2022年12月31日 ダブルワーク
年末師走の1ヶ月の短期アルバイトで、ダブルワークを何とか終える。田舎のダブルワークは過酷です。山の丘の手前から海岸の手前迄の移動。睡眠時間は時間外がある程に削られる過酷さ。普通の日でも5時間あればも、移動中のバスの中ではほぼ睡眠取れませせんしね。とは言えひと段落はし、睡眠は徐々に普通に戻しています。あとの疲労は、やや関節に来るも、養生次第で何とかでしょう。
何よりは家庭の事情で金銭がどうしてもで、繁忙期の運送業に着きます。この手の仕事は2度目でしたけど、まあ例外なくしんどいです。零下の中で、商品搬送に仕分け。ある程度のコツを覚えていないと痛めて、半年間整形外科通いになるので、重労働の経験はどうしても必要です。当然事前訓練なんて無いので、この手の肉体労働は、初日で駄目なら逃げ出すのも大切です。
そして、ダブルワークの成果ですけど、二つ合わせても大卒の初任給に及びません。当然雇い主はコスト至上主義なので、社会保険にも入れません。
所謂呼ばれる底辺って、そうなのでしょうけど、ですけど。ここ迄働かないと、回らなくなってる社会って、今もですけど、今後どうなのは有ります。革新とか、改革とか、異次元とか言われますけど、肉体を奮う仕事って誰も着こうとしませんよね。この辺のケアを現在はっきりしないと、各種料金を果てしなく上積みしても、求人しっぱなしになって、日本のライフライン回らないですよ。きっと。
いやその前に、身体が千切れる程働いているのに、それが賃金に反映されていないのが、改めて不思議です。何処で、引き抜かれているのでしょうかね。会社の利益は勿論として、正社員の維持費、固定費の維持費、社会保障費、どれも致し方無いでしょうけど、書いていて不公平がふつっと来ます。まず地域差関係無く賃金に反映させてくれです。
そう言えば。これ迄の折々で、配送費はいくらでも削減出来る、コストの温床だと言っていた有名社長さん、ここに来てこれかよのダメージです。職業の貴賎何とかならないものですか。今もそう言う意識あるから、不可思議な構造欠陥が露見しつつあるのですよね。本当の意味で、東京は別の国に見えます。このニュアンス、地方に住んでみないと分からない事でしょう。
そう。コロナ禍から始まって、ウクライナ紛争を経過して、物価はなだらかなカーブで上昇しています。値上げは落ち着いた。そこは大甘です。物価は毎月小刻みに上がっていますので、もう慣れの中で、こんなものかと錯覚しています。大凡は、海外での入札競争に燃料費に人件費。人件費…は人手が足りないから上昇して行くのであって。
元を辿れば、景気のテコ入れとして、平成中期にコストカット邁進より、イノベーションに投資すべきだったのでしょうね。中国のバブルは、無地の所にデジタル資源投入出来たからでもあって。そうですね。岸田総理の言う異次元とは、こう言う事を指すのですが、言ってる本人が何が異次元なのか、まるで分かっていません。同じく周りのシンクタンクもまるで分かって無いでしょう。日本国の現在は観光立国なのですよなんて、それはレトロ感あるから日本国に来るのであってです。そもそも観光業に人材投入出来る程、ライフラライン業にロジスティック業は人材が足りません。
以上、現場からでした。
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