第57話 マグナ国の変化
アカツキ・ライオット
☆アビリティースキル
スピード強化【Le3】
気配感知 【Le2】
動体視力強化【Le2】
斬撃強化 【Le2】
☆技スキル
龍・開闢 【Le2】
居合突 【Le2】
光速斬 【Le1】
地斬鉄 【Le1】
☆魔法スキル
称号
・・・・・・・・・
リリディ・ルーゼット
☆アビリティースキル
打撃強化【Le3】
気配感知【Le3】
麻痺耐性【Le3】
スピード強化【Le2】
☆技スキル
ドレインタッチ【Le2】
骨砕き 【Le1】
☆魔法スキル
風・突風 【Le2】
風・カッター 【Le2】
黒・シュツルム【Le1】New
黒・チェーンデストラクション【Le1】
称号
リトル・クルーガー【黒】
☆称号スキル
毒耐性【Le1】
動体視力強化【Le1】
・・・・・・・・・・・
ティアマト・ウロボリス
☆アビリティースキル
斬撃強化 【Le2】
気配感知 【Le2】
毒耐性 【Le4】
スピード強化【Le1】
☆技スキル
連続斬り【Le3】
鬼無双 【Le2】
真空斬 【Le1】
☆魔法スキル
称号
・・・・・・・・
ティア・ヴァレンタイン
☆アビリティースキル
安眠 【Le1】
気配感知【Le3】
麻痺耐性【Le1】
スピード強化【Le2】
☆技スキル
☆魔法スキル
火・ラビットファイアー【Le3】
雷・ショック【Le2】
木・スリープ【Le2】
風・ケア 【Le1】
称号
パナ・プレイヤー
☆称号スキル
デバフ強化 【Le1】
自然治癒 【Le1】
スピード強化【Le1】
・・・・・・
魔物表
A闘獣 金欲のアヴァロン(妖魔羊)、睡欲のモグラント(土駆龍)
A
B 将軍猪、閻魔蠍、鬼ヒヨケ、女帝蜂
C ブラック・クズリ、トロール、ファングマン、侍ゾンビ
パペット・ハンマー、リザードマン、鉄鳥、マグマント
剣蜂、キラービー(単体D/集団のみC)、般若蠍
D キングゴブリン、グランドパンサー、ゴーレム、ラフレコドラ、ケサラン
ソード・マンティス、黒猪、グレイバット、鎧蛇、棘巻トカゲ
E コロール、エアウルフ、ハイゴブリン、エレメンタル各種
パペットナイト。ボロゴーレム、棘蜂、グール、グリーンマンティス
ゲコ(ヤモリ)、闇蠍
F ゴブリン、ディノスライム、格闘猿、ゾンビナイト、風鳥
ゴースト、ウッドマン、ビリビリフラワー、眠花蜘蛛
角鼠、カナブーン ゾンビナイト、赤猪、棘鴉、オオダンゴ
・・・・・・・・・・
ティアマト
『結構揺れる馬車だな』
リュウグウ
『文句言うな熊』
俺達は宿屋をチェックアウトしてから目的の街に向かう為、移動を開始した
隣街行きの馬車が丁度よく朝便であったから乗車したのだ
まぁ俺とティアと馬のブルドンに乗り、馬車に乗っている仲間達を窓から見ていると先ほどの様な会話が聞こえて来たのだ
俺の後ろにティアが背中を掴み、馬車の中を見てクスクス笑っているのを横目に馬を馬車と速度を合わせて進めている
あまり早くない馬車だが、それでも隣街までは1日あれば十分に辿り着けるだろう
まぁ馭者がそう言ってるから大丈夫だ
曇り空、暑い季節の筈が風が少し冷たい
これは匂いを嗅ぐといかにも降りますよと言わんばかりである
馭者
『遅くてすいませんねお客さん』
リュウグウ
『気にするな、馬に無理をさせても元も子もない』
馭者
『助かります』
ちなみの乗車賃は1人銀貨4枚だ
10人乗りの馬車に7人乗っているが冒険者は俺達だけだ
少し森を走らせるから護衛をすれば銀貨3枚で良いと馭者に交渉されたのでそれに便乗して乗ったよ
