第70話 見捨てられた仏編 2 希少種の玩具に至福を!

アカツキ・ライオット


☆アビリティースキル

スピード強化【Le3】

気配感知  【Le2】

動体視力強化【Le3】

斬撃強化  【Le3】up↑


☆技スキル

龍・開闢  【Le2】

居合突   【Le2】

光速斬   【Le2】up↑

地斬鉄   【Le1】


☆魔法スキル


称号

・・・・・・・・・

リリディ・ルーゼット


☆アビリティースキル

打撃強化【Le3】

気配感知【Le3】

麻痺耐性【Le3】

スピード強化【Le2】


☆技スキル

ドレインタッチ【Le3】up↑

爆打  【Le2】

骨砕き 【Le1】


☆魔法スキル

風・突風   【Le2】

風・カッター 【Le2】

黒・ペイン  【Le1】

黒・シュツルム【Le3】

黒・チェーンデストラクション【Le1】


称号

リトル・クルーガー【黒】


☆称号スキル

毒耐性【Le1】

動体視力強化【Le1】


・・・・・・・・・・・

ティアマト・ウロボリス


☆アビリティースキル

斬撃強化 【Le2】 

気配感知 【Le2】

毒耐性  【Le4】

耐久力強化【Le2】

動体視力強化【Le2】

スピード強化【Le2】up↑



☆技スキル

連続斬り【Le3】

真空斬 【Le1】

鬼無双 【Le2】


☆魔法スキル


称号

・・・・・・・・

ティア・ヴァレンタイン


☆アビリティースキル

安眠  【Le1】

気配感知【Le3】

麻痺耐性【Le1】

動体視力強化【Le1】

スピード強化【Le2】


☆技スキル


☆魔法スキル

火・ラビットファイアー【Le3】

雷・ショック【Le4】up↑

木・スリープ【Le2】

風・ケア  【Le1】


称号

パナ・プレイヤー


☆称号スキル

デバフ強化 【Le1】

自然治癒  【Le1】

スピード強化【Le1】

・・・・・・


魔物表


A闘獣 金欲のアヴァロン(妖魔羊)、睡欲のモグラント(土駆龍)



B 将軍猪、閻魔蠍、鬼ヒヨケ、女帝蜂、ミノタウロス


C ブラック・クズリ、トロール、ファングマン、侍ゾンビ

  パペット・ハンマー、リザードマン、鉄鳥、マグマント

  剣蜂、キラービー(単体D/集団のみC)、般若蠍、ベロヌェルカ


D キングゴブリン、グランドパンサー、ゴーレム、ラフレコドラ、ケサラン

  ソード・マンティス、黒猪、グレイバット、鎧蛇、棘巻トカゲ

  リッパー、ゲロックロ


E コロール、エアウルフ、ハイゴブリン、エレメンタル各種

  パペットナイト。ボロゴーレム、棘蜂、グール、グリーンマンティス

  ゲコ(ヤモリ)、闇蠍、格闘猿(エド国)


F ゴブリン、ディノスライム、格闘猿、ゾンビナイト、風鳥

  ゴースト、ウッドマン、ビリビリフラワー、眠花蜘蛛

角鼠、カナブーン ゾンビナイト、赤猪、棘鴉、オオダンゴ


街に近い場所まで戻ると、俺達は休むために木々に腰かけた

リリディはゾンビみたいな顔してる

余計に暑さを感じたのだろうな


リリディ

『ふ…ふぁ』


リュウグウ

『おい大丈夫かメガネ』


リリディ

『夏って苦手です』


リリディ

『クーラーないからな』


リリディ

『クーラー?』


リュウグウ

『いや、何でもない』


もう少し休ませよう

近くに魔物の気配はするが、リザードマンじゃない


現れたらティアマトに任せよう


ティアは俺の隣に座ってくる

やたらと近いのは何故だろうか、ちょっと落ち着かない俺がいる

そんな俺の心情なと知らない彼女は気難しい顔を浮かべたまま話しかけてきた


『集団での行動が殆どらしいけど、3体は辛いね』


『そうだな、嫌な予感はしたけど…そうなるか』


『だね、単独でいる所を狙えれば良いんだけど…』


『最悪の場合、2体だ』


ティアと会話していると、ティアマトが口を開く


ティアマト

『俺とリリディで1体はなんとかする、残りは3人でなんとかしろ』


アカツキ

『そうさせてもらうよ、危なくなったら言えよ?』


ティアマト

『ケッ!ブルドンがいる』


彼は赤騎馬ブルドンに顔を向ける

するとブルドンはヒヒンと鳴き、堂々な面構えを見せていた

俺たちの会話の意味を理解したのだろうか…


反応的にはそう捉えても可笑しくはないが


ティア

『ブルドンちゃんは本当に強いよね、Dランクの魔物なら後ろ脚の蹴りで一撃だもん』


『ヒヒンッ!』


リリディ

『凄まじい馬ですね、頼りにしますか』


先頭に特化している馬だし、頼りにはなるだろう

リザードマン対策の話をし終えてから魔物を倒していると、ふと声が聞こえる


『くそ!あっちいけ!』


『ガーランド!逃げるわよ!なんでキャルミラちゃんいないときに限って…』


森の中を風と共に声が俺たちを通過していく

皆で視線を合わせて頷くと、言葉を発することなく誰もが立ち上がった


きっと俺たちが知る冒険者だと誰もがわかっている

見捨てるわけにはいかないな


《兄弟、珍しい魔物だぜ!》


声の方向に走っていると、テラ・トーヴァが話しかけてくる


アカツキ

『何がいる?』


《カラフルなゴーレムさ!物理は一切効かねぇ!魔法が有効だ!確定ドロップのランダムスキル野郎だ!》


俺は首を傾げる

リリディがこちらを気にしているようなので、彼にカラフルなゴーレムらしいと告げると、凄い顔で驚いていたのだ


リリディ

『マジですか!?!?』


マジって言葉、お前使うのか…それほど予想外だったとはな

こうして開けた場所に辿り着くと、こちらに走ってくる知ってる冒険者が俺たちの前で立ち止まった

凄い息を切らしており、それでもなお俺達を見て驚くは羅生門のみんな…いやこれは…


ガーランド

『師匠…俺たちは運が良い』


ノース

『そうじゃないでしょガーランド…キャルミラがお墓参りの時になんであの魔物が…』


彼らのチームメンバーでいるのは2人だけだがそれには理由がある

以前、ミノタウロスとの戦いで片手剣士ミシェル・ロドリーは右足骨折により2週間半の安静なので今はいない


そして魔法使いであるキャルミラ・ハーレンは今の話じゃ不在なんだな

2人で森に来たということだろうけども危なすぎる


アカツキ

『早く逃げろガーランド、後方から魔物の気配するからそいつは倒しといてくれ』


ガーランド

『任せてください!魔法使いじゃないとあいつは倒せませんので気を付けてください!』


そう言い残し、2人はその場から逃げていく

