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お疲れ様です。
催眠的導入を持った本ですか。
不思議なのは、この手の本は大体書き込みや塗りつぶしがあるので、
古本市場に出ても低価値本として業者間の取引では買われないか、
束売りで投げ売りワゴン行きなのに
通常の棚に挿されていることがあるという点ですかね。
渇が何を指しているか判然としませんが、神経系に軽い打撃刺激を与えて
正気づかせる物かな。
色々やり方はありますが、打撃法であれば背中の2点。
頸椎C7と胸椎T1の間と胸椎T12と腰椎L1の間を軽く叩きます。
目が覚めますよ(笑
ちなみに時代劇などで見られる「活を入れる」というのは背活(肺活)といって
物理的に胸椎の上下の隙間を広げて横隔膜を上げ、胸郭を膨らませ、
強制的に肺に空気が入るようにします。
どちらも「物理的な刺激で」生体反応を引き出すことを狙っていますので、
不思議な術とか気という曖昧な物ではありません。
作者からの返信
@fts01様、いつもありがとうございます!
いやーこの手の、書き込みがある本の扱いについてはおっしゃる通りで、通常は棚に並べられることはないんですよね。
この辺どーしよーかなーって(汗
頭を悩ませた所ではありました。
最初、Amazonから購入したというのを考えたんですが、それだとそもそも買わないし、業者がヤられる恐れもあってですね。
不思議と紛れ込んでくる、という形にしました。
「喝」については、このご主人がある程度こうしたことに対処する経験があるというか、覚えがあるという設定です。
イメージとしては、光覇明宗のお坊様の感じです(笑
「うしおととら」の(笑
なので時代劇の「活」とは違うやつということで字も変えてみました。
ただ、活を入れる場所や機序まで、解剖や生理学的に説明されるとは驚きです。
さすが生業にしている方は違うなぁと思いました。
大変勉強になりました。
ありがとうございます。
最後まで読んだら、どうなっていたんだろう。気になるわ。
作者からの返信
母猫様、いつもありがとうございます!
いやぁ、怖いですよね。
たぶんとり込まれてたんじゃないですかね。
本自体に人を狂わす何かが仕込まれている上に、書き込みによってそれが強化されているという感じかな、と思ってます。
あとは、念ですね。
文脈や視野の端から、読者の無意識に訴えかける、罠のような怪異を思い、書いてみました。
楽しんでいただければ幸いです。
ありがとうございます。