる術は残ってない
クローディアさんがロイヤルフラッシュさんとどの道を進むかを話し合いながらの道中、それは現れた
ティア
『なにこれ』
リリディ
『家にしては…凄い趣味ですね』
ここは元々は人が暮らしていた街だったようだ
視線の先にはいくつと2階建ての家が建っていたのだから驚きさ。
でもかなり古く、木の根に覆われていたし損壊も激しい
衝撃を与えれば崩れそうだ
『馬鹿な…』
その時、リュウグウが驚愕を浮かべた
まるでこの建物を知っているかのような反応に俺達の視線は彼女に集まる
リゲル
『槍女、どうした』
リュウグウ
『ありえない…絶対にありえない』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『知っているのか?』
彼女は答えた
自分が住んでいた家に似た建物だらけだと
あまりの衝撃に彼女はそれ以上を口に出来なかった
タイミング的にここで休憩するしかない、と俺の父さんがロイヤルフラッシュさんに提案するとそれは受理される
肉体的な疲労よりも精神的な疲労の方が重く、その場の空気が悪い
リリディは意外と平気そうだけども、彼は強がりに近い
内心は不安で一杯だろうな
『ティアマト、上』
『ん、おぉ!?』
幻覚を引き起こすリン粉をばら蒔くイルズィオが飛んでいたのだ
ティアマトは過剰に移動して避けると、彼の地面が急に崩れて落ちていったのだ
これには一斉に驚き、彼の名を呼ぶ
落とし穴かと思って焦りながらも穴を覗くと、それは地下に続く階段だ
何故崩落しそうな建物の傍にこんなものがあるのかがわからないが、『いってぇ!まぁ大丈夫だ!』と声が聞こえてくる
明かりが差し込まないほどの下り階段、シエラさんは光を放つ球体を階段に飛ばす
階段は30段ほどだ。
ティアマトは一番下で仰向けで倒れて頭をおさえているのが見える
俺は仲間と共に階段を降りていくとティアマトが立ち上がり、階段の先に見えるドアに視線を向けた
何の部屋なのかかなり気になるが、かなり古びていて開くのかも怪しい
『我らは周りを調べる、冒険者はこの地下階段の先の制圧を頼む』
『あら?どうする気?』
『もし今日をしのげる部屋ならば籠るしかあるまい、何かあれば直ぐに逃げてくればいい』
どうやらドアの先を見てこいという事らしい
エーデルハイドに父さんとクローディアさんが入り口を見張ってくれるので、俺達と共に行くのはリゲルとクワイエットさんだ
リゲル
『不満か?』
アカツキ
『全然』
クワイエット
『なんだろうねここ』
ティア
『クワイエットさん、ドアの先になんか感じますか?』
クワイエット
『気配は無いね。でも僕らが先に行くから続いてね、後ろは完全に任せるからさ』
リュウグウ
『そのくらい容易い』
リリディ
『ですね』
『ニャハハーン』
ギルハルド…いたんだったな
リゲルは一度深呼吸をすると、ドアノブに手を伸ばす
俺は息の飲みながらそれを見ていると、彼はドアノブに触れる前に手を止める
何かを感じたのだろうかと一瞬思ったが…
リゲル
『トラップだ』
ティアマト
『はっ?』
ティア
『え?どういうこと?』
リゲル
『一度下がれ』
言われるがまま俺達は下がる
するとリゲルは地面に落ちている小石を拾い、それをドアノブに投げた
俺は起きた現象に言葉を失ったよ
左右の壁、人差し指が入るくらいの穴が無数にあったのだが
そこから針が一瞬で飛び出してきたんだ
ドアノブを回せば全身串刺しとなってリゲルは死んでいただろうが、よく気づいたな…
リリディ
『ひぃ…』
リュウグウ
『女みたいな声を出すな』
アカツキ
『なんでわかった』
リゲル
『マジでなんとなくだ』
アカツキ
『化け物か?』
リゲル
『うっせー、針が戻っていくぞ…。どう入るかだが…』
リリディ
『あ、地面に紐が落ちてますね』
リュウグウ
『おい馬鹿!』
彼女が止める前にリリディは勝手に地面に落ちている紐を拾う
というか紐が地面から生えており、それを引っ張るとカチャン!という音がこの場に鳴り響く
嫌な予感しかない、流石のリゲルもリリディを睨む
しかしだ
俺の予想は外れた
ドアが開いたからだ、この先に進むための仕掛けらしい
シエラさんの魔法スキルで発生させた光を放つ球体は静かにドアの先に移動を開始する
それをリゲルとクワイエットさんが追うと俺達も中に進みだす
かなり緊張する、部屋の中は外の建物よりは幾分かマシな空間となってる
『!?』
20畳ほどの部屋に明かりがついた
驚きながら天井を見上げると、変わった証明がついている
リュウグウは小声で『エルイーディーだと…』と言うが…
ここは俺達の常識が通用しないことは確かだ
アカツキ
『自動なのか』
リュウグウ
『きっと熱感知システムが生きているんだ』
ティア
『わかんないけど、なんか凄い』
リゲル
『部屋の右奥は廊下か、途中に部屋が2つだ』
クワイエット
『凄いねぇ』
一応はこの場は問題なし
壊れたテーブルに革製の三人用ソファー
棚などは朽ち果てて部屋の隅に倒れており、食器類が散乱している
