17話 責任
彼と彼女は机を挟んで、座っている。
その両脇に2人の親がいる。
そして、先生が何人か囲んでいる。
親はヒートアップしてるのだろうか、2人とも先生の言う事を聞かずに怒鳴りあっている。
受験勉強で疲れていたので、良いストレス発散になりそうだと思い、鑑賞することにした。
親の喧嘩は15分もすれば落ち着いて来ていた。
怒るのには大量のエネルギーがいるらしいから仕方ない。
僕は残念そうにため息をついた。
その後、約2時間にわたって話し合いは続いた。
子供を降ろすのか、降ろさないのか。
その後のケアはどうするのか、
2人ともの推薦の取り消しの話等....
可哀想という気持ちと、嬉しい気持ちが交わって変な感じがする。
このモヤモヤはもう慣れた。
そろそろ話し合いが終わりそうだったので、
その場を立ち去った。
今年の冬は少し暖かくなりそうだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます