第26話 部活動 (後編)-2

帰り道、今からでも戻ろうかと思ったけれど戻れなかった。

自分の好きな人が目の前にいて、同じ部活だなんてどんなに幸せなんだろか、

先輩は他にも部員がいるって言ったよな


幸せな部活動生活を想像していると家に着いた。


家につくと母が待っていた


おかえり


ただいま母さん


あっおかえりなさい、お母さん今からスーパーに買い物に行くから留守番よろしくね。


母が頼んできた


うん


断る理由はない。


そういえばもう入る部活は決まったの?


母は少し心配そうな顔で聞いてきた


まだだけど、面白そうな部活は見つかったよ、先輩たちも優しそうだったし


そう、良かった

母は安心したようだ


じゃあ行ってくるね


行ってらっしゃい


母はスーパーへ出かけた。


僕は部屋に戻ると先輩たちから貰ったプリントを見ていた。

あの部活に入れば彼女に近ずけるし、僕はどちらかと言うと運動ができない。

それなら僕にとってあの場所以外にないんじゃないだろうか?


僕の考えは直ぐにまとまった。

あの部活に入る。


早速僕は入部届けを書き始めた







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