応援コメント

180●『2024能登半島地震』と二つの映画『日本沈没』(1973)(2006)。⑦それでも逃げない人々、問われる知事の郷土愛。」への応援コメント

  • 哀しいかな、日本は斜陽になっているんだなあと感じますね…人口の減少と、富の集中。そんな将来の不安からの囲い込みとサービスやおもてなしなんぞよりも効率化というドケチ化。

    どんどんサービスアップを目指していた時代を知っている身としては寂しく不安になりますね…

    作者からの返信

    お読み下さりありがとうございます。
    日本の斜陽化と行政サービスの低下、同感です。
    この度の地震では、避難所の準備があまりにもお粗末だったことが浮き彫りになっていますね。
    地震発生は夕方なので、自宅が潰れた人はすぐに指定避難所へ向かったことでしょう。(自宅が無事だった人は家に残ったはず。すぐ日が暮れますから)着の身着のままで戸外へ逃れた人たちは、ぐすぐずしていたら停電で真っ暗な真冬の夜に取り残されて、凍死の危険があります。
    しかし避難所の学校は無人で施錠されたまま。そこで窓ガラスを割って中に入ったとか。そしてコーラ等の自販機を破壊して飲料水を得たらしいと思われます。
    この自販機の壊し方がまるで強盗並みに乱暴だったらしく、画像を観て驚きましたが、もうすぐ日が暮れるというのに係員のいない避難所で、水の備蓄がどこにあるかわからず、あるいは備蓄そのものが乏しすぎたのか……そんな悲惨な状況で、誰もがパニクっていたことが想像されますね。
    その後すぐにトイレ問題が深刻化したことをみれば、簡易トイレの備蓄も少なすぎたのでしょう。
    で、何が言いたいかというと、どうやら、被災後の備えは、全然できていなかったんじゃないかということです。
    住民の自助は熱心に呼びかけて、公助はスッカラカン同然という現実が、そこに感じ取れます。
    一事が万事、この国は「肝心なことは何もしない」状態に陥ってはいないかと、ますます気にかかります。