第12話 ルピナス いつも幸せ

 同じクラスの木島さんは月曜日になるといつも落ち込んでいた。私も学校が始まるとテンションが下がってしまうけど、友達に会えるのは嬉しいからそこまで落ち込んだりはしていない。勉強は苦手だけど学校は楽しいし、運動はちょっと苦手だけど体を動かすことは好きだ。

 同じクラスの木島さんは勉強も出来るし運動も得意なのに、友達は少ないように見えた。もしかしたら学校の外に友達がたくさんいるのかもしれないけど、教室で誰かと楽しそうにお話ししているところを見たことが無かった。


「ねえ、よっちゃんは木島さんと仲良い人知ってる?」

「木島さんかぁ。私は誰かと一緒にいるとこ見た事無いけど、どうして?」

「あのね、木島さんって月曜日になるといつも元気ないなって思ってたんだよね」

「へえ、全然気づかなかったけど、香奈ちゃんって困ってる人を見つけるの上手いから木島さんも何か困ってるのかもね」

「でもさ、困ってなかったら失礼な人になっちゃうよね」

「香奈ちゃんは意外と失礼なとこあるから今更じゃない?」

「よっちゃんのその言い方は失礼だと思うよ」


 あんまり話した事のない同級生から「元気ないけどどうしたの?」って話しかけられても困るよね。でも、ここ最近気になって仕方ないんだよね。木島さんは切れ長の目ですらっとした美人だからそう見えるだけかもしれないし、落ち込んでなかったら暗く見えるって言ってるようなものだもんね。

 気にしてたら木島さんの事がもっと知りたくなっちゃうよね。授業が終わったら思い切って話しかけてみようかな。それとも、お昼休みに話しかけてみた方がいいのかな。私の方が気にしてるような気がしてきたよ。


 午前中の授業は全然頭に入らなかったけれど、これはいつもの事だからそんなに気にしてないよ。本当だったらもう少し集中出来ていたかもしれないけど、今日は木島さんの事が気になってるからしょうがないよね。って、教科書とか片付けてたら木島さんがいなくなってたよ。よっちゃんに聞いても見てないっていうし、そんなに気にしない方が良いのかな。


「どうしたの?」

「なんか、香奈ちゃんが木島さんの事気になるんだって」

「へえ、木島さんって美人だからそっちの趣味に目覚めるのもわかる気がするわ。あの切れ長な目で罵られたらたまらなそうね」

「みっちゃんってそういう趣味あったの?」

「いやいや、私の趣味じゃなくて一般論よ。世間一般ではそうだと思うの」

「そんな事無いでしょ。そんなに気になるなら探しに行く?」

「うーん、今は皆でお昼食べようよ。考え事してたらお腹空いちゃった」

「ホント香奈って食欲優先だよね。この前皆で焼き肉行った時の食べっぷりで恵一君も引いてたよ」

「私そんなに食べてたかな?」

「相撲取りくらい食べてたわよ。いきなりご飯で富士山作ってたじゃない。私達三人分より多かったって」

「香奈ちゃんってたくさん食べてるのに太らないよね。裏でなんか努力してるでしょ?」

「努力なんてしてないけど、私の家族って小さい子が多いからずっと走り回ってるんだよね。家に居たら落ち着いて何かするのって寝てる時だけだもん」

「兄弟多いと大変なんだね。うちの弟は話しかけても無視してくるんだよ」

「よっちゃんの弟って小学生の時は可愛かったのに、クールなキャラに変えたんだね」

「香奈ちゃん、その言い方は良くないぞ」

「あ、私のお兄ちゃんもそんな時あったよ。年が離れてるから私にはそんなんでも無かったけど、お母さんには冷たい感じだった」

「みっちゃんのお兄ちゃんってあんまり見たことないかも」

「私が中学生の時には一人暮らしいしてたからね。たまに遊びに行くけど、趣味の部屋って感じで羨ましいわ」

「って、香奈ちゃんお弁当食べ終わったのに菓子パン食べてるの?」

「デザートは必要でしょ」

「菓子パンはデザートじゃないよ。ホント、それだけ食べても太らないのは羨ましいを通り越して引くわ」

「もう、お腹空いたら死んじゃうんだから仕方ないでしょ」


 昼休みが終わって私は自分の席についていたけれど、木島さんは先生が来てから少し遅れて教室に戻ってきた。少しだけ体調が悪かったので保健室にいたようだけれど、早退するほどでもないらしい。あんな感じじゃ放課後に話しかけるのも無理っぽいね。


 今日もみっちゃんは部活だし、よっちゃんはサッカー部の練習を見に行くと張り切っていたので、私は一人で帰る事になっていた。まっすぐ家に帰ってもいいのだけれど、何となくどこかに寄るのもいいのではと思っていると、職員室の方からやってくる木島さんの姿を見かけた。


「体調悪そうだけど大丈夫?」


 私は自然に話しかけていた。木島さんは少し辛そうに見えたけど笑顔で答えてくれた。


「心配してくれてありがとう。でも、ちょっと疲れが溜まっていたみたいなんだけど、それだけ何で大丈夫よ」

「そっか、休み明けって疲れること多いよね。私は小さい兄弟が多いから休みの日は寝てる時以外動き回ってるもん。たまにはゆっくりしてみたいんだけど、元気な家族がいるからそうもいかないし、ご飯の時だって喧嘩みたいにして取り合っちゃうんだよね。大家族なんで盛り付けが大変だからって大皿で奪い合いだもん。お風呂だって一人で入ってても弟か妹が入ってくるから大変なんだよね。って、私の話しちゃってごめん」

「良いのよ。島田さんがいつも元気な理由がわかった気がするわ。私は一人っ子だからそういう経験が無くて羨ましいかも」

「私は小さい時から家族多かったんだけど、一人っ子だったら木島さんみたいに美人になってたのかな?」

「私が美人かはわからないけど、島田さんは何となく変わらなそうな気がするな。大人しい島田さんは想像できないもの」

「ああ、それってよっちゃんにも言われたことあるかも。そうだ、木島さんの家ってどのへんなの?」

「私の家はスーパーの近くだけど、島田さんは?」

「私も近くだよ。もしかして、同じ中学だった?」

「私は附属だったから違うかも」

「ああ、私は公立だから違うね。同じ中学だったらもっと前から話しできたかもね。私、木島さんとお話してみたかったんだよね」

「私も島田さんとお話してみたかったよ」

「やったー! じゃあさ、一緒に帰ろうよ」

「ええ、一緒に帰りましょ」


 私と木島さんは意外と共通点が多く、好きな食べ物も好きなマンガも一緒だった。そして、好きな俳優も一緒だった。


「話してみないとわからない事ってあるんだね。木島さんってどんな人かなって思ってたけど、私と似てる部分が多くて嬉しかったな。これからもお話ししてもらえるかな?」

「ええ、こちらこそお願いしたいわ。そうだ、島田さんはお花好きかしら?」

「お花かぁ。あんまりちゃんと見た事無いけど好きだと思うよ。綺麗だなって思うもん」

「それだったら、一緒にお花育ててみない?」

「私でも出来るかな?」

「大丈夫、お水あげて待ってるだけで良いみたいだからね」

「それなら出来るかも。家の庭でお母さんが育ててるからそこに並べてもらえると思うし」

「じゃあ、これから一緒に土を貰いに行きましょうよ」

「土?」

「その土を使うとその人にあった花が咲くっていう魔法みたいな土をくれる先輩がいるのよ」

「あ、みっちゃんたちがそんな話をしてるの聞いたことあるかも。この辺の話だったんだね」

「うん、ここから歩いてちょっとだよ」


 木島さんは電話を取り出して誰かと話をしているみたいだった。話が終わると私の手を引いて少しだけ小走りになっていた。木島さんも嬉しい時はテンションが上がるのだと思うとなんだか嬉しくなってしまった。

 目的の家に着くと違う高校の制服を着ている人達がいた。私も木島さんに続いてあいさつをすると、お茶をいただきながら花の育て方を聞いた。私は忘れそうなのでメモを取っていたけれど、そんなに真剣に聞いてくれる人は初めてだと笑われた。でも、その真剣な気持ちが嬉しいからと言ってお饅頭ももらえた。お饅頭は甘くておいしかった。


「先輩達良い人だったね。お饅頭も美味しかったし」

「ホントだよね。私までご馳走になったもん」

「種も何もないのに本当に生えるのかな?」

「それは大丈夫だよ。私も毎週貰ってるけど、遅くても金曜日にははえてるからね」

「じゃあ、わからないことがあったら木島さんに聞いたらいいね」

「うん、その時は教えるね」

「多分、すぐに頼っちゃうと思うんでお願いします。あとね、お花が咲いたら教えるね」

「島田さんの育てる花がどんな花か楽しみに待ってるね」


 私達は家の近くまで戻ると、そのまま交差点で別れた。家に帰ってから連絡先を交換していないことに気付いたけれど、明日学校で聞けばいいかと思ってそのまま植木鉢に土を入れた。

 やり方がわからなかったからお母さんに教えてもらいながらだったけれど、何とか綺麗に整えることが出来た。弟たちは花をいじるとお母さんが凄く怖くなるのでイタズラはされないだろう。今日から毎日世話を頑張ろう。