彼らが逃げてきた方向から現れるはカラフルなレンガでできたゴーレム

魔物ランクCのロゴーレムという玩具種である

身長は2メートル半と大きく、素早さと耐久力を誇る面倒な奴だ


しかし、攻撃力はDランクにいるゴーレムより低いのは知っている


リュウグウは驚きながら槍を構え、口を開く


『初めて見たぞ…』


『ロゴゴゴゴ』


なんちゅう鳴き声だよ、甲高いしさ

物理無効、だが魔法は効く


となると


アカツキ

『ティア!リリディ!ティアマトとリュウグウと俺で意識を逸らす!頼むぞ!』


ティア

『出番!やったねリリディ君!』


リリディ

『そうですね、鎖で動きを止めますのでティアさん頼みますよ?玩具種ですから火が効くかもしれません!』


そんな話をしている間にロゴーレムは俺たちを標的にし、地面を両手で叩いて威嚇してくる


ティアマト

『本でしか知らねぇ野郎だ!ケサラン並みに希少な魔物だ』


リリディ

『100%確定ドロップの魔物です!何のスキルかは完全ランダムです!』


リュウグウ

『ということは?』


彼女は不敵な笑みを浮かべると、ティアがその先を口にした


ティア

『落としたスキルを活かせる人に譲渡だね!』


断然やる気が漲る

いつも以上に体に力が入る気がするけども、入らずにはいられないぞ

ロゴーレムが威嚇している時に前に躍り出たのはリュウグウとティアマト、俺は出遅れたな


『ロゴゴォォォォ!!』


両手を広げて走ってくる

こうしてみると、かなり大きい


ティアマトはニヤリと笑みを浮かべ、ロゴーレムが振り下ろす両手を真横に跳んで避けると、彼の後方にいたリュウグウが飛び込んだ


リュウグウ

『三連突!』


彼女の素早い三連突がロゴーレムの顔面を狙う

物理が効かずとも、生きている生物であるために槍が弾かれた顔を両手で隠して前屈みの状態で数歩後ろに下がる


俺はその隙に刀を突き出し、居合突で真空の突きをロゴーレムの足に命中させてバランスを崩させた


『ロゴっ!』


転倒しそうになるも惜しい

大きく足を開いて踏ん張るその姿は力強い


リリディ

『チェーンデストラクション!』


彼の両肩部の上付近から黒い魔方陣が現れると、そこから鎖がロゴーレムに伸びていく

それは奴の両足に巻き付き、動きを封じたのだ


『ロゴゴゴ!』


リリディ

『ぐっ!』


足を強引に振って鎖を破壊しようと試みるロゴーレムにリリディはさせまいと踏ん張る

するとティアが俺の横から飛び出し、腕を前に伸ばして口を開いた


ティア

『ラビットファイアー!』


彼女の伸ばした腕の前に赤い魔方陣が発生し、そこから細長い熱光線の弾が5つ飛んでいく

鎖に拘束されたロゴーレムは避けることなど出来るはずがない

やつは両手をバツの字にして胴体をガードするのだが、ティアのラビットファイアーは命中した部分を打ち砕き、部分的に燃え始める


『ロゴォォ!』


左腕が破壊され、ボロボロと地面に落ちる

リリディの鎖はロゴーレムの暴れる力に耐えきれずに鎖が引き千切られる

その拍子に彼は転倒するが、地面に背中をつけるまえに彼は腕を伸ばして緑色の魔方陣を素早く発生させ、そこからカッターを撃ち放つ


走り出そうとしたロゴーレムは足を止め、間一髪で頭を低くして難を逃れた

しかし次があるんだ


アカツキ

『居合突!』


俺はロゴーレムが顔を守る草があると知り、真空の突きを出す

予想通り奴は顔を狙われるのがもの凄く嫌な様子であり、大振りに真横に避けたのだ

ゴーレムみたいな巨躯なのに意外と素早い、避けられるとはな


ティアマト

『おらぁぁぁぁぁぁ!』


避けた方向にティアマトが走ると、片手斧を腰のホルダーにしまってから右腕に魔力を込めた

ロゴーレムは残る左腕で彼を殴り飛ばそうと腕を振る


ティアマトは格闘技である鬼無双を発動させる