ティアマト
『隣街はムロマチという街か』
リリディ
『それを超えればカマクラですが、今日は斬るんですか?』
斬る、とは開闢を使用するかどうかの隠語だ
アカツキ
『無駄にしたくないからな』
森を通る時に魔物が出て来ればだな
丁度いい魔物に使う予定だ
俺はブルドンを歩かせてエドの街を颯爽と進めていくと、トッカータさんが丁度奥から歩いて来た
トッカータ
『次の街か!頑張れよ~!』
アカツキ
『はい、行ってきますね』
トッカータ
『ジェスタードさんも頑張れ~』
俺とティア首を傾げた
すると窓から顔を出していたリュウグウが凄い顔で俺達の後ろを見ている
まさかと思いながら後ろを振り向くと、何故お前がいるとツッコみたい光景が目に映る
ジェスタードさんがスキップしながら俺達の速度に合わせてついてきているのだ
どんだけ凄い歩行距離のステップなんだよ…頭可笑しいぞこの人
ジェスタード
『あ、お久しぶりデス』
何がだよ
ティア
『何してるんですか?』
ジェスタード
『次の仕事デス、ムロマチでの路上パフォーマンスで稼いでくる予定でしたので恩人に便乗して一緒に行こうかと』
アカツキ
『…』
俺はドッと疲れた感覚を覚えた
起きてからまだ2時間しか経過してないのにだ、とほほ…
しかもこの人、このペースでずっとついてくる
気づけばエド街の端まで来てしまい、小休憩でやっと足を止めたのだ
ティアマト
『絶対あんた曲芸師じゃねぇ』
ジェスタード
『曲芸師デス、体力が命ですから』
リュウグウ
『初めて聞いたわね』
リリディ
『僕もですよ』
俺もだよ
こうしてエドを抜け、森の道へと馬車が進むと両脇の密林から魔物の気配が僅かに感じるとティアが話す
しかし来る気配はないから大丈夫そうなのだが、もし魔物が襲っても開闢は使えない
ジェスタードさんが俺達の近くを軽快なステップでついてきているからである
彼が来るとは思わなかったが誤算だ、仕方がないことかもしれないがな
アカツキ
『ティア、お尻痛くないか?』
リュウグウ
『変態め』
ティアの返事を聞く前に、馬車の窓から軽蔑した顔を浮かべたリュウグウが口を開いた
アカツキ
『…』
どう反応していいのだろう、困惑しているとティアが苦笑いしながらなだめた
ティア
『考え過ぎだよリュウグウちゃん』
リュウグウ
『ティアは無防備過ぎだ、2人でいる時に夜中に襲われなかったか?』
リュウグウ、それは無い
ティアは顔を赤くしながらそれはないと否定するが、なんだかそうなりそうなチャンスがあったなぁと俺は思い出す
ティアマト
『てかマジで何者だよ、この曲芸師』
アカツキ
『スキップの移動距離長いよな』
リュウグウが引っ込むと、次に顔を出したティアマトが口を開く
以前として疲れている気配はない、1ステップで2メートル程移動しているのが可笑しい
布袋で顔は見えないが疲れている様には思えない
警戒に俺達についてきている
相当な方向音痴だからついて来ようとしたんだと思う、というか初めて出会った時に彼はプチ旅行とか言ったけど
お前の家、エドやんけ…なんだか言っていることがあべこべなところがある
アカツキ
『ジェスタードさんは両手に持つ糸操り人形をずっと掴んだままですね』
ジェスタード
『商売道具ですから、使う時にしか使いません』
そっか
更に話しかけようとした時、ティアが俺の背中を引っ張り、森に指を指す
魔物が近づいている、だとさ
俺は馭者に馬車を一度止めるように指示し、制止させるとブルドンからティアと共に降りた
ティアマト
『俺達の出番か』
馭者
『頼みますよ』