 次の日、学校であった木島さんは昨日よりは元気そうだった。挨拶も出来たし、連絡先も交換できたし、植木鉢の事も報告できた。家族が多くてもお花をいたずらされる心配はないという事を伝えると、木島さんは嬉しそうに微笑んでくれた。お昼を一緒に食べようと誘ってみたけれど、それは断られてしまった。木島さんは申し訳なさそうに何度も謝ってくれたけれど、謝らせてしまったことが申し訳なく思ってしまい私も何度も謝った。


 家に帰ってみると、お母さんが私の手を引いて庭まで連れていかれた。


「洗濯物を干そうと思ってみてみたら、もう芽が出てたんだけどさ、今見たら成長してるよ。この感じだと少し大きくなりそうだし、下の段と場所を変えようか」


 お母さんが育てている花よりも成長が早いみたいで、どの花よりも大きく成長していた。先輩方が言っていたのも本当だったみたいだし、木島さんの言うように金曜になる前に花が咲きそうだ。すぐに木島さんに連絡をしてみると、電話越しでも木島さんが喜んでくれているのがわかった。


「私もこの土を貰いに行こうかな。花壇に撒いたら凄い事になりそうだね」

「花壇に撒くのはダメみたいだよ」

「なんでさ?」

「忘れたけど、ダメみたい」


 翌朝、植木鉢の様子を見に庭に出てみると、遠くからでもわかるくらいに立派なつぼみが出来ていた。私はそれを写真に撮って木島さんに送ってみた。返事はすぐに返って来た。私みたいに元気そうな花だねと褒めてくれていた。


 その日は花が咲かなかったけれど、翌日には綺麗な花が咲いていた。たくさんの花が空に向かって咲いている姿が元気いっぱいで私も嬉しくなった。

 木島さんに連絡をして、放課後に花を見に来てもらう約束をしてしまった。約束をしてから気付いたけれど、部屋は散らかったままだし兄弟が多いから木島さんに迷惑なんじゃないかと思ったけど、誘ってしまったモノは仕方ない。


 今日も一緒にお昼を食べることは出来なかったけれど、放課後には一緒に家に行く事になった。よっちゃんも一緒だったけれど、木島さんの感じは変わらなかった。


「二人が仲良くなったのは意外だったけど、私も木島さんと話をしてみたかったんだよね」

「吉川さんもそう言ってくれるのね。嬉しいわ」

「みっちゃんも木島さんとお話ししたいんだと思うよ」

「そうなの?」

「うん、そうだよね?」

「みっちゃんも木島さんと仲良くなりたいと思うよ。よかったら一緒にお昼食べたりしようよ」

「ええ、お誘いは嬉しいのだけど、私って島田さんみたいにたくさん食べられないから見てても楽しくないかもしれないわよ」

「ご飯は見るものじゃなくて食べるものだよ。木島さんって意外と面白いんだね」



 家に着くと、いきなり庭に行くのも何なので部屋に一度お通しした。学校に行くときよりは綺麗に片付いていた。お母さんに感謝しておかなくちゃ。

 飲み物とお菓子を持って部屋に戻ると、弟たちが興味深そうに木島さんを見ていた。


「ねえ、よっちゃんの隣にいる美人の人って誰?」

「姉ちゃんの友達だよ」

「嘘だ、姉ちゃんの友達にあんな美人な女優みたいな人いるわけないじゃない」

「そうだそうだ、お姉ちゃんの友達が美人なわけないじゃない」


 弟たちが興奮して声を大きくしていると、よっちゃんが思いっきり襖を開けて仁王立ちしていた。


「なあ、香奈ちゃんの友達に美人がいるわけないってのは私達がブスだっていいたいのかな?」

「え、違うけど、違うけど、怒るのはブスだと思う」


 弟たちはよっちゃんの迫力に驚いて逃げてしまったけれど、よっちゃんが追いかけて来ないのを確認すると、隣の部屋からそっと覗いていた。


「ホント失礼な奴だな。でも、木島さんって美人だし子供ってそういうとこは素直だよね」

「よっちゃん、それって自分がブスだって言ってる事と変わらないよ」

「香奈ちゃんだって可愛いけど美人側じゃないからね」


 木島さんは気を悪くしていないかなと思っていたけれど、顔を真っ赤にして照れているようだった。


「どうしたの?」

「いや、男の子にあんなに褒められたこと無いから顔が熱くなっちゃった」

「大家族だとデリカシーとかなくなりがちだけど、香奈ちゃんの家族って皆嘘つかないから褒められたのは本当だと思うよ」

「よっちゃん、それも自分がブスだって認めてるよ」

「もう、そんな事はどうでもいいからお花を見に行こうよ。私は香奈ちゃんのイメージって向日葵とかタンポポだったんだけど、ぱっと見違ったよね」

「そうね、香奈のイメージだと向日葵とかタンポポっぽいけど花言葉で見るとそうでもないのよね。あら、あの子たちが言ってたみたいに本当に女優みたいなのね」

「もう、お母さんも勝手に入ってこないで」

「はいはい、次からは見られて困るものはちゃんと隠しておくのよ」


 見られて困るものなんてないと思うけど、お母さんは何か勘違いしているらしい。見られて困るものなんてなかったと思うけど、ないよね?