彼の右腕は魔力に包まれ、そしてその魔力が固まると、そのままロゴーレムの突きだす右拳にぶつけた


金属音が大きく響き渡り、ぶつかった部分から僅かな衝撃波が飛ぶ


ティアマト

『!?』


彼の鬼無双で固めた魔力の腕が砕け散り、肌があらわとなる


『ロゴゴ!』


ティアマト

『ごっふぁ!』


アカツキ

『ティアマト!』


彼は盛大に頬を殴られて吹き飛ぶと、俺の後方に転がる

魔法だけが効くとはいっても一撃じゃない、流石魔物ランクCだ


普通ならもう倒せている筈だ


ロゴーレムはがむしゃらに右腕を振り、近くにいるリュウグウと俺を退かせる

その間、ティアは後方に回り込むとロゴーレムは彼女を気にし始める

きっと先ほどの一撃が効いたのだろう、警戒しているのだ


リリディ

『彼女だけじゃないですよ』


リリディは眼鏡を右手で触りながら左手を伸ばし、黒い魔方陣を発生させる

そこから放たれるはシュツルムという黒魔法

黒弾が一直線にロゴーレムに飛んでいくが、奴は今ようやくリリディに視線を向けた


それは遅すぎる、流石のお前も避けれまい


『ロゴォォォォォ!』


鳴き声を上げ、ガードする暇なく黒弾が胴体に直撃すると、黒い爆発が起こって砂煙が舞う

誰もがやっただろうと思いたくなるけどもまだ気配は生きている


ティアマト

『ぐ…』


アカツキ

『ティアマト!』


彼は頬を痛そうにしながら触り、舌打ちをしていた


ティアマト

『チッ!一発貰ったが耐久力強化のおかげかもな、まだやれる』


ティア

『流石だねティアマト君』


リュウグウ

『っ!?くるぞ!』


『ロゴゴゴゴゴゴ!』


砂煙がやむ前に、煙の中からロゴーレムが姿を現す

しかしその姿は至る所がボロボロであり、あと少しだと思える

狙われているのはティア、いま彼女はロゴーレムの背後に回っていたために俺たちが助けに行く時間はない


アカツキ

『逃げろティア!』


俺は叫びながらも高速斬の加速を使って背中を向けているロゴーレムに襲い掛かろうとした

だけども俺よりも早く動いている生物がいた


『ヒヒィィィィィン!』


ティア

『ブルドンちゃん!』


赤騎馬ブルドンは真横からロゴーレムに体当たりをし、なんと奴を地面に転がしたのだ


『ロゴッ!?』


『フシュルルル!!』


驚くロゴーレムに興奮しているブルドン

転倒したのを見逃しはしないティアとリリディは一斉に魔法を撃ちだした


ティア

『ラビットファイアー!』


リリディ

『シュツルム!』


起き上がろうとしたロゴーレムは避けることは出来ず、再び2つの魔法を体に受けて爆発に飲み込まれる

それと同時に奴の気配も小さくなる、それでも消えないのは驚きだ


顔の前に腕を出して爆風を防ぎ、俺たちは自然と数歩後ろに下がる


リリディ

『やりましたか?』


リュウグウ

『それはフラグだ』


リリディ

『フラグ?』


リュウグウ

『いや…なんでもない』


彼女は咳ばらいをして誤魔化す

皆に油断するなと告げ、俺は刀を構えていると砂煙が徐々に薄れていく

その中からうっすらと影が見えてくると、ほとんどがボロボロに破壊されたロゴーレムが膝をついた状態で弱弱しくしたいだんだよ


今ならトドメをさせる?いややめておこう

誰もが向かわないのは何をしてくるかわからないからである

慣れない魔物はどういう行動をするかわからない、自爆みたいな攻撃とかありそうだしね


ティアはブルドンと共に俺たちの近くまで来ると、ロゴーレムは1つ目の光を消して体を崩壊させながら地面に倒れる


ドスンと音が鳴り響くと同時に奴の体はバラバラとなって発光した魔石が現れる

リュウグウとティアマトは小さくガッツポーズをし、勝利を喜ぶ


ティアは俺にハイタッチしようと手を伸ばしてくるので、俺は喜んでハイタッチしたよ


したいもん!