馭者は多少怯えた様子を見せながら口を開くと、森の中からティアが感じた気配の魔物が現れた
『ギャギャギャ!』
『ギャギャッ!』
『ゴブブ!』
リリディ
『多いですね』
団体様だ、珍しい
ゴブリンが7体にハイゴブリンが1体か
囲まれたわけでもなく、1方向から来るゴブリン集団の群れの前に俺はティアと共に身構えると、馬車から降りて来た仲間達も武器を構えながら口を開く
リュウグウ
『下手に考えなくても良い、押し込めるぞ』
ティアマト
『言われなくてもわかってらぁ』
アカツキ
『1体も通すな、全部倒せ!』
俺は誰よりも先に走り出すと、先頭のゴブリンの武器を刀で弾き飛ばしてから胴体を蹴って吹き飛ばし、飛び掛かるゴブリンの攻撃を避けると直ぐに横殴りに刀を振って両断する
リリディ
『賢者バスター!』
『ゴップ!』
リリディのお得意の撲殺スタッフがゴブリンの顔面を直撃して吹き飛ぶと、後方のゴブリンを巻き込んで転倒していく
ティアマトも意気揚々と片手斧を使ってゴブリンを倒し、ティアは可愛い声を出してサバイバルナイフでゴブリンを倒していく
リュウグウは近づかせる前に槍のリーチ内でゴブリンを貫いて地面に沈めていくと、ハイゴブリンがティアに向かって走っていく
ティア
『わっ!』
錆びた片手剣を振り下ろしてくるハイゴブリンの攻撃を避けたティアはちょっと驚いた声を上げる
そのまま後ろに飛び退きながら距離を取ると、ハイゴブリンは周りを相当し終えたティアマトに横から頭部を割られて前のめりに倒れていった
数十秒の出来事だが上出来だ
スピーディーに倒せると、なんだか強くなったなぁと実感できる
馬車の横でジェスタードさんがパチパチと拍手をしながら近寄ってくるが、リュウグウは少し警戒しているようであり、槍を構えてしまう
ジェスタード
『素晴らしいデス。あの…怖いんで槍向けないで貰えますデスか?』
リュウグウ
『む、すまない』
反射的に構えてしまったリュウグウ
多分まだジェスタードさんを警戒している
リュウグウ
『森の奥に面倒な気配がありますのでこのまま突っ切りマショウ』
アカツキ
『え?』
俺は何も感じない
気配感知のレベルが高いティアもわからないと言う
この人、気配感知持ちか…
しかも高い
ジェスタードは馭者を急かし
この一体を急ぐようにして進み始める
スキップが疲れたのか、ジェスタードさんはいつの間にか馬車の屋根に座り、足をプラプラさせて寛いでいた
アカツキ
『ジェスタードさんは何者なんですか?』
俺は馬に乗ったまま、彼に話しかけた
するとジェスタードさんは唸り声を上げてから首を傾げ、答える
『曲芸師』
なんだろうか
曲芸師らしさであるエンターテイメント的な何かを彼からあまり感じない
見た目はユーモア溢れてるんだけどね
布袋を被り、落書きみたいな顔を書いているが
ティア
『曲芸師ってタフなんだね』
アカツキ
『んな馬鹿な』
ティアマト
『どんな手品やるんだ?』
ティアマトが馬車から顔を出して屋根の上に座っているジェスタードに話しかけた
するとそこでジェスタードは両手で掴んでいる糸操り人形を持った手を、伸ばしてから離したのだ
初めて掴んだ手を開いたと、俺は驚いた
ジェスタード
『こうするんです』
落下を始める2つの糸操り人形には黒い糸が至る所についており、それはジェスタードの黒い手袋に全て繋がっていた
それが窓から顔を出すティアマトの目の前まで落ちると、ピタリと制止してティアマトに顔を向けたのだ
ジェスタードが動かしている様子はない、しかし2つの糸操り人形はまるで意志があるかのように動き出したのだ
