第10集

【91】

「人生が旅ならば、旅の終わりが死である。


たぶんですが、結構有名な人の言葉だと思います。

正直、誰の言葉でも良いと思いますが。

人生を旅に例える人は多いです。



【92】

「本当に親しい人と一緒に旅をしてはならない。」


旅シリーズ。

これも有名な人の言葉だと思います。

例によって誰の言葉かはわからないですし、でも良いと思いますけど。

そもそも、言葉に誰の言葉とかないです。

言葉はみんなのもの。

それを独り占めするべきではない。

ちなみに、この言葉に関して、自分はいくつかの解釈があります。

受け手によっても意味が変わる、それが言葉だと思います。



【93】

「花は人間のために咲いているわけではない。」


人ってものはどこまでも強欲で、愚かな存在です。

道端に咲く花でさえ、支配できると思っています。

花が咲くのは花が咲くからであり、人の意思や行いによるものではありません。

咲かせる手助けはできますが。



【94】

「言葉はいらない。」


時と場合によりますが、こと芸術に関してはこの言葉が当てはまると思います。

下手に飾り立てるよりも感じるままに感じることが一番です。



【95】

「賞なんてものは結局、ショウである。」


全てとは言いませんが、昨今の賞はこの言葉の通りです。

裏を知ることでつまらなくなること、それは賞レースがショウレースであることもその一つです。

様々な要因が交わり、賞はショウとなる。

それで満足している人々はそれで良いと思いますが、真実はそこにはないこと、それだけは知って欲しいですね。



【96】

「国は国民の母ではない。」


日本このくにはそれを忘れてしまってはいませんかね?

甘え過ぎてはいませんかね?

本当に国を母とするならば、政治家は父として威厳を示すべきだと思いますが、政治家の存在していない政治屋ばかりの日本このくには、政治屋も母に甘える甘えん坊だらけの国ですね。

もう少し頑張ってほしいです。



【97】

「人間は皆、自分という乗り物に乗って生きている。」


自分を乗りこなすことすら出来ない人が多すぎると思いますね。

ただ、未熟であるということは、成長することが出来るということ、成長を諦めて、自分は~~だから、と諦める人が一番の未熟者だと思います。

折り合いをつけるのは大切ですが、諦めることとは違います。

自分は~~だ。

自分は~~でも良い。

そんな人は自分を蔑み、傷を舐め、自分を慰めたいだけです。

もっと自分を信じてみませんか?

他人が信じなくても自分だけは自分を信じてあげませんか?



【98】

「人が人を殺すことに理由なんかない。」


この言葉には続きというか捕捉する言葉があります。

「人が人を殺すことに理由なんかない。あんた、道を歩くときに蟻を踏み潰さないように気を使うか?使わないだろ?そういうことだよ。下手に理由を付けて殺人を正当化するやつがおかしいんだ。」

最初の一文は理由もなく殺す、という残酷な言葉に聞こえますが、捕捉を加えると、人が人を殺すことに対しての憤りを感じます。

どんな理由があれど、人を殺すことに理由なんかあってはならないです。

しかし、個人的には例外はあると思います。

例えば、目の前で子供を虐殺している奴がいたとしたら…恐らく私は刺し違えてでもそいつを止めるでしょう。

結果、殺してしまうかもしれません。

それは理由なき殺戮とは違うと思いますが、結果として殺したならば私は、殺したことに理由はない、と答えます。



【99】

「諦めることを諦める!」


いい言葉です。

場合によっては単なる愚か者の言葉ですが、この言葉を真っ直ぐに言えるということはきっと大志を抱いて実行するだけの気概を持つ人だと思います。

本当の愚か者は端から諦め、夢を語ることすら出来ませんから。



【100】

「100歳になってもみんなが笑って暮らせる世の中が作りたい。」


理想です。

夢です。

綺麗事です。

でも、それらの何が悪いのでしょう?

綺麗事も言えない奴等は何も変えようとしない傍観者です。

場合によっては傍観者は罪だと思います。

理由なき傍観と理由ある傍観は別です。

せめて納得出来るほどの理由がある傍観者になりましょう。

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