第2集
【11】
「我々は代表11人対代表11人だけで戦っているわけではなく、控えの選手や監督やコーチやスタッフ、選ばれなかった選手も含めて全員の代表として戦っている。」
これはサッカーの言葉です。
国の代表であれど、学校の代表であれど、サッカーの試合で同時にピッチに立っているのは互いのチームそれぞれ11人ずつ。
しかし、その裏で多くの人が関わっていて、さらに関わることすら出来なかった人も多くいる。
そんな多くの人々がいる中での11人ということを背負う言葉ですね。
【12】
「殴られもせずに大人になったものがどこにいる!!」
これは有名なアニメのキャラクターの言葉であり、戦争に身を置く若き軍人の青年が、戦争に巻き込まれるかたちで才能を開花させた民間人の少年に対して、叱責し奮起させるために殴った後に放った言葉です。
今は時勢柄「殴られもせずに大人になる」人が多いので、今風に変えると「叱られもせずに大人になったものがどこにいる!!」という感じでしょうか?
ちなみに、自分はこのアニメを観たことがありません。
【13】
「君の瞳に乾杯」
こちらは有名な映画の日本語訳で使われた台詞です。
原文は「Here’s looking at you, kid.」なのですが、これを上記のように訳した翻訳者のセンスを感じます。
所謂キザな台詞の模範解答はこれではないでしょうか?
【14】
「人は皆、一歩ずつしか進めない。」
現代に乗り物は色々ありますが、ヒトという生物としては歩くことで進むことができる。
歩幅や速さは人それぞれだけど、誰もが同時に二歩進むことは出来ず、一歩ずつ進むものです。
大きな一歩も小さな一歩も、どちらも変わらず一歩ずつしか進めない。
焦らずに自分自身のペースで一歩ずつ進んで行きましょう。
【15】
「そう、あんたのにくだよ…」
これを漢字で書くと「あんたの肉だよ」となります。
あるゲームの主人公に犬がテレパシーで語りかけてきたときに言い放ったブラックジョークです。
人間は古くから他の生物を食物として食い続けてきたことに対して、皮肉を込めた犬のブラックジョークなのかも知れません。
【16】
「最初は世界を変えようと頑張った。でもそれは難しかった。…だから私は自分を変えようとした。それは世界を変えるよりもはるかに簡単だった。」
それが良いか悪いかは別として、世界という他人を変えるよりも、自らを変えるほうが容易であり、現実的である。
それを妥協とするか、成長とするかはその人次第です。
個人的に、自分は世界を変えたいけど、今の自分にはその力はないので、自分も世界も変えずにいます。
【17】
「強い者なんかいない…いるのは強くあろうとする者だけ。」
強さというのは曖昧で、時には権力があり無慈悲な人が強いのかも知れない。時には優しく慈悲深い人が強いのかも知れない。
強いか弱いかなんて、その時その時によって変化するモノだけど、人は誰もが強いわけではなく、ましてや弱いわけでもない。
誰もが強くもなく弱くもない中で、強くあろうとする者だけが強くなれる。
強いことに意味はなく、強くあろうとすることに意味がある。
人よ、強くあれ。
【18】
「私は断食が出来る。」
真偽はともかく、シッダールタ(=釈迦)が悟りを開く前の放浪者時代に言ったとされる言葉で、「あなたはなにが出来る?」と訪ねられたときにこう言ったらしいです。
これが自慢(自己アピール)になるのかならないのか、それは時代も違うし自分は宗教家でもないから全くわからないです。
ですが、自分自身が出来ることを断言するということは大切だと思います。
【19】
「人が人を笑い物にする、そんなことがあってはならない。」
笑わせることと笑われること、笑い物にされることは全く違う。
笑い物にするということは、人が人を見下していると言うことであり、人としてあってはならないこと。
現代のテレビ番組のドッキリ企画などはやらせ(演出)なので構わないが、ドキュメンタリーなどで所謂「オタク」や「マニア」と呼ばれる人達を取材し、それを芸能人がああだこうだと笑い物にするのは許されないこと。
そう言った人を個人的に好きか嫌いか(許容出来るか)は個人の自由だが、それを越えてはならない。
彼らは悪いことをしていなければ笑われるようなこともしていない、好きなことをとことん追求していると言う意味ではアスリートと変わらないのに、それを異常だの変人だのと揶揄する、それらの人々のほうがよほど異常だと思います。
【20】
「世界の半分をくれてやる。」
世界の半分をくれてやる、という時点で確実に上から目線での言葉ですね(笑)
恐らく、端から半分を渡すつもりはないでしょう。
良くても10分の1程度。
甘い言葉で人を惑わすのは悪党がよくやる手口なので要注意です。
ねずみ講とかね。
ちなみに竜王(将棋は関係ない)の言葉です。
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