『レフターって言うんだ!よろしくな熊!』
『私!ミライトっていうの!よろしくね熊さん!』
幼き男女の声に俺達全員が驚愕を浮かべる
それはジェスタードが被る布袋の中から聞こえているように思えない、彼が声を真似ていると思ったけど…人形から聞こえる
まるで糸操り人形が生きているかのように見えるのは彼の実力だろう
ティアマト
『マジか…』
レフター
『よかったな熊公!お前らは今エド国内で一番安全だぜ』
ミライト
『そうねぇ、ジェスタードは運が良いから貴方はついてるわ』
ティアマト
『ど…どういうことだ』
ミライト
『この世界はね、闇の中に唯一光がある場所!ジェスタードはそこに一番近い場所にいるの!』
レフター
『そういうこったぜ!じゃぁな』
糸操り人形は上に素早く移動すると、ジェスタードに掴まれて動かなくなる
先ほど迄は生きているように動いていたのに、今はただの人形だ
自然とティアが拍手をするとジェスタードは腕を組んで自慢げに答えた
『特技デス』
普通に凄かった
馭者も気になった様でこちらを見ているが、顔は驚いているから先ほどの人形を見たのだろう
俺も良い物を見れた気がする
ジェスタードさんはごろりと屋根の寝そべり、見えなくなる
直ぐに寝息が聞こえるが、本当に寝たのか?安眠持ち?
こうして森の中を進み、魔物はその後現れずに次の街であるムロマチに辿り着いた
カマクラはこの街の隣街だ
街に入る前に検問員が待ち構えていたが、馭者の通行許可証を見せ、俺達は冒険者カードを見せるだけでスムーズに通過する事が出来た。
何故か馬車の屋根で寝ているジェスタードさんは検査する気配はない
ティア
『屋根にも1人いますよ?』
検問員
『あれジェスタードさんだろ、彼はしなくても良い…面倒ごとに巻き込まれたくはない…国王に怒られるからな』
どういう事だろうかと首を傾げてしまう…ジェスタードさん偉い人?
検問員は早く行けと言わんばかりに親指を街の中に向けているのを確信し、馭者は街の中に入っていく
時間は17時とそこそこ良い時間だ
馬車乗り場までは30分ほどかかったが、何事もなくそこで降りてから今日の宿を探す為に皆で街を歩こうとしたのだ
ジェスタードさんは馬車乗り場の建物の壁を見て立ち止まっているのを皆で見ていると、彼が何を見ているのかがわかった
リュウグウ
『いつの情報だこれは…』
リリディ
『驚きましたね、マグナ国が英雄五傑を公開ですか』
建物の壁にはマグナ国の情報誌が目立つように張られており、内容は英雄五傑の名だ
しかもそれは俺達が聞いていた五傑とは違い、別の者だ
【新英雄五傑誕生、その強さは以前を超える程】
黒豹騎士ロイヤルフラッシュ
鬼のワルド
桃源魔法ロットスター
閻魔騎士ブリーナク
風花水月ミランダ
俺達はその張り紙の元に歩いてよく見つめた
本当に国がこれを公開したのなら、意味は何だ?何を目的に公表したのか
これはわからない
今の俺達にはまだ関係は無いとは思えるが気になるな
リリディ
『遠回しにこれは以前の英雄五傑はいない事を口にしていると捉えていいんですかね』
ティアマト
『クローディアさんが言ってただろう、最初の英雄五傑は聖騎士長ロイヤルフラッシュしかいねぇって』
リュウグウ
『まさか牽制目的か?以前からガンテア共和国との国境沿いにあるエルベルト山を領土にしようとマグナ国は考えていることは知っている、10年前の敗戦をしてもまた攻める気なのか』
ティア
『考え過ぎだよ、そんな簡単に戦争なんて…』
ジェスタード
『マグナ国はしますよ』
ジェスタードさんは低い声でそう告げた