 皆で庭に出てお花を見る事にしたのだけれど、私の花だけ咲いているので誰も迷わずに花の前に行ってしまった。


「へえ、こんな感じの花ってたまに見るけど名前知らないかも」

「これはルピナスね。島田さんに相応しいと思うわ。元気いっぱいな島田さんっぽい。素敵ね」

「悪い花じゃなくてよかった。怖い花言葉だったら嫌だなって思ってたんだよね。復讐とか呪いとかだったら困るもんね」

「そんなのないでしょ」

「いや、意外とあるものなのよ。適当につけたんじゃないかってのもあるけどね」

「ちなみに、これって香奈ちゃんに合ってる花言葉なのかな?」

「えっと、ちょっと調べてみてもいいかしら?」

「お願いします」


「あったわ、ルピナスの花言葉で一番しっくりくるのは『いつも幸せ』かな」

「ああ、わかる。香奈ちゃんはいつも幸せそうだし、一緒にいると私も幸せになる気がするよ」

「そうなのかな?」

「そうだって、香奈ちゃんみたいに周りを幸せにする人って貴重だよ。って、木島さんどうしたの?」

「ごめんなさい、私の咲いた花の花言葉と比べると涙が出ちゃった」

「ええ、そんなに酷い花ってあるの?」

「毎週のように土を貰って育ててるんだけど、毎回同じ花が咲いてしまって落ち込んでたんだけど、島田さんみたいに元気な花が咲くのも育てる人次第だなって思うとね。ごめんなさい」

「良いの良いの。で、どんな花なの?」

「クマガイソウって言うんだけど、花言葉が『見かけ倒し』なんです」

「ええ、それは合ってない花言葉だね」

「いや、そうでもないんです」


 木島さんは見た目もスラっとしていて目もきりっとした美人だ。勉強も運動も得意なのだけど、人との接し方がイマイチわからなくて距離感をうまく取れないらしい。その結果、見た目の影響もあっただろうけれど、冷たい人との印象を与えることが多かったみたいだ。実際に話してみると気さくな面もあるし、博識なので会話も面白い。リアクションだって可愛らしいのだけれど、どこか抜けたところも垣間見えた。面と向かって褒められることもあまりなかったので、どう対処していいのか迷っている姿が不機嫌ととられることもあったらしく、ある程度までは聞き流すようにしていた。それも冷たい人と思われる要因だったと思った。


「じゃあさ、あんまり人との関わり方がわからないんだったら、私達と友達になって遊んだりしようよ。そうすればきっと違う花も咲いていくよ」

「そうかな、私が一緒じゃ迷惑じゃないかな?」

「全然そんな事無いよ。私もみっちゃんもよっちゃんも木島さんと一緒に遊びたいって思ってるよ」

「大丈夫なのかな?」

「大丈夫、大丈夫。さっそく明日のお昼は一緒に食べようよ」


 木島さんと過ごしている時間は楽しく、みっちゃんもよっちゃんも楽しそうにしてくれていた。一緒にいる時間が長くなると、『見かけ倒し』という言葉の意味も何となく理解出来るようになっていた。

 少しずつではあるけれど、お互いの事を知り合っていって、気付いた時には木島さんに話しかける人も増えていた。今までは少し浮いていた存在だったけれど、今ではクラスの中心にいる時間もあるようだ。

 それでも、私達と一緒にお昼を食べて楽しそうにしてくれているのが嬉しかった。


「香奈ちゃんのお陰で私も幸せになれたかも。あの時話しかけてくれてありがとうね」

「それは佳奈ちゃんの努力の結果だよ」

「でも、香奈ちゃんがいたから私は楽しく過ごせてるよ」

「もう、私も佳奈ちゃんと一緒にいるの楽しいもん」


「香奈ちゃんと佳奈ちゃんっていい加減あだ名付けようよ」

「そうね。でも、香奈ちゃんは香奈ちゃんって感じだし、佳奈ちゃんも木島さんってより佳奈ちゃんって感じなのよね」

「ホント困っちゃうよな」


「そうだ、久しぶりに土を貰って育ててみたんだけど、今回は違う花が咲いたよ」


 佳奈ちゃんが見せてくれた写真には赤い綺麗な花が写っていた。その写真を見せてくれる佳奈ちゃんはとても嬉しそうにしていた。


「この花はゼラニウムって言うのよ。花言葉は教えてあげないけどね」

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