リュウグウ

『魔石!』


ティアマト

『きっと俺の為のスキルだ』


リリディ

『僕ですね』


ティア

『何かな何かな~』


皆がウキウキしながら発行した魔石に近づく

全員で魔石を囲み、同時に手を伸ばすと誰もが驚きを顔に浮かべてリュウグウに顔を向けた


《かっはっは!こりゃ面白いぜ兄弟!リュウグウのお嬢ちゃんは一生分の運を使い果たしたかぁ!?》


アカツキ

『これは…槍技だよな…』


《あぁそうさ!しかもそこらにいる強敵から得るスキルじゃねぇ…希少種の魔物から得るスキルだぜ》


リュウグウ

『…これは』


リリディ

『あなたの物らしいです、アカツキ君の顔を見るとわかります』


ティア

『…凄い名前の技スキルだね』


ティアマト

『槍花閃(ソウカセン)か』


アカツキ

『リュウグウ…』


すると彼女は見たこともない優しい微笑みを浮かべ、光る魔石を掴んで光を吸収し始める


リュウグウ

『首を突っ込んだ分、働いてやるか』


リリディ

『ではチームとして正式ですね』


リュウグウ

『黙れメガネ』


彼女は笑いながら答える

勿論リュウグウはステータスを見せてはくれないが、強くはなったとわかる

立ち上がる彼女は普段よりも女性らしい顔をしており、思いつめた表情をしていない

ステータスを見せないというのは信頼していないとばかり思っていた時期は俺にはある


だけどもリュウグウの場合、違うとわかったよ


《兄弟、こいつにもなぁ…事情があるんだぜ?俺の名前は言うな?その代わりにスキルの声として説明はしとけよ?》


テラ・トーヴァはリュウグウの事を知っている口ぶりだ

いったい君は何を背負ってる?リュウグウ


リュウグウ

『今日は飯を奢るわ』


リリディ

『これはいけません!金欠のリュウグウさんの頭が可笑しくなられ…』


最後まで言い切る前にリリディは彼女にゲンコツされて痛そうにしながらしゃがみこんだ

なんちゅう二つ名だよ


リュウグウ

『お前は実費な』


リリディ

『嘘です…許してください…』


まぁ数分後、許してもらえてた

すると森の入り口付近にてガーランドとノースは待っていたらしく、遠くで手を振っている

意外と可愛い後輩的なポジションなのかもしれない

この前、彼らと会話したときに知ったのは俺たちが冒険者を初めて2か月後くらいに結成したんだとさ


後輩だ!うむ


ガーランド達に近寄っていくと、ティアとリリディが横に視線を向ける

俺達もその気配は気づいていたが、逃げると思いきや飛び込んでくるとはな


『ギャギャギャ!』


ゴブリン1体、なんで出てきた?こっちは7人だぞ?

倒そうと考え、刀に手を伸ばそうとするとリュウグウが先に動いたのだ

彼女の姿に誰もが目を奪われる


『光の威力を教えてやる』


襲い掛かるゴブリンを見据え、リュウグウは右手で槍を高速で回転させると僅かにピンク色の花びらがそこからヒラヒラと待っていることに気づいた

ゴブリンはリュウグウの様子に目を向けると、何も考えずに彼女に飛び掛かった


『槍花閃(ソウカセン)!』


リュウグウは回転させた槍の勢いを使ってゴブリンに突きだした

すると彼女の持つ槍の刃先から、もの凄い速さで白く細長い光線がゴブリンの胴体を容易く貫く

その光線からは花びらが舞うのが綺麗だ。


見惚れそうになる技だが俺には…うむ



貫かれた体からも僅かにピンク色の花びらが舞い、ゴブリンは地面にゆっくりと落ちていく


『ギャ…』


も地面にドサリと落下する、一撃だ

綺麗な技に誰もが目と心を奪われる


ガーランド

『す・・・げ』


ティアマト

『ほう、格好いいじゃねぇかよ』


ティア

『リュウグウちゃん凄い!恰好良い!』


リュウグウ

『そそそそそそうか!?』


顔を赤くしてるけども嬉しそうだ

褒められるのが慣れていない反応に近い


リリディ

『惚れそうになる綺麗な技ですね』


リュウグウ

『私はお前に惚れられても嬉しくないぞ?』


リリディ

『変に捉えられると困りますねぇ』


リュウグウ

『ふっ、わかってる』


ノースは担ぐ鉄弁を下ろし、半ば興奮した様子を見せた


ノース

『凄いですねリュウグウさん!まさかさっきのロゴーレムのドロップスキル!?』


リュウグウ

『そうだ』


ノース

『いいなぁ!ガーランドそう思うでしょ』


ガーランド

『魔法使いのキャルミラが入ればな…。次はちゃんと仕留めるか』


見つけれたらな?ガーランド


俺達はガーランドを引き連れてカマクラの冒険者ギルドに向かうこととなる

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