応援コメント

53●『大YAMATO零号』(6)……原点回帰と、“献辞”の熱意」への応援コメント

  • 松本先生の描く世界は「男の痩せ我慢」の美学の世界だと思ってます。
    欲に惑わされない訳じゃないんです。そこでグッと痩せ我慢するからこそ、男の生きざまが輝くというような。
    どうでもいいですが、大山昇太のおかげでラーメンライスがごちそうに感じるようになってしまいましたし、下宿のバーサンのせいで縦横がわからないビフテキを食ってみたいと思うようになりました。

    作者からの返信

    お読み下さりありがとうございます!
    おっしゃる通りですね。
    男としての欲望は否定せず、それをやせ我慢する……のが
    松本先生の作品への正しい理解だと思います。
    私の原稿も、後日修正させていただきます。
    思えば21世紀にもなると、男の“痩せ我慢”の美学、
    とんと見られなくなったようで、少し寂しいです。
    ラーメンライスみたいに、チープだけどゴージャスに自己暗示する
    “食の美学”の楽しさは、私も松本作品に教えていただいたと思います。
    決して些細なことでなく、一生の食事観に影響する哲学かと。
    “痩せ我慢”とは無関係ですが、後年のジブリアニメの
    ラピュタの目玉焼きトーストとか、ポニョのハムラーメンの
    “美味そう感覚”にも、通じるものがあるかもしれませんね。