俺は仲間と共にリゲルとクワイエットのあとを進み、残る2つの部屋を調べたのだ
物置と和室という10畳ほどの部屋、これはエド国で見たことがあるぞ
魔物はいない
外で野宿するよりは確実にマシだと判断し、俺達はこの場を出ると外に言って皆に説明したのだ
時刻は17時、もう外は薄暗くなっていたから選択の余地は無い
ロイヤルフラッシュ聖騎士長達も戻ると事情を説明してから全員で地下施設に移動さ
聖騎士達はかなり驚いていたが、奥の和室が気に入ったせいでクローディアさんと喧嘩を始めそうになる
『奥は女性、否定した奴から頭カチ割るわよ』
カイ
『ロイヤルフラッシュ聖騎士長殿…』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『…よかろう』
部下の視線を避け、彼は即座に決めた
聖騎士達はこの朽ちたリビング、俺達はちょっと広い物置だ
まぁそれでも10畳くらいあるし平気さ
不満があると言えば、物置だけ明かりがない
それはティアが持っていた照明魔石を使おう
今はリビングらしき広い部屋に全員が集まっているが、何かを話すわけではない
みんなが無言で何かを考えている最中、ティアは竹ホウキを見つけて床を掃く
『ミャハーン』
ゲイル
『魚食ってなかったらやばかったな』
クローディア
『でしょうね』
バッハ
『食料問題よりも宿の心配があったが、ホッとしとる』
リゲル
『外で寝りゃ死ぬからな』
バッハ
『ふむ、お前は聖騎士やめてから生き生きしとるな』
リゲル
『そうか?』
それは俺も思う
彼が聖騎士の時はいつもふてくされた顔しかしてない気がする
気づけばバッハの言う通り、生き生きしていた
カイは空気を読まず『元上司にタメ口とは偉くなったな』と言ってしまうが、リゲルは反応しなかった
それをアメリーが隠れてクスリと笑う
ドミニクは溜め息を漏らし、立ち上がると『仕掛けを施して来ます』と言ってジキットと共に外に出ていく
どうやら音の出るトラップを仕掛けるようだ
森での野宿で聖騎士が使う特殊な魔石だ
階段の途中に特殊な魔石を置き、生物がそこを通ると別の魔石から僅かな音を発する
その別の魔石はロイヤルフラッシュ聖騎士長が手に持っているアレだな
黒い魔石とは初めてみたぞ
クローディア
『見張りはどうするのかしら?』
ロイヤルフラッシュ聖騎士長
『こちらでやる』
クローディア
『勿論よね、また聖騎士だけで変な決まり作ったら一人ずつ部下殺すわよ?』
半分は本気そうだ
彼女の顔からはそう感じる
ドミニクとジキットが戻ると、そんな雰囲気に気づいて挙動不審になりながらも聖騎士達の元に戻り、ロイヤルフラッシュ聖騎士長に配置完了を告げた
今日はもう外には出れない
出れば死ぬからな
リュウグウ
『鍵かけれるか?』
外に出るドア、内側から鍵がかけれそうだが…
クワイエットさんが試した瞬間に鍵は壊れた
彼はニコニコしながら壊れた部品をドミニクに投げ渡すと、『あげる』と言う
貰っても意味がないプレゼントにドミニクは苦笑いを浮かべるしかないようだ
しかしティアマトは度胸があるよ
気づいたら部屋の隅で寝てるからな
物置で寝ろと言って起こすと、何故か俺の頬をつねってから物置に向かっていった
アカツキ
『痛かったんだが』
ティア
『寝惚けてる?』
クリスハート
『私達も奥の和室に行きます』
エーデルハイドはクローディアさんと共に奥に向かうと、ティアとリュウグウも向かった
起きてても今は意味がないと悟り、俺も仲間と共に物置に行ったんだ
ティアマトは壁のすみで丸くなって寝てる
その姿に背後からついてきていたリゲルが鼻で笑う
リゲル
『大物だなこいつ』
リリディ
『熊ですから』
クワイエット
『ここで直ぐに寝れるのは才能だね。ティアちゃんも寝れるもんねアカツキ』
アカツキ
『安眠スキルあるからそうですね』
照明魔石に魔力を流し込み、微量の光に調整していると他の者が同時に座り始め。静かに横になる
しかし寝れないな
落ち着かないと言うべきか、野宿を避けれたといってと安全とは限らない
ここでは神経質になってしまうが仕方ない事さ
リリディに顔を向けるとスヤスヤ寝ている
よく寝れるな、と囁くとリゲルが呆れた様子で話しかけてきた
『わかんねぇのか?みんな疲れてんだよ。いつも以上に神経使って歩いてんだぞ』
『そう言われると…』
軽率だったかもしれない
だがリゲルはそれ以上は何も言わなかった
このまま何事もないまま朝になれば良いと思うが、朝になっても状況は変わらないだろう
『なんか落ち着かないな』
俺は状態を起こしながら口を開いた
やはり落ち着かないのが気になる
何も起きてないのにな
ゲイル
『大丈夫か?』
アカツキ
『父さんは普通なの?』
ゲイル
『いや、この施設は落ち着かん』
リゲル
『流石だな』
その時、リゲルとクワイエットさんが起き上がった
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