なにやらいつもよりどんよりした口調であり、俺はずっと張り紙を見つける彼に視線を向けると、彼は口を開いた
ジェスタード
『エルベルト山には貴重なスキルを持つ龍が住み着いていると言われていますから、それ欲しさに戦争を仕掛けるなんて軽くして退けます、ガンテア共和国は山を守っている…そしてそこに隠される宝の情報も』
アカツキ
『ジェスタードさん?』
ジェスタード
『ガンテア共和国のアクション待ちでしょうねこれは、そう思うのデス』
リュウグウ
『どういう事だ』
ジェスタード
『君達には関係は無い、終わった話らしいデスからね…吾輩はこれにて失礼いたします。恩人方よ、良い旅が出来る事を祈りますヨ』
アカツキ
『またどこかで会いましょうジェスタードさん』
ジェスタード
『そうデスね。それにしても…』
彼は頭を垂らし、悲しそうな様子を見せながらトボトボと歩き出すと、俺達の前を通りながら独り言を囁いた
『堕ちましたね…これでいいのかもしれまセン』
俺達から去るジェスタードさんの背中は、少し小さく見えた
こうして仲間達と共に宿を探しながら街中を歩く
景色はミヤビと変わらない素晴らしい和の国であり、全てが新鮮に思える
リュウグウは珍しくニコニコしながら周りを見渡し、ティアと共に歩いていた
馬のブルドンだがこいつは利口だ、手綱はティアが握っているが歩く速さを合わせて歩いてくれている
ティアマト
『エドに入って驚いたけどよ、凄い街並みだな』
リリディ
『変わった文明国ですからね、僕も驚きですよ』
ティアマト
『だな、先ずは宿を探そうぜ』
アカツキ
『そうだな』
俺は中心街に向かうようにして仲間達と歩く
数十分後、適度な宿屋を見つけた俺達は隣の馬小屋にブルドンを銀貨2枚で預けてから宿屋に入り、素早くチェックインした。
ここは安い、シングルは銀貨3枚だ
オプションで夜食と朝食をつければ銀貨4枚だが、勿論それをつけたよ
全員が2階の部屋、フロント横の階段を進んでそれぞれの部屋に向かう
予想通り部屋の中は和室、4畳ほどだが寝れればそれでいいさ
あるのは布団、ちゃぶ台、座椅子、2段の小さな本棚くらいだ
『よっと』
俺は座椅子に座ってブルドンの乗せていた荷物をちゃぶ台に乗せた
小さなリュックだが魔物の魔石やランタンが入っている
《ふぅ》
『今日はすまないな』
《まぁ都合よくいかねぇさ、グリ…いや、ジェスタードは俺の声が聞こえるからバレる危険がある、今日は魔物を食いたかったが明日にする》
『何故あいつを知ってるんだ』
《秘密だ…。明日から眼鏡小僧の為に森だろ?あいつの欲しいスキルを持つ魔物は開闢使わなくても良いのはわかるな?》
『倒し方でドロップするからな…』
《それなら俺のスキルはお前が使え、斬撃強化を3にしろ、そうすれば魔物ランクCは連携で容易く倒せる》
『ならそうする』
《俺は寝る、何かあれば知らせるさ》
彼はその後静かになる
それと同時に、ドアをノックされたので座椅子から立ち上がり、ドアのカギを開ける
まぁノックの音がデカかったし誰かはわかってたよ
ティアマト
『よぉ。歩いて5分の場所にギルドだってよ』
ティアマトは不気味な笑みを浮かべて口を開いた
わかる、わかるぞ…お前の狙いが
行きたいんだろ
俺は苦笑いを顔に浮かべてから、ティアマトの願いを叶える事にした
アカツキ
『みんなで向かうか』
こうして俺はティアマトと共に仲間を集め、ムロマチの街のギルドに足を運んだ
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